【エプソムC】昨年は大波乱!適性抜群のイチオシ馬体は要注目!函館スプリントSも診断
2021/6/11(金)
【エプソムC】 昨年18番人気馬が大激走!波乱続出の荒れる重賞を斬る…競馬JAPAN
追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!
エプソムC
函館スプリントS
アドマイヤビルゴ
(牡4、栗東・友道厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | イルーシヴウェーヴ |
母父 | Elusive City |
通算成績 | 7戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 432kg (最高:434kg) (最低:430kg) |
前走時馬体重 | 428kg |
POINT | |
父ディープインパクトの現役時代と変わらない、430キロほどのコンパクトな馬体。筋肉の質感はしなやかで、肩のラインが寝ているため、前肢の可動域も広い。全体にムダ肉が少なく、骨格に対して四肢にも伸びがあり、中長距離への適性を感じさせる。背中側が短く、腹側のラインが長く映る「長躯短背」で、追ってから切れる瞬発力が本馬の武器。1800mはやや短い印象も、末脚勝負になりやすい東京コースでどんな走りを見せてくれるか楽しみだ。成長の余地を残しつつも、現時点で馬体の張りは上々。腹周りも理想的なコンディションに仕上がっている。 |
アルジャンナ
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | コンドコマンド |
母父 | Tiz Wonderful |
通算成績 | 7戦1勝 |
連対時 平均馬体重 | 460kg (最高:466kg) (最低:456kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | |
均整のとれたバランスのいい骨格で、立ち姿は非常に見栄えがする。3歳時よりも筋肉量が増してきており、パワフルな馬体になってきた。元々フレームの造りは中距離タイプで、1600~2000m辺りはソツなくこなせるはず。胴周りは長躯短背の理想的なラインを描き、柔軟性に富んだ造り。東京の瞬発力勝負もOKだ。長期休養明けの2走前が+18キロ、前走のマイラーズCでは-6キロと絞れていたが、今回は今季3戦目で腹周りが更にスッキリと引き締まって来た。背中には銭型が浮き上がり、代謝の良さが伝わってくる。毛艶も光沢があり、文句無しの好仕上がり。 |
ヴェロックス
(牡5、栗東・中内田厩舎)
父 | ジャスタウェイ |
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母 | セルキス |
母父 | Monsun |
通算成績 | 13戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 486kg (最高:492kg) (最低:478kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
父ジャスタウェイに似た胴周りをゆったりと見せる体型で、長く脚を使う持続力勝負に強そうな造りをしている。広い東京コース自体は合っている一方、切れ味を求められる展開になった場合にどこまで対応できるか。3歳時と比較して筋肉量が増し、全体に逞しい体つきになってきた。前走は2200mで着外に敗れたものの、パワフルさが出てきたため距離適性はマイル~2000mがベストではないだろうか。脚部不安で東京新聞杯を回避したが脚元はスッキリと見せており、不安は一切感じられない。馬体の張りは近走で一番といっていいレベル。銭型も浮き上がり、体調もかなり上向いてきている。 |
サトノフラッグ
(牡4、美浦・国枝厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | バラダセール |
母父 | Not For Sale |
通算成績 | 10戦3勝 |
重賞勝利 |
20年報知弥生ディープ記念(G2) |
連対時 平均馬体重 | 491kg (最高:494kg) (最低:486kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
馬体重こそデビュー時から大きな変動がないものの、体つきは3歳時と比較して一変。シャープな印象があったクビ周りには豊富な筋肉が付き、伸びを感じさせた胴周りにもまとまりが出てきた。本質的には持続力を活かした競馬が合うタイプで、弥生賞もマクり気味に進出して勝利。ストライドも雄大で、広い東京コースは向いているはずだ。菊花賞3着馬ではあるものの、現状この体つきであれば中距離のほうが力を発揮できそう。腹周りにはボリューム感があるものの、肋骨が薄っすらと浮き、決して太くは映らない。馬体の張りも良好で、過去とは異なる造りでどんな走りを見せるか注目。 |
