
2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
感慨深い勝利!!
2025/5/23(金)
高田潤です!!
先週土曜日に行われましたジャンプ重賞、京都ハイジャンプ(J•G2)は、騎乗する重賞初挑戦のアンクルブラック号が頑張ってくれまして勝利することができました!!
アンクルブラック号は高橋亮厩舎の管理馬です。僕自身2022年の12月に高橋亮厩舎の馬で落馬負傷してしまい一年近く休養したのですが、手綱を握っていたのは僕であって、怪我をしたのは馬のせいでも誰の責任でもないのに、亮先生は「本当に申し訳ない、悪かったな…」と休養中もずっと定期的に連絡を下さって心配してくれました。
僕は「本当にそんなこと気にしないで下さい…また復帰したら騎乗させて下さい!!」とお願いしてまして、僕が復帰したときに亮先生が用意して下さった馬がアンクルブラックです。
アンクルも厩舎陣営も僕も、ここまで本当にみんな全力で一生懸命やってきました。全てが報われた感慨深い勝利となりました!!
騎手に怪我はつきものみたいなものなので怪我は仕方がないと思っています。それよりもその怪我とどう向き合うか、復帰後にどう頑張っていくかの方が大事だと考えていますので、こうして関係者の皆さまのお陰でまた活躍できていることを本当にありがたく思います。
ずっと心配して下さっていた亮先生とこうして再びタッグを組んで重賞を勝利することが出来て本当に嬉しいです(T_T)
亮先生、アンクルブラック、本当にありがとうございました!!
もちろん、ここがゴールではありませんので、頂点目指してこれからもコツコツと一生懸命やっていきたいと思います。
たくさんの応援、本当にありがとうございました!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。