【日経新春杯】伝統のハンデG2に伝わる過去10年で8勝の見逃し厳禁データを発見!…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!

日経新春杯

京成杯

アドマイヤビルゴ

(牡4、栗東・友道厩舎)

ディープインパクト
イルーシヴウェーヴ
母父Elusive City
通算成績5戦4勝
連対時
平均馬体重
432kg (最高:434kg)
(最低:430kg)
前走時馬体重432kg
POINT
背中側がやや短く、腹側のラインが長く映る「長躯短背」の造りや、仙骨が傾斜した「斜尻」といったパーツの造りは父ディープインパクトと良く似ている。父は牡馬の中でも小柄なタイプだったが、本馬も430キロほどの馬格で、父の特徴が発現した馬体と言えるだろう。コンパクトなサイズではあるものの、胸が深く心肺機能がかなり高そう。キ甲がまだ伸び切っておらず、骨格はまだまだ成長途上といった雰囲気。それでも後肢の下腿部には網目状に血管が浮き上がり、全体に皮膚を薄く見せている点も好印象。毛艶も上々で、良い状態でレースを迎えられそう。

ヴェロックス

(牡5、栗東・中内田厩舎)

ジャスタウェイ
セルキス
母父Monsun
通算成績12戦3勝
連対時
平均馬体重
486kg (最高:492kg)
(最低:478kg)
前走時馬体重498kg
POINT
良い意味でパーツが主張しすぎない、バランスの整った好馬体。本質的には胴周りがゆったりとした持続力タイプの馬と見ているが、今回は過去の写真と比較して全体にボリューム感のある造りへと変化している分、前後にまとまりが感じられる。体型の変化がレースでどう影響するか、当日のパドックも要チェック。トモは中身が詰まって来た雰囲気があり、過去と比較しても成長が感じられる。3歳時と比較して毛艶はそれほど目立たないものの、後肢下腿部には血管が浮き上がっているし、全体に馬体の張りは悪くない。

サトノインプレッサ

(牡4、栗東・矢作厩舎)

ディープインパクト
サプレザ
母父Sahm
通算成績7戦3勝
重賞勝利 20年毎日杯(G3)
連対時
平均馬体重
486kg (最高:488kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重484kg
POINT
仙骨の角度が傾斜した「斜尻」と飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクトと同じ馬体構造で、鋭い脚を長く繰り出せる造り。息の長い末脚を繰り出せるはずで、直線の長いコースが合っている印象。中京の長い直線はこの馬にとってプラスに働きそうだ。シルエット的には中距離馬のイメージがあるため、距離短縮は好材料と見ている。菊花賞出走時よりもトモの半腱半膜様筋がハッキリと浮き上がっていて、短期間ではあるが成長が感じられる。スムーズに流れに乗れれば。腹周りはふっくらとしており、休み明けの分絞れる余地はありそう。毛艶や馬体の張りは上々で、体調は良い。

サトノソルタス

(牡6、美浦・堀厩舎)

ディープインパクト
アイランドファッション
母父Petionville
通算成績10戦2勝
連対時
平均馬体重
489kg (最高:498kg)
(最低:480kg)
前走時馬体重506kg
POINT
クビはやや短めで太く、胴自体も詰まり気味。腹周りの造りが逞しく、パワーを秘めている印象がある。母は現役時代にダートのマイル前後の距離を得意としており、母方の血が馬体に影響していると考えられる。距離はマイル~2000mくらいが合うイメージで、2200mは気持ち長い印象。胸が深く心肺機能は高そうなので、折り合いと地力で克服できるかがカギ。飛節は緩やかにカーブしており後肢の回転力に優れ、瞬発力に長けている。中京の長い直線は合いそう。昨年の大阪杯出走時と比較すると、もう一絞りできる余地はあるものの、体調自体はなかなか良さそう。当日の気配も要注意。
今週のイチオシ

サンレイポケット

(牡6、栗東・高橋忠厩舎)

ジャングルポケット
アドマイヤパンチ
母父ワイルドラッシュ
通算成績15戦4勝
連対時
平均馬体重
478kg (最高:488kg)
(最低:474kg)
前走時馬体重468kg
POINT
四肢をスラっと長く見せており、全体にムダ肉が少ない、素軽いシャープな印象のある立ち姿。今開催の中京は馬場状態を読むのが難しいが、1週前の芝コースは時計が出ていたので、1800mでも好走できるスピード能力は強みになるだろう。アルゼンチン共和国杯時の写真と比較して、筋肉の輪郭が更にハッキリと浮き上がって来た。冬場でありながら毛艶は抜群で、皮膚の薄さを感じさせるほど。馬自体もまだまだ若く、6歳馬でも伸びしろは十分。ココでも上位争いが期待できる好仕上がりと言えるだろう。

ダイワキャグニー

(セ7、美浦・菊沢厩舎)

キングカメハメハ
トリプレックス
母父サンデーサイレンス
通算成績26戦8勝
重賞勝利 20年エプソムカップ(G3)
連対時
平均馬体重
494kg (最高:502kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重496kg
POINT
ガッシリとした筋肉質な体型で、特に後躯は横幅が広く、量の大きなトモに立派な筋肉が付いている。スピード勝負に強いキングマンボ系の特徴と言える馬体構造で、父方の血統が発現した馬体と言える。筋肉量が多いため、距離に関しては2000m以下が合う印象。ジャパンCで6着した実績はあるものの、やや長い2200mをどうこなすかがカギ。幸い今の中京はスピードが出るので、トラックバイアスを活かして時計勝負に持ち込めれば、食い込みの余地もある。引き続き馬体の張りや毛艶は抜群で、1週前の時点でキッチリと仕上がった。前走以上の状態と見ていいだろう。

