3日間開催はランプロティタ(10人気2着)が最高着順。素直で一生懸命に走る馬で、競馬に行っても調教どおりに頑張ってくれました。緩さが残っているため道中忙しい感じもありつつ、エンジンがかかってからはしっかり伸びてこれからが楽しみになる初戦でした。ミズノコキュウ(8人気3着)は2戦目で気持ちが乗って、思っていた以上の好スタート。中山コースに替わっても上手に競馬できており、相手関係の分の着順でこちらも次に繋がる内容でした。

この土曜は中山で2鞍に騎乗します。12Rのアドアステラは前走勝ち後も元気一杯で好調をキープできています。クラスが上がって追走面がどちらに出るかも、型はできているためこの馬のリズムに徹するだけ。かねてから相手なりに差せるので、少しでも展開が向けばチャンスはあると思っています。

日曜も中山で6鞍に騎乗します。オールカマーのソッサスブレイはここのところは体調面が素晴らしい。正直なところメンバーは強力ですが、前走のマイル重賞は忙しくて追走に一杯だったので、中山コースであれば2200ｍになるのはいいと思います。3Rのコスモライデンの初戦は反応しきれないままのゴールだったので、使った上積みに期待しています。真面目で一生懸命に走ってくれるので、状態と条件がかみ合えば前進できるはず。5R(2歳新馬)のフルーツパフェはゲート試験に乗せていただきました。その時は体力的に幼い面を感じたので、そこから乗り込んでどこまで上向いてくれたかに期待しています。10Rのバンブトンハートは少し間隔が空いたあたりがどうでしょうか。使いつつ上向くタイプでもあり、次走に繋がる内容を意識しつつ乗りたい。

3日間開催後の2場開催と初めて乗せていただく馬が多い関係で短いコラムになってしまいましたが、来週はまた従来くらいの頭数を話題にできるはず。2歳を中心に楽しみにしている馬がいるので、引き続き目を通していただければと思います。暦上では緊急事態宣言の出口も見え始めましたが、競馬サークルは気を緩めることなく万全の対策で開催に臨んでいきます。