水上学の血統トレジャーハンティング

月曜中山11R セントライト記念(G2)(芝2200m)

◎本命馬
③ベルーフ
牡3、栗東・池江厩舎、川田騎手

菊花賞トライアルではあるが、この10年、新潟で行われた去年と、震災の影響で春のローテーションが狂った2011年以外は、夏競馬を使われて結果を出した馬が最低1頭は馬券になっている。しかも大半は複数頭入っている。つまり夏競馬の延長線上にあると考えた方が良いレースだ。

軸は前走小倉記念で勝ち馬と遜色ないパフォーマンスを見せた③ベルーフでいいだろう。本来はステイヤータイプ、また前走からの流れなら神戸新聞杯に行くのが普通だが、馬主サイドの振り分けでこちらへ回ったのだろう。ならばこの馬のミッションはここでも勝ち負けすることとみる。

前哨戦向きのハービンジャー産駒、かつ叔父にステイゴールド。コーナーの多い中山中距離には最適の配合だ。夏を境に力をつける牝系でもある。

$お宝馬
⑦ミュゼゴースト

過小評価されがちな馬だが、世代でも上位の力量があることは戦ってきた馬を物差しにすれば推察できる。バゴ×リアルシャダイ×マルゼンスキーという配合は、菊花賞で楽しみになるもの。陣営が太めと泣いているようだが、血統に注目すればならこの馬こそ本番へ出したい。野芝の向く古目の牝系でもある。

他の上位評価は⑫ブライトエンブレム④ミュゼエイリアン⑥サトノラーゼン
馬券対象に入れておきたいのは、他に⑮ブランドベルグ⑩タンタアレグリア⑤ロッカフェスタ⑧レッドライジェル