シュリ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父 | ハーツクライ |
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母 | エーゲリア |
母父 | Giant’s Causeway |
通算成績 | 10戦6勝 |
連対時 平均馬体重 | 503kg (最高:514kg) (最低:490kg) |
前走時馬体重 | 514kg |
POINT | |
背中が短めで前後にやや詰まった印象のある体型。500キロを超える大型馬ながら、柔軟性に富んだピッチの利く走りが特徴的で、瞬発力勝負に強そう。一方で、飛節は地面に対して真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造をしており、後肢をキックした際に飛節がしっかりと伸び切る。持ち前の馬格の大きさも相まって、鋭い脚を長く使える点が本馬の長所といえるだろう。近年のエプソムCでは胴周りにまとまりがあるタイプが強く、レースへの適性はかなり高そうだ。後肢の下腿部には血管が網目状に浮き上がり、皮膚を薄く見せるほど筋肉の張りがいい。完成度もさらに高まってきた。 |
ファルコニア
(牡4、栗東・高野厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | カンビーナ |
母父 | Hawk Wing |
通算成績 | 10戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 450kg (最高:456kg) (最低:444kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | |
腹周りに余分な肉が一切付いていないシャープな体型。胴周りに伸びがあり、胸の深さも十分で、四肢をスラっと長く見せている。前向きな走りをするため1800mでも能力を出せているものの、体型的には距離が延びて良さが出そう。ストライドも大きく、広々とした東京コースはこの馬にとってプラスに働きそう。3歳時と比較して、胸前やトモの筋肉量がハッキリと増加。トモの下腿部にも膨らみがあり、充実した馬体を披露している。キ甲が伸びたことで腰高な印象も無くなり、完成度が高まって来た。毛艶も光沢があり、薄っすらと肋骨が浮き上がる理想的なコンディションに整っている。 |
フランツ
(牡6、栗東・音無厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ロベルタ |
母父 | ブライアンズタイム |
通算成績 | 18戦4勝 |
連対時 平均馬体重 | 442kg (最高:456kg) (最低:434kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | |
過去の立ち写真と比較しても全体にボリューム感があり、前走のメイSでは過去最高馬体重を記録。それでも太め感は一切なく、6歳にして充実期を迎えている印象だ。1800mもベストといえる距離で、胴周りがやや詰まり気味な瞬発力タイプであることを踏まえても、末脚が活きる東京コースへの適性は高いはず。母父ブライアンズタイムの影響が出てきており、腹袋に膨らみがある。数字以上に逞しく見せ、繋ぎはやや短め。高速馬場よりは多少、時計の掛かる馬場が合いそう。毛艶や馬体の張りも申し分なく、状態の良さが伝わってくる。 |
プレシャスブルー
(牡7、美浦・相沢厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | オンワードミシェル |
母父 | アンバーシヤダイ |
通算成績 | 34戦5勝 |
連対時 平均馬体重 | 437kg (最高:448kg) (最低:428kg) |
前走時馬体重 | 436kg |
POINT | |
※立ち写真は20年函館記念出走時 背中が短く、腹側のラインが長い「長躯短背」と言われる活躍馬に多く見られる体型。また仙骨の角度が傾斜した「斜尻」と飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」はいずれも父ディープインパクトと同じパーツの構造で、瞬発力と持続力を兼ね備えたタイプと考えていい。近年のエプソムCではこの2つのパーツを合わせ持つタイプの活躍が目立っている。エプソムCは開催後半の荒れ気味の馬場で直線、馬群がバラけるような展開になりやすい。本馬も脚を余すことなく繰り出されていた時に好走例が多く、レース適性はかなり高いと見ている。穴候補として注目の1頭だ。 |
エプソムC
函館スプリントS
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