エプソムCから6頭、マーメイドSから6頭の計12頭を診断!
2018/6/3(日)
エプソムC
マーメイドS
エアアンセム
(牡7、栗東・吉村厩舎)
父 | シンボリクリスエス |
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母 | エアマグダラ |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 25戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 490kg (最高:506kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | 故障などもあってレースに使えない時期が長く、7歳でも馬は非常に若々しい。トモの筋肉にはくっきりとスジが浮き上がっており、馬体の張りは抜群に良く見せている。復帰後の3戦で安定した成績を残しているのも頷ける。体型的にはマイラーとも中距離馬ともいえない造りをしており、1800mのような非根幹距離はピッタリ合うのではないだろうか。1週前の時点で好仕上がりといえる状態だけに、当日の気配が楽しみな1頭。 |
サーブルオール
(牡5、美浦・萩原厩舎)
父 | ハービンジャー |
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母 | モンローブロンド |
母父 | アドマイヤベガ |
通算成績 | 11戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 484kg (最高:488kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 486kg |
POINT | 筋肉量が豊富で、全体のバランスも整っている。腹袋が立派なのは父からの遺伝か。近親に昨年の秋華賞馬ディアドラがいる血統で、父も同じハービンジャーということもあり立ち姿の雰囲気がかなり似ている。そのディアドラは道悪を得意としており、この馬自身も脚元の造りはこなせる下地を秘めていると言って良いだろう。まだトモの張りには良化余地が残っているものの、現状でも十分好勝負できる状態。今後の活躍も含め期待は大きい。 |
サトノアーサー
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | キングスローズ |
母父 | Redoute’s Choice |
通算成績 | 10戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 475kg (最高:490kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | 非常にバランスの良い体型でシルエットが美しい。立ち姿は既に重賞を獲っていても不思議無いレベルの馬と言える。ディープインパクト産駒らしい斜尻直飛だけに広い東京コースはベストの舞台であるし、母父リダウツチョイスの影響か筋肉量も豊富なので、マイル~1800m向きだろう。毛艶も黒光りしており、体調は良さそうに見える。馬場が速くなるのも合っている印象で、ここは賞金を加算しておきたい一戦だ。 |
スマートオーディン
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父 | ダノンシャンティ |
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母 | レディアップステージ |
母父 | Alzao |
通算成績 | 7戦4勝 |
重賞勝利 |
16年京都新聞杯(G2) 16年毎日杯(G3) 15年東京スポーツ杯2歳S(G3) |
連対時平均馬体重 | 482kg (最高:488kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | 松田国厩舎時代は明らかに見た目から毛艶がピカピカと光っていて筋肉量も多く、ボディビルダーのような体つきだったが、転厩してからは良くも悪くもシャープな造りになった印象。トモを見る限り長期休養明けでも仕上がりは悪くなさそうだが、馬の造りが以前と比較してかなり違うのがレースに行ってどう出るか。腹周りはスッキリとしており、いきなり動ける態勢ではある。地力に期待したい。 |
ダイワキャグニー
(牡4、美浦・菊沢厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | トリプレックス |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 10戦5勝 |
連対時平均馬体重 | 489kg (最高:498kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | キングカメハメハ産駒らしい豊富な筋肉が目立つ。特に胸前~肩の筋肉は盛り上がっており、文字通りの好馬体を披露している。今回は前回の立ち写真があった東京新聞杯時と比較して磨きのかかったシャープな体つきをしており、前走も含めて中距離仕様に仕上げられている雰囲気を感じた。毛艶・馬体の張りも申し分のない状態で、連勝が期待できる素晴らしい仕上がりと言っていい。勝ち負け必至だろう。 |
マイネルフロスト
(牡7、美浦・高木登厩舎)
父 | ブラックタイド |
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母 | スリースノーグラス |
母父 | グラスワンダー |
通算成績 | 33戦4勝 |
重賞勝利 |
14年毎日杯(G3) |
連対時平均馬体重 | 483kg (最高:496kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 488kg |
POINT | 胴が長く、一見して緩く見えるシルエット。切れる脚は使えないが長く良い脚を使えるタイプ。極端な瞬発力勝負は苦手としており、東京なら先行して粘り込むレースがベストか。年齢的に大きな上積みは見込みづらいものの、同様に前回の立ち写真からは大きく変化したところも感じられない。休み明けでもう一絞りできそうな雰囲気は残しているが、展開次第で上位に食い込んでも不思議ではない。 |
エプソムC
マーメイドS