【CBC賞/ラジオNIKKEI賞】夏競馬攻略のカギは馬体にあり!イチオシはコレだ!
2019/6/23(日)
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CBC賞
ラジオNIKKEI賞
アウィルアウェイ
(牝3、栗東・高野厩舎)
父 | ジャスタウェイ |
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母 | ウィルパワー |
母父 | キングカメハメハ |
通算成績 | 6戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 456kg (最高:464kg) (最低:450kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | |
短距離を中心に使われているジャスタウェイ産駒。父から遺伝した背中が長く見えるシルエットで、立ち姿を見た印象では距離が延びても良さそうな印象がある。折り合いが付けばマイルくらいの距離もこなせそう。CBC賞は1200m以上の距離に実績がある、短距離馬の中でも比較的ゆとりのある造りの馬が好走する傾向が強いため、このレースに対する適性は高いはず。トモの筋肉は容量も大きく、胸前の発達も目を見張るほど。高速決着になっても対応可能な体つきだ。キ甲の辺りを見るとまだ成長の余地を感じさせるが、筋肉の輪郭がハッキリとしてきており、血管の浮き具合を見ても馬体の張りは抜群に良い。古馬相手でも通用する好仕上がりを見せている。 |
アレスバローズ
(牡7、栗東・角田厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | タイセイエトワール |
母父 | トニービン |
通算成績 | 31戦7勝 |
重賞勝利 |
18年TV西日本北九州記念(G3) 18年CBC賞(G3) |
連対時 平均馬体重 | 485kg (最高:496kg) (最低:472kg) |
前走時馬体重 | 500kg |
POINT | |
斜尻直飛で後肢の造りは父ディープインパクト譲り。豊富なトモの筋肉量で生み出した推進力をロスなく活かせる馬体構造で、血統は中距離向きも、胴と前脚が短く、シルエットは6ハロン向きの短距離馬そのもの。ただ、筋肉量は豊富でも付き方がスプリンターらしくないタイプで、重苦しさを感じさせない。初勝利をマイル戦で挙げているように、1200m以上の距離実績があるのも頷ける。蹄も薄く、高速決着に強そうな造り。昨年も勝利しているように、このレースへの高い適性は言うまでもない。毛艶を常に良く見せるタイプで状態は安定。今回もトモに大きなスジが浮いており、7歳を迎えたが年齢を感じさせない馬体の張りをキープしている。近走成績は振るわないが、得意のレースで巻き返しも十分。 |
ショウナンアンセム
(牡6、美浦・田中剛厩舎)
父 | ジャングルポケット |
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母 | ヴォラドーレス |
母父 | クロフネ |
通算成績 | 35戦6勝 |
連対時 平均馬体重 | 475kg (最高:486kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | |
1400m~1600mでの勝利実績があるように、胴周りはスプリント路線を主戦場としている馬の中ではゆったりとした造りをしている。長めの距離をこなせるのはCBC賞において有利に働く要素であり、良い意味でスプリンターらしくない骨格はプラス材料と考えて良い。胸前~肩周りの筋肉が盛り上がるように発達しており、前面に筋肉が主張したパワータイプで、時計が掛かるレース向き。このレースは良馬場の場合、高速決着になりやすい面があるので、ひと雨降った際にパフォーマンスを上げてくるだろう。高松宮記念以来の実戦で、腹周りにゆとりがあるのは確かだが、血統的に腹袋を立派に見せる面があるので、1週前としては及第点の仕上がり。ここを叩いて次はもっと良くなりそうな印象も、力は出せるはず。 |
セイウンコウセイ
(牡6、美浦・上原厩舎)
父 | アドマイヤムーン |
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母 | オブザーヴァント |
母父 | Capote |
通算成績 | 27戦7勝 |
重賞勝利 |
18年函館スプリントS(G3) 17年高松宮記念(G1) |
連対時 平均馬体重 | 494kg (最高:504kg) (最低:482kg) |
前走時馬体重 | 504kg |
POINT | |
