- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
-
本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
-
本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
洋芝適性と完成度
2015/9/4(金)
土曜札幌11R 札幌2歳S(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
---|
⑩プロフェット 牡2、栗東・池江厩舎、ルメール騎手 |
おなじみの夏の北海道シリーズの掉尾を飾る重賞。今年はそれほど大物感を漂わせた馬が揃ったわけではないが、能力拮抗、粒の揃ったレースとなりそうだ。
洋芝適性、そしてパワーと持続力、さらに現時点での完成度がカギ。総合して最も惹かれるのは⑩プロフェットだ。
父ハービンジャーは、2歳戦から3歳早期にかけて産駒を次々と勝ちあがらせる仕上がり早種牡馬。しかも、洋芝得意のダンチヒ系であり、かつこの夏の札幌芝1800mも、単体種牡馬としてはキングカメハメハを上回る3勝で単独トップ。
牝系は近親にデニムアンドルビー、トゥザヴィクトリー、トゥザグローリー、トゥザワールドらがいる名門。仕上がりだけでなく成長力も秘めている一族だ。
$お宝馬 |
---|
⑬スパーキングジョイ |
現役時代は卓越した脚の持続力を見せたヴィクトワールピサ。まさしく、その父ネオユニヴァース譲りのものである。種牡馬としてのヴィクトワールピサも、この特性を伝えているように見受けられる。スパーキングジョイの初戦も、エンジンが掛かってからジワジワと伸び切った。母の父は問答無用のエルコンドルパサー。穴馬の資格ありだ。
相手は③アラバスター、⑧アフターダーク。以下⑤ラヴアンドポップ、⑪アドマイヤエイカン、⑥アラモアナワヒネ、⑫ペイシャフェリシタ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。