アクセル

(牡3、栗東・武幸厩舎)

キズナ
エメラルハヤブサ
母父タイキシャトル
通算成績1戦1勝
連対時
平均馬体重
508kg (最高:508kg)
(最低:508kg)
前走時馬体重508kg
POINT
500キロを超える大型馬でありながら、全体に余分な肉が付いておらず、素軽い立ち姿。背中側のラインが短く映る体型で、父キズナの特徴が出ている。伸縮性の高そうな胴の造りで、大型馬でありながら加速力は相当。新馬戦では逃げ切っているものの、仮に控える競馬となっても鋭い決め手を発揮できそう。成長余地を残しつつもトモの肉付きは立派で、明瞭なスジが浮き上がっている。強く地面をキックして、大きな推進力を生み出せそう。薄っすらと肋骨が浮き上がる理想的なボディコンディション。1週前の段階で体はキッチリと出来上がっている。

ヴァイスメテオール

(牡3、美浦・木村厩舎)

キングカメハメハ
シャトーブランシュ
母父キングヘイロー
通算成績1戦1勝
連対時
平均馬体重
498kg (最高:498kg)
(最低:498kg)
前走時馬体重498kg
POINT
父キングカメハメハ譲りの豊富な筋肉量を有している、迫力のある馬体。特にトモは横幅が広く、膨らみを感じさせるほど中身もパンと張っている印象。スピード能力に長けたキングマンボ系の特徴と言える造りで、時計勝負になってもスピード負けはしないはず。元々の骨格もあるとはいえ、まだキ甲が伸び切っておらず、やや腰高。これから身長がグンと伸びてきそうで、成長余地を含めても将来性は高い。冬場でも毛艶が非常に良く、体調の良さが伝わってくる。ボリューム感のある体型でも太め感無く仕上がっており、力は出せる。
今週のイチオシ

グラティアス

(牡3、美浦・加藤征厩舎)

ハーツクライ
マラコスタムブラダ
母父Lizard Island
通算成績1戦1勝
連対時
平均馬体重
488kg (最高:488kg)
(最低:488kg)
前走時馬体重488kg
POINT
バランスの整った骨格で、四肢をスラっと見せており、実に見栄えのする立ち姿。飛節の折りが深い「曲飛」の造りは父ハーツクライ譲り。脚は長めでも後肢のピッチが利き、バネ感もある。前走は逃げてメンバー最速の上がりをマークしているように、一瞬の脚も速い。瞬発力勝負はもとより、小回りコースもある程度器用に立ち回れるのではないだろうか。胴周りは父の産駒の中では比較的まとまりがある。活躍馬に見られる傾向でもあり、素質は重賞でも十分通用するはずだ。やや前駆が勝ったところがあるものの、ムダ肉無くスッキリと仕上がっており、馬体の張りも良好。現状ベストの状態と言えそうだ。

タイソウ

(牡3、栗東・西園厩舎)

モーリス
セラミックガール
母父ダイワメジャー
通算成績1戦1勝
連対時
平均馬体重
498kg (最高:498kg)
(最低:498kg)
前走時馬体重498kg
POINT
500キロ近い馬格を有しているが、四肢が長いため立ち姿自体はかなり素軽い。とにかくストライドの大きな馬で、典型的な大跳びの走りをする。胴自体の長さは平均的も、背中と腹側のラインは平行に近いため、持続力を活かした競馬が合いそう。血統的にはマイラー色が強いものの、体型的には中距離がベストの印象。父は異なるが、馬体の造りは重賞戦線で活躍したロードヴァンドールに近いイメージ。これから骨格に見当った筋肉が付いてきそうで、今後の活躍が楽しみ。毛艶や馬体の張りはまだ良化の余地があるものの、薄っすらと肋骨が浮き上がって、冬場でも太め感無く仕上がっている点は好印象。

ディクテイター

(牡3、栗東・斉藤崇厩舎)

ルーラーシップ
アンブロワーズ
母父フレンチデピュティ
通算成績2戦1勝
連対時
平均馬体重
528kg (最高:528kg)
(最低:528kg)
前走時馬体重528kg
POINT
伸びのある胴周り、やや腰高に見えるシルエット。父ルーラーシップの特徴が感じられ、キ甲周辺を見ても骨格が完成されるのはまだまだこれから、といった印象。一方で、注目したいのは深さのある胸部分。大きな心臓・肺を内包しているイメージで、心肺機能はかなり高そう。胴の造りを見ても長く脚を使ってこそのタイプに映る。早め早めに動く、押し切りを狙う競馬に期待したい。成長余地を残しつつ、現状でもしっかりと筋肉が付いていて、トモの張りも十分。背中に薄っすらと銭型が浮き上がっているように、体調もかなり良さそう。

プラチナトレジャー

(牡3、美浦・国枝厩舎)

キングカメハメハ
ホワイトエレガンス
母父クロフネ
通算成績3戦1勝
連対時
平均馬体重
468kg (最高:468kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重472kg
POINT
芦毛のため筋肉の輪郭がやや分かりづらいところがあるものの、全体に肉付きが良くてボリューム感のある馬体。母父がクロフネということもあって、本質的にはパワー型の印象が強い。繋ぎが立ち気味で蹄にも縦幅があり、渋った馬場でも能力を削がれることなく発揮できる。時計が掛かる馬場も合うイメージだ。前後にまとまりのある体型で、シルエットは正方形に近い。2000mは守備範囲だが、フォルム的にはマイラー色が強め。脚元の造りから将来的にはダートで活躍している可能性もある。腹周りはふっくらとしているが、これは元々の造り。トモの半腱半膜様筋にはスジが浮き上がっており、筋肉の張りは上々。

日経新春杯

京成杯

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