【日経新春杯】適性バツグン馬体はコレだ!京成杯の診断結果も公開!
2021/1/15(金)
【日経新春杯】伝統のハンデG2に伝わる過去10年で8勝の見逃し厳禁データを発見!…競馬JAPAN
追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!
日経新春杯
京成杯
アドマイヤビルゴ
(牡4、栗東・友道厩舎)
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | イルーシヴウェーヴ |
母父 | Elusive City |
通算成績 | 5戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 432kg (最高:434kg) (最低:430kg) |
前走時馬体重 | 432kg |
POINT | |
背中側がやや短く、腹側のラインが長く映る「長躯短背」の造りや、仙骨が傾斜した「斜尻」といったパーツの造りは父ディープインパクトと良く似ている。父は牡馬の中でも小柄なタイプだったが、本馬も430キロほどの馬格で、父の特徴が発現した馬体と言えるだろう。コンパクトなサイズではあるものの、胸が深く心肺機能がかなり高そう。キ甲がまだ伸び切っておらず、骨格はまだまだ成長途上といった雰囲気。それでも後肢の下腿部には網目状に血管が浮き上がり、全体に皮膚を薄く見せている点も好印象。毛艶も上々で、良い状態でレースを迎えられそう。 |
ヴェロックス
(牡5、栗東・中内田厩舎)
父 | ジャスタウェイ |
---|---|
母 | セルキス |
母父 | Monsun |
通算成績 | 12戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 486kg (最高:492kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
良い意味でパーツが主張しすぎない、バランスの整った好馬体。本質的には胴周りがゆったりとした持続力タイプの馬と見ているが、今回は過去の写真と比較して全体にボリューム感のある造りへと変化している分、前後にまとまりが感じられる。体型の変化がレースでどう影響するか、当日のパドックも要チェック。トモは中身が詰まって来た雰囲気があり、過去と比較しても成長が感じられる。3歳時と比較して毛艶はそれほど目立たないものの、後肢下腿部には血管が浮き上がっているし、全体に馬体の張りは悪くない。 |
サトノインプレッサ
(牡4、栗東・矢作厩舎)
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | サプレザ |
母父 | Sahm |
通算成績 | 7戦3勝 |
重賞勝利 |
20年毎日杯(G3) |
連対時 平均馬体重 | 486kg (最高:488kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | |
仙骨の角度が傾斜した「斜尻」と飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクトと同じ馬体構造で、鋭い脚を長く繰り出せる造り。息の長い末脚を繰り出せるはずで、直線の長いコースが合っている印象。中京の長い直線はこの馬にとってプラスに働きそうだ。シルエット的には中距離馬のイメージがあるため、距離短縮は好材料と見ている。菊花賞出走時よりもトモの半腱半膜様筋がハッキリと浮き上がっていて、短期間ではあるが成長が感じられる。スムーズに流れに乗れれば。腹周りはふっくらとしており、休み明けの分絞れる余地はありそう。毛艶や馬体の張りは上々で、体調は良い。 |
サトノソルタス
(牡6、美浦・堀厩舎)
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | アイランドファッション |
母父 | Petionville |
通算成績 | 10戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 489kg (最高:498kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | |
クビはやや短めで太く、胴自体も詰まり気味。腹周りの造りが逞しく、パワーを秘めている印象がある。母は現役時代にダートのマイル前後の距離を得意としており、母方の血が馬体に影響していると考えられる。距離はマイル~2000mくらいが合うイメージで、2200mは気持ち長い印象。胸が深く心肺機能は高そうなので、折り合いと地力で克服できるかがカギ。飛節は緩やかにカーブしており後肢の回転力に優れ、瞬発力に長けている。中京の長い直線は合いそう。昨年の大阪杯出走時と比較すると、もう一絞りできる余地はあるものの、体調自体はなかなか良さそう。当日の気配も要注意。 |
サンレイポケット
(牡6、栗東・高橋忠厩舎)
父 | ジャングルポケット |
---|---|
母 | アドマイヤパンチ |
母父 | ワイルドラッシュ |
通算成績 | 15戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 478kg (最高:488kg) (最低:474kg) |
前走時馬体重 | 468kg |
POINT | |
四肢をスラっと長く見せており、全体にムダ肉が少ない、素軽いシャープな印象のある立ち姿。今開催の中京は馬場状態を読むのが難しいが、1週前の芝コースは時計が出ていたので、1800mでも好走できるスピード能力は強みになるだろう。アルゼンチン共和国杯時の写真と比較して、筋肉の輪郭が更にハッキリと浮き上がって来た。冬場でありながら毛艶は抜群で、皮膚の薄さを感じさせるほど。馬自体もまだまだ若く、6歳馬でも伸びしろは十分。ココでも上位争いが期待できる好仕上がりと言えるだろう。 |
ダイワキャグニー
(セ7、美浦・菊沢厩舎)
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | トリプレックス |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 26戦8勝 |
重賞勝利 |
20年エプソムカップ(G3) |
連対時 平均馬体重 | 494kg (最高:502kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 496kg |
POINT | |
ガッシリとした筋肉質な体型で、特に後躯は横幅が広く、量の大きなトモに立派な筋肉が付いている。スピード勝負に強いキングマンボ系の特徴と言える馬体構造で、父方の血統が発現した馬体と言える。筋肉量が多いため、距離に関しては2000m以下が合う印象。ジャパンCで6着した実績はあるものの、やや長い2200mをどうこなすかがカギ。幸い今の中京はスピードが出るので、トラックバイアスを活かして時計勝負に持ち込めれば、食い込みの余地もある。引き続き馬体の張りや毛艶は抜群で、1週前の時点でキッチリと仕上がった。前走以上の状態と見ていいだろう。 |
日経新春杯
京成杯
※競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。