若駒の馬体診断に注目!新潟2歳Sから8頭、キーンランドCから1頭
2018/8/22(水)
新潟2歳S
キーンランドC
アンブロークン
(牡2、美浦・手塚厩舎)
父 | ヴィクトワールピサ |
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母 | リップスポイズン |
母父 | Mamool |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 500kg (最高:500kg) (最低:500kg) |
前走時馬体重 | 500kg |
POINT | |
大型馬が多い傾向にあるヴィクトワールピサ産駒らしい、迫力ある骨格の持ち主。胸前の筋肉も発達しており、キ甲も比較的伸びている。成長余地を残しつつも、完成度は高い部類に入る。胴の長さ、全体のシルエットを見る限り、距離はマイル~長くても2000mくらいまでになりそう。デビュー戦は逃げて勝利したが、飛節の角度を見る限りタメても良い瞬発力を生み出しそう。毛艶も良好で、1週前にして肋骨をわずかに感じ取れるほど、スッキリ仕上がっている。勝ち負けに期待。 |
エイカイキャロル
(牝2、栗東・藤原英厩舎)
父 | ロードカナロア |
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母 | ラフェクレール |
母父 | スペシャルウィーク |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 458kg (最高:458kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 458kg |
POINT | |
後肢のライン、両前の立ち気味な繋ぎは父ロードカナロアと似通う部分ではあるが、全体的になだらか筋肉の付き方をしており、筋骨隆々とした父のイメージとは異なる。母父のスペシャルウィークはシャープなサンデー産駒として知られており、どちらかといえば母方の血が色濃く出ているイメージ。胴の長さは短めで、距離はマイルくらいまでになりそうだ。繋ぎ、蹄の造りから馬場はある程度渋っても大丈夫。良化余地を残しつつも馬体の張りは上々、ココでも上位争いが期待できそう。 |
エイシンゾーン
(牝2、栗東・松元茂厩舎)
父 | ジャスタウェイ |
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母 | エーシンブランシュ |
母父 | クロフネ |
通算成績 | 2戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 427kg (最高:428kg) (最低:426kg) |
前走時馬体重 | 428kg |
POINT | |
馬体重430キロに満たない小柄な牝馬だが、トモは筋肉量があり、丸みも感じさせる造り。キ甲が抜けておらず、腰高で完成度はそう高くないが、それでいてこの筋肉の張りは目を見張るものがある。数字以上に大きく見せる立ち写真だ。繋ぎはやや立ち気味で、飛節の折りも比較的深いタイプ。造りからは道悪も問題なくこなせそうな印象。毛艶・全体的な馬体の張りも上々で、力を発揮できる好仕上がりだ。 |
エルモンストロ
(牡2、栗東・中竹厩舎)
父 | ルーラーシップ |
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母 | ミンティエアー |
母父 | アグネスタキオン |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 464kg (最高:464kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 464kg |
POINT | |
ルーラーシップ産駒は大型で重厚感を与える馬が多いが、この馬は筋肉の付き方、スッキリとした腹周りを見ても分かるようにシャープな印象を受ける。同父のダンビュライトも2歳時はこのような細身に映る立ち姿を見せており、ルーラー産駒の走るパターンと考えると、将来性は高いのではないだろうか。トモの部分はもう少し筋肉量が増えてきて欲しいところだが、下腿部には太い血管が浮いており、筋肉の張り自体は素晴らしい。肋骨が薄っすらと見えるようにキッチリ仕上げられている。 |
ケイデンスコール
(牡2、栗東・安田隆厩舎)
父 | ロードカナロア |
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母 | インダクティ |
母父 | ハーツクライ |
通算成績 | 2戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 461kg (最高:464kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 458kg |
POINT | |
盛り上がった肩の筋肉、太く短いクビ差し、正方形のトモ。父ロードカナロアから受け継いだと思われる特徴が随所に感じられる。腹袋が立派なこともあるが、胴自体も詰まった体型で、今後筋肉量が更に増えていくことを考慮すると、距離適性はマイル以下になっていきそうな雰囲気。飛節の折りが深く、瞬発力勝負に強そうな後肢の造り。2歳馬にしてこの筋肉量は大きなアドバンテージになりそうだ。前走では同じコースで勝利を収めており、引き続き上位争いに期待。 |
ジョディー
(牝2、美浦・戸田厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | ミスティーク2 |
母父 | Monsun |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 464kg (最高:464kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 464kg |
POINT | |
バランスの良いシルエット。背中が長く、新馬戦は1600mだったが距離は延びても問題ない造り。腹側のラインと平行に見えるが、このような形の馬は一瞬の加速というよりも長く大きくストライドを伸ばしてあげてこそ持ち味が活きる。広々とした新潟外回りコースもイメージ的に合っているのではないだろうか。キ甲はこれから伸びることが予想され、一定以上の筋肉量はあるものの、まだ成長途上といった印象。それでも毛艶は光っているように体調は良さそうで、好勝負できそうだ。 |
スティルネス
(牝2、美浦・小島茂厩舎)
父 | ゴールドヘイロー |
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母 | マツリダワルツ |
母父 | チーフベアハート |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 420kg (最高:420kg) (最低:420kg) |
前走時馬体重 | 420kg |
POINT | |
デビュー戦420キロの馬体が示すように、見た目から小柄な牝馬。骨格に対して立派な正方形のトモで、スピード能力は高そう。一方、胴は詰まっており全体のシルエットも短距離色が強く、マイルへの距離延長が一つのカギになりそうだ。キ甲がまだ抜けておらず腰高なフォルムで、馬体面は今後更なる良化が見込めそう。飛節の折りが深く小脚が使えそうなので、好位で上手く立ち回ってスピードを活かす競馬をしたいところ。 |
ロードアクア
(牡2、栗東・浅見厩舎)
父 | ロードカナロア |
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母 | オーシュペール |
母父 | ダイワメジャー |
通算成績 | 1戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 454kg (最高:454kg) (最低:454kg) |
前走時馬体重 | 454kg |
POINT | |
胸前、トモの豊富な筋肉量。父ロードカナロア、母父ダイワメジャーともに筋肉量が多い種馬ということもあって、このように見栄えする造りになるのも頷ける。父、母方双方から特徴を受け継いでいると言えるが、仙骨の角度などを見るとダイワメジャーが強く出ている印象で、飛節の角度も近い。新馬戦で見せたように、先行して速い上がりを使う競馬が合っていそうだ。シルエット的に距離はマイルくらいまで。将来的に1200~1400mの馬になる可能性もあるが、現状では1Fの延長も苦にしないはず。この馬が二番手の評価。 |
新潟2歳S
キーンランドC