【帝王賞】充実期のミッキーファイトが上半期の大一番へ挑む!

ようやくのG1戴冠を狙うミッキーファイト

ようやくのG1戴冠を狙うミッキーファイト


帝王賞
ミッキーファイト
田中博康調教師

——前走のアンタレスステークスを勝って重賞3勝目をあげました。レースを振り返ってください。

田中博調教師(以下、田):前走はクリストフ(ルメール騎手)がテン乗りでしたが、1、2コーナー辺りで少しエキサイトしたものの上手く対処してくれて、馬の力をフルに発揮してくれたかと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

田:レース後にノーザンファーム天栄へ放牧に出して、しっかり疲れを取ってから再度帰厩しました。

——この中間の調整テーマは。

田:この帝王賞を春の大目標と考えていたので、G1の舞台に見合うようなしっかりした仕上げをしようと思って取り組んできています。

——調整過程の手応えはいかがですか。

田:4歳のこの時期で充実期に入ってきていることもあって体の成長を感じますし、ベースを上げていけるようなイメージで調整できています。暑さを考慮しながら調整していますが、しっかりした動きができていますし、こちらが課した調教が身になっていると思います。

——大井では昨年ジャパンダートクラシック2着の実績があります。改めて大井2000という舞台適性への見通しは。

田:適性がなければあのときのような好走をしていないと思いますし、今回もしっかりこなしてくれると思います。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

田:今年の年始くらいから春の大目標として位置づけていた舞台ですし、何とかこの子にG1タイトルを取らせてあげたいという思いでやってきました。馬自身の成長期とも重なってちょうど良い一戦だと思いますし、結果を出したいです。