
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
ダービーの夜に感極まりました
2026/6/4(木)
先週はフェスティヴハート(14人気3着)が最高着順。ゲート裏でメンコを外すなど工夫し、距離を延ばしてモマれず運ぶことができました。気難しいところはありますが、今回のように気分良く走らせられれば勝ち上がれるだけの馬です。

この土曜は東京で2鞍に騎乗します。7Rのマイネルシュラハトはやっとしっかりして調教の感じは悪くありません。3歳未勝利は後がない時期になってきたので、一発を狙う思い切った競馬を心掛けます。8Rのレイフロレットは追い切りや普段の調教に乗せていただきましたが、真面目で一生懸命なタイプ。以前の競馬を研究しつつ、東京コースで新味を出してあげたい。
日曜も東京で3Rのハタノグランクリュに騎乗します。調教の良さが競馬で活かせていない状況ですが元気一杯。距離を延ばして追走を楽にし、脚をタメればもっと走れるはずなので工夫して乗ってきます。

ダービーデイだった日曜は嵐のラストステージをライブ配信で観るために早々と帰宅。妻はファンクラブに入っており初日当選で札幌ドームに行ったのですが、最終日の東京ドームは家族で自宅観賞。自分もデビューの頃から応援してきたグループなので、それぞれ5人のスピーチを聞いて感極まるものがありました。
翌日月曜は天気も良かったので、台風が来る前にと、山梨県の甲州市へさくらんぼ狩りに行ってきました。6月1日からということで初日でしたが、農家の方から「台風が来たら全部裂けて落ちちゃうからたくさん食べて行ってください」という話。美味しかったです。実際に水曜の調教は身の危険を感じる雨風だったので、さくらんぼはどうなってしまったのでしょうか。折を見てまた足を運びたいと思います。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。