肩周りから胸前、正方形に発達したトモ、全体に骨格のバランスも良い。G1馬にふさわしい高いレベルをキープしており、6歳馬でもシルエットが崩れることなく、見栄えする馬体を披露している。アドマイヤムーン産駒は特にクビから肩にかけての筋肉が発達している馬が多く、パワー型になりやすい。速い時計での決着が多いCBC賞よりも、より馬力の必要な高松宮記念向きと言えるだろう。立ち気味の繋ぎと蹄を考慮しても、パンパンの良馬場より雨が降って欲しいタイプだ。この馬は叩き良化型ではあるものの、今回は久々のレースでも馬体がパンと張っていて、ややふっくらと見せている点も好印象。年齢的に大きな上積みはなくとも、好仕上がりでゲートインできそうだ。 |
ビップライブリー
(牡6、栗東・清水久厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | フローラルグリーン |
母父 | フォーティナイナー |
通算成績 | 28戦6勝 |
重賞勝利 |
19年春雷ステークス(L) |
連対時 平均馬体重 | 456kg (最高:466kg) (最低:450kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | |
盛り上がるように発達した胸前、傾斜した仙骨は父ダイワメジャー譲り。骨格に対して立派な筋肉が付いている一方、馬体重が前走時で466キロとコンパクトにまとまっているので、体つきからは重苦しさを感じない。胴周りの造りも今回立ち写真がある馬の中ではゆったりと見せており、1400~1800mでの実績も十分。CBC賞への適性は高そうだ。この馬の特筆すべき点は脚元の造り。繋ぎが短く立っており、地面と垂直に近い形をしている。水分を含んだ馬場でもノメらずに走ることが可能で、馬体重が軽いことも道悪を走る上では好材料。渋った馬場でも能力は落ちることなく発揮できそうだ。3か月ぶりの実戦となるが、仕上がりやすいタイプでムダ肉も感じさせない。雨が降ったら必ず押さえておきたい1頭。 |
ラインスピリット
(牡8、栗東・松永昌厩舎)
父 | スウェプトオーヴァーボード |
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母 | リボンストライプ |
母父 | トニービン |
通算成績 | 51戦8勝 |
連対時 平均馬体重 | 433kg (最高:446kg) (最低:418kg) |
前走時馬体重 | 444kg |
POINT | |
胴の短さが目立つ馬で、短距離に特化した骨格をしている。脚も短めで、飛節の折りも深いためピッチが速い。純粋なスプリンターといった印象で、距離に融通のあるタイプが強いこのレースにおいて適性は高くないと見ている。ピッチが利く分、サッと速い脚を使うことができるので、内目をロスなく立ち回る競馬が得意。本質的には小回りコースで器用さを生かすレーススタイルが合っているタイプだ。8歳馬で大きな上積みは感じられないが、後肢の下腿部には血管が浮き上がっているように、馬体の張りはキープできている。腹袋が大きいためふっくらした腹周りをしているが、この馬としては引き締まっていると言える造り。現状のベストと言えるデキでレースを迎えられそうだ。 |
レッドアンシェル
(牡5、栗東・庄野厩舎)
父 | マンハッタンカフェ |
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母 | スタイルリスティック |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 14戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 453kg (最高:468kg) (最低:432kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | |
前脚が短めで、胴が詰まったシルエット。2歳時からG1に出走していたように早くから一戦級で活躍しているが、全体的に頼りなかった2~3歳時と比較して逞しくなってきた。昨年の京都金杯に出走した際、馬体診断で距離はマイルくらいまでと評価したが、筋肉量が増えてパワーアップしたこともあり、より短距離向きの体型へと変化してきた。四肢が長く、全体にゆったりとした体型をしていた父マンハッタンカフェとは似ておらず、母父のストームキャットが馬体に強い影響を与えているのだろう。キ甲も抜けて骨格も完成し、いよいよ本格化してきた印象がある。後肢の下腿部のように血管が浮きやすい部位だけでなく、全身に血管が浮いていて馬体の張りが素晴らしい。毛艶も黒光りして代謝の良さを感じさせ、文句なしの仕上がりで出走できそうだ。 |