
競馬YouTuberとして一躍名を挙げ、各媒体に引っ張りだこの佐藤ワタルが、地方&海外レースを展望。若くして人並み外れた知識量、分析力を披露する。
【ケンタッキーダービー】前走の末脚に惚れた!歴史を覆せる可能性のある1頭
2026/5/2(土)
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ケンタッキーダービー(G1・ダ2000m)日本時間5月3日 7:57発走
チャーチルダウンズ競馬場
日本馬の評価ここまで3戦3勝とまだ底を見せていない。前走の伏竜Sも着差以上に力の差を感じる内容だった。ただここまで若干楽な形での勝利。厳しい展開に慣れていない分、戸惑ってしまう可能性も高いと見ている。ケンタッキーダービーのスタートから1コーナーまではかなりの激戦になりやすいだけに、経験値の浅さが出る可能性も。
UAEダービーを勝って勢いに乗りアメリカに乗り込む。その前走は長く脚を使って粘り切る好内容。3走前のポインセチアS、4走前のもちの木賞の2着時も歯応えあるメンバーだった。ハイペースをうまく追走できれば掲示板に載れていい。
外国馬の評価◎レネゲイド前走のアーカンソーダービーを4馬身差で圧勝してケンタッキーダービーに臨む。直線で外に膨れかけながら、追い出されてから体勢が低くなりグっと伸びた姿は魅力十分。2走前に完封したザプーマがフロリダダービーで接戦の末2着だっただけに、力量比較上も上位。
ケンタッキーダービーの最内枠は不利になることも多く、決して有利な条件とは言えないものの、名手・I.オルティスJr騎手悲願のケンタッキーダービー制覇を見たい。
○コマンドメントケンタッキーダービーは他のトライアル格のレースより頭数が多い分、ペースがより流れるケースが多い。アメリカ競馬はテンから流れやすいだけに、追い込みもハマりやすい。
フロリダダービーを後方から差し切ったコマンドメントは展開利がありそう。頭数が増えてハイペースとなるのは歓迎。イントゥミスチーフ産駒はケンタッキーダービーと相性が良く、同じ父を持つレネゲイドとのワンツーまで視野に入れたい。
▲チーフワラビーフロリダダービーではコマンドメントなどに交わされ3着に敗れたものの、2着だったザプーマはデビュー戦で倒していて、勝ったコマンドメントとも2走前に大接戦を演じているように、決して力の差があるわけではない。少しズブさを感じさせる前走内容だっただけに、距離延長もプラスに働く可能性も。
☆エマージングマーケットここまで2戦2勝とまだ底を見せていない。初戦とは全く相手関係が異なるルイジアナダービーを勝ったように、もしかするともっと走る可能性がある一頭。父キャンディライドは底力豊富な馬で、母父エンパイアメーカーからも2000mは歓迎。距離延長を味方に一発狙い。
△ソーハッピーサンタアニタトロフィーを快勝しこの舞台に挑む。前走は外目から進出して完勝と言える内容でも、20頭立てになる今回、前走同様のレースができるとは限らない。2走前のサンフェリペSであっさり負けてしまっているところもマイナスポイントの一つ。
△ファーザーアドゥブルーグラスSで2着に11馬身差をつけて圧勝し、勢いに乗ってこの舞台に挑む。ただ2走前のタンパベイダービーでフロリダダービー2着となるザプーマに封じられており、相手関係的に疑問が残るところ。ハマった時は圧勝するタイプか。この手の馬は波があるだけに相手候補にとどめたい。
プロフィール

佐藤ワタル - Wataru Sato
1990年山形県生まれ。アグネスフライトの日本ダービーを偶然テレビで観戦して以降、中学生、高校生、大学生と勉学に勤しむ時期を全て競馬に費やした競馬ライター。『365日競馬する』を目標に中央、地方、海外競馬の研究を重ねている。ジャンルを問わない知識は、一部関係者に『コンビニ』とまで評されている。早稲田大学競馬サークル『お馬の会』会長時代に学生競馬団体『うまカレ』を立ち上げたり、北海道の牧場などに足繁く通うなど、若手らしい行動力を武器に、今日も競馬を様々な角度から楽しみ尽くしている。現在はサラブレ、一口クラブ会報などでも執筆中。血統派で大の阪神ファン。甘党でもある。
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