根岸Sから7頭、シルクロードSから6頭、計13頭の馬体診断!
2019/1/20(日)
根岸S
シルクロードS
ケイアイノーテック
(牡4、栗東・平田厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ケイアイガーベラ |
母父 | Smarty Jones |
通算成績 | 10戦3勝 |
重賞勝利 |
18年NHKマイルカップ(G1) |
連対時 平均馬体重 | 459kg (最高:468kg) (最低:450kg) |
前走時馬体重 | 476kg |
POINT | |
まず目を引くのが骨格に対しての豊富な筋肉量。馬体重は470キロ~と牡馬の中では平均的なサイズだが、胸前~肩周りの筋肉は盛り上がるように発達しており、正方形のトモも現役屈指の見栄えする造り。クビさしも太く短く、2~3歳春までの印象と比較して、よりパワーに秀でた体型になってきた。母ケイアイガーベラの血が色濃く発現されてきたモノと考えて良いだろう。問題は初のダートだが、繋ぎの角度はやや立ち気味で短く、ディープ産駒の中では比較的蹄底の厚みもある。パワーが足りないということは考えづらく、十分こなせると見た。冬毛も伸びておらず、体調も良さそう。狙うなら初ダートの今回か。 |
コパノキッキング
(セ4、栗東・村山厩舎)
父 | Spring At Last |
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母 | Celadon |
母父 | Gold Halo |
通算成績 | 8戦6勝 |
重賞勝利 |
18年カペラステークス(G3) |
連対時 平均馬体重 | 470kg (最高:480kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | |
一般的にダート短距離を主戦場としている馬は見た目から筋骨隆々といったイメージがあるが、この馬は立ち写真の印象だけで言えばシャープに映る体型で、短距離オンリーの馬には見えない。仮にココを使ってフェブラリーSへ距離を延ばすプランとなっても、問題無くこなせるはず。一見すると芝馬のような印象すらあり、後方待機策に転じてから芝並みの末脚を繰り出せているのは、この素軽い造りも関係しているのだろう。冬のダート戦は馬場状態によって求められる適性が異なるが、この馬の場合は時計が出るような軽い馬場向きと考えている。筋肉のスジがハッキリと浮き上がっているように馬体の張り、毛艶も良好な状態を保っており、引き続き勝ち負けに期待できる。 |
サトノファンタシー
(牡6、栗東・松田国厩舎)
父 | クロフネ |
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母 | ディナーブレイク |
母父 | Tale of the Cat |
通算成績 | 20戦7勝 |
連対時 平均馬体重 | 482kg (最高:490kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | |
胴が詰まった体型で、前脚も短くやや重心が前に寄っている立ち姿。重心が前傾している馬はスピードの乗りが良いとされる一方で、その速度を維持し続けるのは得意としない。トモの筋肉も正方形で膨らみがあり、肩の角度も立っている。戦績が示す通り、短距離向きの馬体構造と考えて良い。肩周り、前腕、トモの下腿部に血管が浮き上がっており、皮膚を薄く見せるほど馬体の張りは抜群。6歳馬ながら前走でオープン特別で2勝目を挙げたばかりだが、充実期を迎えているのだろう。重賞でも十分通用するレベルの好馬体を披露している。 |
サンライズノヴァ
(牡5、栗東・音無厩舎)
父 | ゴールドアリュール |
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母 | ブライトサファイヤ |
母父 | サンダーガルチ |
通算成績 | 19戦7勝 |
重賞勝利 |
18年東京中日S杯武蔵野S(G3) 17年ユニコーンステークス(G3) |
連対時 平均馬体重 | 532kg (最高:546kg) (最低:526kg) |
前走時馬体重 | 538kg |
POINT | |
馬体重530キロを超える大型馬だが、全体的に引き締まったムダ肉の少ない体型で、バランスも整っていることから全く重苦しさを感じさせない。シルエット自体は正方形に近く、重心は前駆寄りで胴の長さもやや短い。距離短縮は好材と捉えて良いだろう。フェブラリーSへ向けての前哨戦とはいえ、肋骨が薄っすらと見えるように腹周りはスッキリとしている。筋肉のスジも写真から感じ取れるほど馬体の張りも良く、チャンピオンズCからやや間隔は開いたが、十分能力を発揮できる状態に仕上がった。好勝負に期待。 |
マテラスカイ
(牡5、栗東・森厩舎)
父 | Speightstown |
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母 | Mostaqeleh |
母父 | Rahy |
通算成績 | 22戦6勝 |
重賞勝利 |
18年プロキオンステークス(G3) |
連対時 平均馬体重 | 511kg (最高:520kg) (最低:498kg) |
前走時馬体重 | 512kg |
POINT | |
胴の短い正方形のシルエットで、いかにもなスプリンターの体型。プロキオンSをレコード勝ちしているように1400mにも実績があるものの、適性としては1200mの方が合っている印象を受ける。何れにせよ、上限は1400mまでだろう。デビューから一貫してダートを使われてきた馬だが、蹄は芝馬のように薄い。このような蹄の馬はスピード決着に強いため、脚抜きの良い馬場状態でパフォーマンスを上げている点も納得だ。季節的なモノか、JBCスプリント時と比較して毛艶はもう一息といった雰囲気。一概に太いとも言い切れないが、腹周りもまだ絞る余地はありそう。地力に期待したい。 |
モーニン
(牡7、栗東・石坂正厩舎)
父 | Henny Hughes |
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母 | Giggly |
母父 | Distorted Humor |
通算成績 | 22戦8勝 |
重賞勝利 |
18年コリアスプリント(韓G1) 16年フェブラリーS(G1) 16年根岸ステークス(G3) |
連対時 平均馬体重 | 523kg (最高:530kg) (最低:516kg) |
前走時馬体重 | 520kg |
POINT | |
太いクビさしと発達した肩周りの筋肉はダート短距離馬らしい造り。立ち姿は腰高に映るが、これは後肢が骨格に対して長めなことと前脚の短さが関係している。フェブラリーSを勝っているようにマイルも対応可能ではあるが、元々の造りと歳を重ねて筋肉の質が硬くなってきたため、より短距離志向が強くなっている。現状は1200~1400mがベストと考えて良いのではないだろうか。JBCスプリントからの休み明けとなるが、太め感もなく仕上がっており、冬毛も伸ばさずに毛艶も美しい状態をキープしている。 |
ユラノト
(牡5、栗東・松田国厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | コイウタ |
母父 | フジキセキ |
通算成績 | 14戦6勝 |
連対時 平均馬体重 | 492kg (最高:502kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 500kg |
POINT | |
前駆、後躯ともに筋肉量が豊富で、父キングカメハメハの特徴が顕著に出ている。母コイウタはヴィクトリアマイルを制したように芝で活躍したが、この馬は繋ぎが短く立っており、蹄も大きさこそ平均的だが、やや膨らみがあるように厚みのある造り。脚元は典型的なダート向きの構造だ。飛節の折りが深く、小脚が使えるタイプ。過去には馬群を割って抜け出て勝利したレースもあり、瞬間的に速い脚を繰り出せるのが強み。ロス無く内目を立ち回る競馬もできる。写真をズームアップすると、全身に血管が浮いていることが分かるように、馬体の張りは抜群。重賞初制覇の可能性も十分。 |
根岸S
シルクロードS