【菊花賞】距離対応は馬体がカギ!14頭の馬体診断を公開中!
2017/10/15(日)
アダムバローズ
(牡3、栗東・角田厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | チャチャリーノ |
母父 | Unbridled’s Song |
通算成績 | 9戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 498kg (最高:504kg) (最低:490kg) |
前走時馬体重 | 508kg |
POINT | ハーツクライ産駒らしい胴の長い体型で距離は持ちそう。元々胸前やトモの筋肉は立派に見せるタイプであったが、夏を越した秋初戦の神戸新聞杯が508キロと皐月賞から更に10キロ増やしてきたように、全体的に迫力が出てきた印象。背中と腹回りのラインが平行に近く、切れるタイプではないが持続力に長けた造り。豊富な筋肉量でスピードがあり楽に先行できるので、戦績は目立たないが警戒が必要な1頭。毛艶、馬体の張りも抜群。 |
アルアイン
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ドバイマジェスティ |
母父 | Essence of Dubai |
通算成績 | 7戦4勝 |
重賞勝利 |
17年皐月賞(G1) 17年毎日杯(G3) |
連対時平均馬体重 | 520kg (最高:526kg) (最低:518kg) |
前走時馬体重 | 526kg |
POINT | 繋ぎが長めで柔らかく、クッションが利く。蹄も厚さがあって多少の道悪も難なくこなせる。筋肉量、骨量の豊富なタイプで、胴が詰まって見えるように体型的にはマイルから2000mくらいがベストの印象。折り合いに不安の無い馬ではあるが、本質的に距離は長い。一度使われて腹回りはシャープになり、毛艶も光って体調は文句なし。持ち前の心肺能力と状態の良さでどこまで。 |
ウインガナドル
(牡3、美浦・上原厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | タイムフェアレディ |
母父 | メジロマックイーン |
通算成績 | 9戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 456kg (最高:462kg) (最低:452kg) |
前走時馬体重 | 458kg |
POINT | ステイゴールド産駒らしい小柄な牡馬。折りの深い飛節も父から遺伝したものだろう。筋肉隆々といったタイプではないが、まだ成長途上といった雰囲気のシルエット。フレームに対するトモの容量自体は大きいものの、緩さを感じる。胴が詰まり気味なので、距離も長い印象を受けた。ただ毛艶は整っており、状態はピカイチ。デキの良さで上位を狙う。 |
キセキ
(牡3、栗東・角居厩舎)
父 | ルーラーシップ |
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母 | ブリッツフィナーレ |
母父 | ディープインパクト |
通算成績 | 7戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 492kg (最高:498kg) (最低:486kg) |
前走時馬体重 | 486kg |
POINT | 非常にバランスの良い馬。トモの緩い馬の多いルーラーシップ産駒らしく、この馬もやや後躯を持て余しているところは見受けられるが、レースを使われる度にどんどん中身が詰まってきて、筋肉の質が良化しているのがわかる。素質の高さはこのメンバーの中でも1、2を争う。繋ぎは長めで角度が深く、フットワークも大きいので良馬場希望。薄っすら肋骨も浮いて万全の仕上がり。距離も守備範囲内ではないだろうか。 |
クリンチャー
(牡3、栗東・宮本厩舎)
父 | ディープスカイ |
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母 | ザフェイツ |
母父 | ブライアンズタイム |
通算成績 | 6戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 477kg (最高:478kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | 立派な腹袋は母父ブライアンズタイムから遺伝。骨量豊かでがっしりとした体つきをしており、蹄底も厚みがあって道悪馬場に強そうだ。心肺機能が高いので問題ないとは思うが、見た目はステイヤーというより、時計の掛かる中距離戦がベストの造り。セントライト記念を使われて腹回りはスッキリしてきた。毛艶も光って体調は良さそう。巻き返しに警戒。 |
サトノアーサー
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | キングスローズ |
母父 | Redoute’s Choice |
通算成績 | 6戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 469kg (最高:474kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | この世代でも1、2を争うくらい見栄えのする立ち姿。シルエットが非常に美しく、素質の高さが窺える。母父リダウツチョイスで体型的にはマイル~2000mくらいがベストではあるものの、今回は一度使ったことと、3000mの距離を意識してか、全体的にシャープな造り。馬体構造的には適した距離ではないものの、このレースに向けて仕上げてきたことがわかる。前走のレース内容を見ても、心肺機能はやはり高い。枠順と乗り方次第でチャンスも。 |
サトノクロニクル
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | トゥーピー |
母父 | Intikhab |
通算成績 | 7戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 453kg (最高:456kg) (最低:450kg) |
前走時馬体重 | 462kg |
POINT | ハーツクライ産駒らしい折りの深い飛節で、瞬発力で勝負するタイプの造り。ただ晩成傾向のある父の影響か、エンジンの掛かり自体は早いほうではない。筋肉量は勿論のこと、質感も素晴らしいものがあり、将来性は高い。腹回りがゴロッとして見えるため詰まって見えるが、シルエット、脚の使い方を見ると3000mはこなせても良い。一度使っての上積みも窺える。見限るのは早い。 |
