「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
速さとパワーのバランス
2015/8/8(土)
日曜新潟11R レパードS(G3)(ダート1800m)
◎本命馬 |
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⑨クロスクリーガー 牡3、栗東・庄野厩舎、岩田騎手 |
新潟のダートは、砂質が細かくて軽い。良馬場であっても、時計が出る軽い砂だ。まずはスピード。そして最後に踏ん張るパワーの下支えも必要だ。
本命とした⑨クロスクリーガー、とにかく前に行けて、道悪が得意なほどのスピード型というのは新潟への相性としてはピッタリだ。
さらに母がブライアンズタイム×ガルチという、王道のダート中距離配合。底力も満点とみる。
なお血統的には①ゴールデンバローズも適性の高いエーピーインディ系なのだが、この枠はやや割り引いて軸馬とはしない。
$お宝馬 |
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⑦ライドオンウインド |
前走は距離とナイターが響いた感。アグネスデジタル産駒は軽いダートでこそだし、切れのあるダート配合だ。在来ではないが50年近く続く牝系で、暑さにも強いはずだ。
相手上位はもちろん①ゴールデンバローズ、⑧カラパナビーチ、⑪ノボバカラ、⑫ダノンリバティ、④センチュリオン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。