- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
-
お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
-
お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
イメージは夏競馬の延長
2015/9/20(日)
月曜中山11R セントライト記念(G2)(芝2200m)
◎本命馬 |
---|
③ベルーフ 牡3、栗東・池江厩舎、川田騎手 |
菊花賞トライアルではあるが、この10年、新潟で行われた去年と、震災の影響で春のローテーションが狂った2011年以外は、夏競馬を使われて結果を出した馬が最低1頭は馬券になっている。しかも大半は複数頭入っている。つまり夏競馬の延長線上にあると考えた方が良いレースだ。
軸は前走小倉記念で勝ち馬と遜色ないパフォーマンスを見せた③ベルーフでいいだろう。本来はステイヤータイプ、また前走からの流れなら神戸新聞杯に行くのが普通だが、馬主サイドの振り分けでこちらへ回ったのだろう。ならばこの馬のミッションはここでも勝ち負けすることとみる。
前哨戦向きのハービンジャー産駒、かつ叔父にステイゴールド。コーナーの多い中山中距離には最適の配合だ。夏を境に力をつける牝系でもある。
$お宝馬 |
---|
⑦ミュゼゴースト |
過小評価されがちな馬だが、世代でも上位の力量があることは戦ってきた馬を物差しにすれば推察できる。バゴ×リアルシャダイ×マルゼンスキーという配合は、菊花賞で楽しみになるもの。陣営が太めと泣いているようだが、血統に注目すればならこの馬こそ本番へ出したい。野芝の向く古目の牝系でもある。
他の上位評価は⑫ブライトエンブレム、④ミュゼエイリアン、⑥サトノラーゼン。
馬券対象に入れておきたいのは、他に⑮ブランドベルグ、⑩タンタアレグリア、⑤ロッカフェスタ、⑧レッドライジェル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。