ダンビュライト
(牡3、栗東・音無厩舎)
父 | ルーラーシップ |
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母 | タンザナイト |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 8戦1勝 |
連対時平均馬体重 | 464kg (最高:464kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | 2歳~明け3歳くらいまでは細く見えるくらいシャープな造りだったが、皐月賞の後くらいから芯が入ってきたのか、全体的にボリュームアップ。重たい産駒が多いルーラーシップだが、この馬に関しては素軽く見せており、脚もスラッとして長い。距離は持つのではないだろうか。神戸新聞杯前は若干、トモの張りに物足りなさを感じたが、一度使って型通り良化。体調も良さそうで、自在な脚質も本番で生きてくるだろう。 |
トリコロールブルー
(牡3、栗東・友道厩舎)
父 | ステイゴールド |
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母 | ペンカナプリンセス |
母父 | Pivotal |
通算成績 | 6戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 489kg (最高:506kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | まだ腰高なところはあるが、なだらかな筋肉の付き方をしていた春先と違い、胸前はグッと盛り上がっており、トモの張りも良くなった。良化余地を残しているとはいえ、成長を感じる。前駆後躯のバランスが取れている馬で、胴と脚も長いステイヤー体型。距離は延びて良いタイプだろう。毛艶も抜群に良く、ムダ肉もほとんど感じられない。条件馬の身ではあるが、一角崩しに期待。 |
プラチナヴォイス
(牡3、栗東・鮫島厩舎)
父 | エンパイアメーカー |
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母 | プレザントブリーズ |
母父 | マンハッタンカフェ |
通算成績 | 10戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 502kg (最高:508kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 510kg |
POINT | 骨格は既に完成されている。大型馬ながら重苦しいところを感じさせない。ダートで強いエンパイアメーカー産駒だが、芝で活躍しているのも納得。ただ、シルエット的にはパワーで勝負するタイプで、京都でレコード勝ちしているからと言って高速馬場で信頼が置けるかは別だろう。元々腹袋は立派な馬ではあるものの、まだちょっと太い雰囲気。レース本番までに絞れてくるかに注目。 |
ブレスジャーニー
(牡3、栗東・佐々晶厩舎)
父 | バトルプラン |
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母 | エルフィンパーク |
母父 | タニノギムレット |
通算成績 | 4戦3勝 |
重賞勝利 |
16年東京スポーツ杯2歳S(G3) 16年サウジアラビアRC(G3) |
連対時平均馬体重 | 445kg (最高:448kg) (最低:442kg) |
前走時馬体重 | 448kg |
POINT | 父バトルプランで芝の追込馬が出た。数を使われていないこともあり、まだ全体的に幼い印象が残っている。元々の体型もあるが、若干トモ高で緩さを残す。フレーム自体は悪くないが、本来のデキには一息といったところ。体型的にもマイル~2000mくらいが良さそうで、条件も合うとは言えない。ここは静観したい。 |
ポポカテペトル
(牡3、栗東・友道厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ミスパスカリ |
母父 | Mr. Greeley |
通算成績 | 8戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 482kg (最高:484kg) (最低:482kg) |
前走時馬体重 | 482kg |
POINT | マウントロブソンの全弟だが、3歳時に華奢な印象を受けた兄と違い、この馬は腹袋が立派で一見、どっしりとした印象。やはりこの一族は本格化するまで時間が掛かるのか、トモの筋肉量、張り共に物足りなさを覚える。腹回りにもゆとりを感じるし、この仕上がりでどこまでやれるか。シルエットは良いモノがあるので、将来的にはオープンクラスで活躍できる器の持ち主だとは思う。 |
マイスタイル
(牡3、栗東・昆厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | ファーストナイナー |
母父 | フォーティナイナー |
通算成績 | 8戦2勝 |
連対時平均馬体重 | 454kg (最高:458kg) (最低:450kg) |
前走時馬体重 | 462kg |
POINT | 母父フォーティーナイナーが影響しているのか腹袋が大きな馬で、案外底力がありそうな体型。春は若干重苦しいところがあって、そこまで評価はしていなかったのだが、夏を越して神戸新聞杯を使った後からグングン良化。腹回りにあった余分な肉が削げて、素軽い立ち姿を見せている。毛艶も光って体調はかなり良さそう。距離が課題ではあるものの、大穴ならこの馬か。 |
ミッキースワロー
(牡3、美浦・菊沢厩舎)
父 | トーセンホマレボシ |
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母 | マドレボニータ |
母父 | ジャングルポケット |
通算成績 | 6戦3勝 |
重賞勝利 |
17年セントライト記念(G2) |
連対時平均馬体重 | 488kg (最高:494kg) (最低:482kg) |
前走時馬体重 | 482kg |
POINT | バランスの整ったシルエットで、真っ直ぐに伸びた直飛。ディープインパクトではなくトーセンホマレボシ産駒だが、父系の流れを汲んでいると言えるだろう。馬体の張りは素晴らしいものがあり、GⅠでも通用する器の持ち主ではないだろうか。長駆短背で見栄えのする立ち姿を見せており、距離も折り合い次第でこなせそう。状態も良く、前走はフロックではない。有力候補の1頭。 |