• アイルランドチャンピオンS
    (G1・芝2000m)
    9月14日 23:25発走 レパーズタウン競馬場

    レパーズタウン競馬場

    日本馬の評価

    5年ぶりに日本から参戦となる。前走の日本ダービーはダノンデサイルの3着に食い下がった。春の東京の硬い馬場にも対応しているように、血統以上に硬い馬場、高速決着に対する適性がある。ただし今回はハードなレバーズタウンの10ハロンで、しかも休み明け。斤量面での優遇はあるとはいえそこまで評価は高くない。

    外国馬の評価

    エコノミクス
    キャリア4戦と経験値は低いものの、現在3連勝中と波に乗る。前走ギヨームドルナーノ賞は相手関係こそそこまで強くなかったものの、勝ちタイム2.04.0はこのレースにしては優秀な部類。左回りの英ヨーク競馬場で行われたダービートライアルのダンテSを6馬身差で圧勝していて、この時2着だったエインシャントウィズダムはすでにG1を勝っていた。このメンバーでも十分通用する可能性はある。

    オーギュストロダン
    昨年のこのレースの覇者で、現在までにG1を6勝。欧州古馬の最上位とも言える存在だ。昨年のこのレースを勝っているように適性も十分。あえて言うとすれば昨年は58.5kgだったものの、4歳の今年は61kgを背負うことか。突然大敗する時がある馬で、ポイントはこの2点か。

    ロスアンゼルス
    先月行われたインターナショナルSを回避し、今週末の長距離戦・英セントレジャーに向かうとされていた本馬。急遽回避し10ハロン路線に矛先を向けてきた。レバーズタウンの10ハロンは愛ダービートライアルを完勝した舞台。好位を立ち回れるように競馬が上手い。急な出走でも評価は下げられない。

    ゴーストライター
    前走はヨークのインターナショナルS、2走前はサンダウンのエクリプスSと共に3着。コースを選ばない器用さがあり、なおかつ58.5kgで出走できるのも追い風となる。力勝負だと分が悪いものの、相手で押さえたい1頭だ。