【七夕賞】先週11番人気2着馬を推奨!毎年10万、100万馬券が飛び出す名物重賞もお任せあれ!…競馬JAPAN

※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

七夕賞

プロキオンS

  • 7/10()夕方発行
    東京スポーツ(七夕賞の予想を掲載)
  • 7/11()14:45頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (福島10R~12R)

クレッシェンドラヴ

牡7
[美]林厩舎

レース適性星
仕上がり星
ステイゴールド
ハイアーラヴ
母父:Sadler’s Wells
通算成績 26戦7勝[7-4-2-13]
前走時馬体重 498kg
詳細
寸評

全体に肉付きが良く、重厚感のある馬体。特に腹袋は母父サドラーズウェルズが発現して大きく発達しており、見た目にパワフル。繋ぎは短め、蹄にも厚みがあり、時計の掛かる荒れ馬場や道悪馬場は得意。胴周りにも伸びがあって、バテずに伸び続けられるのが本馬の強み。七夕賞は小回りで先行争いが激しくなりやすく、近年は上がりの掛かるレースが続いている。今年も同様に上がりの掛かる展開になれば、3年連続の馬券内も十分にあり得る。腹周りのボディコンディションも理想的で、毛艶や馬体の張りも良好。力を出せる状態に整っている。

トーラスジェミニ

牡5
[美]小桧山厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングズベスト
エリモエトワール
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 28戦7勝[7-0-1-20]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

キングマンボ系らしさ溢れる、横幅の広いトモが特徴的。力強いキックで大きな推進力を感じさせ、全体に筋肉質。胸の深さも十分で、スピード勝負に持ち込んで高い心肺機能を活かす競馬が理想的。ややマイラー志向が強いため2000mは若干長い印象も、開幕2週目の綺麗な馬場でマイペースに持ち込めれば面白い。脚元の造りを見る限り、どんな馬場状態でもある程度安定して力を発揮できそうだ。G1での激走後となるが、前走同様に背中には銭型が表れており、代謝の良さが伝わってくる。血管が肩周りや後肢の下腿部に浮き上がり、筋肉の張りも良好。デキ落ちは一切感じられない。

プレシャスブルー

牡7
[美]相沢厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
オンワードミシェル
母父:アンバーシヤダイ
通算成績 35戦5勝[5-5-3-22]
前走時馬体重 442kg
詳細
寸評

背中が短く、腹側のラインが長い「長躯短背」の体型。また仙骨の角度が傾斜した「斜尻」と飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」を持ち合わせており、これらは父ディープインパクトと同じパーツの構造だ。瞬発力と持続力を兼ね備えているため、良い脚を長く使えるのが本馬の長所。古馬になってからは比較的上がりの掛かるレースで結果を出しており、淀みない流れになれば上位進出も。7歳で35戦のキャリアを消化しているが、馬体に衰えはなく、引き締まった体つきで見栄えがする。筋肉の張り具合も良好で、現状ベストの仕上がりといえるだろう。

マウントゴールド

牡8
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
ステイゴールド
マウントコブラ
母父:Mt. Livermore
通算成績 21戦5勝[5-2-3-11]
前走時馬体重 458kg
詳細
寸評

ムダ肉の少ないシャープな体つき。骨格の大きさに対して胴が長く、四肢もスラっと長く見せている。長く良い脚を使える典型的な持続力タイプの造りで、過去のレースを見ても好走時は先行押し切りが多い。七夕賞は持続力を要求されるケースが多く、淀みない流れになれば展開がマッチするだろう。コンパクトな馬体で、小回りコースも苦にしないはずだ。以前の立ち姿よりも筋肉量が増え、全体に迫力が出てきた点は好印象。8歳馬でも休養期間が長かった分衰えは少なく、馬体には若々しさがある。毛艶も光沢があって見た目に体調が良さそう。充実している様子が伝わってくる。

ワーケア

牡4
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
チェリーコレクト
母父:Oratorio
通算成績 7戦2勝[2-1-1-3]
前走時馬体重 492kg
詳細
寸評

胴周りが前後にまとまっている瞬発力タイプの体型。2~3歳春までは軽快さ、柔軟性が目立っていたが、徐々に母系のデインヒルが発現して筋肉質・パワフルさが目立つようになってきた。特に腹周りはふっくらと見せていて、重厚感が出てきている。クビ周りも太くなっており、パワー型に変化してきた印象。上がりが掛かり、底力を要求されやすい七夕賞にも十分に対応できると見た。2000mの距離もベストに近く、曲飛で瞬間的な反応も速いため、小回りコースも問題ない。下腿部には血管が浮き上がり、休み明けながら馬体の張りは上々。いきなり力を出せる状態に仕上がっている。

イチオシ馬

ヴァンケドミンゴ

牡5
[栗]藤岡健厩舎

レース適性星
仕上がり星
ルーラーシップ
アンフィルージュ
母父:アグネスタキオン
通算成績 22戦4勝[4-2-3-13]
前走時馬体重 476kg
詳細
寸評

以前はボリューム感が前面に出ていたが、キャリアを重ねて余分な肉が削げ、メリハリのある体つきへと変化してきた。筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっており、前回の写真から成長が窺える。パワー型で、繋ぎ・蹄が立ち気味。時計の掛かる道悪は他馬との比較で有利に働きそう。父譲りで胴周りにも伸びが感じられ、持続力勝負になれば楽しみな1頭。肋骨が薄っすらと浮き上がっており、過去の写真と比較すると一番シャープに仕上げられている。決して細くは映らず、張り感も良好。近3走の着順こそ振るわないものの、変わり身があっていい。

やーしゅん
特に注目したいのは大きな腹袋。上がりの掛かる展開に向いており、小回り→ハイペースになりやすい七夕賞向きの馬体といえます。3ヶ月ぶりでもシャープに仕上げられ、状態も良さそうです。

ウェスタールンド

セ9
[栗]佐々晶厩舎

レース適性星
仕上がり星
ネオユニヴァース
ユーアンミー
母父:Marquetry
通算成績 33戦6勝[6-9-5-13]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

前駆に縦幅があり、胸の深さが目立つ体型。後肢に目を向けると、飛節が地面に対して垂直に真っ直ぐ伸びた「直飛」の構造をしていることが分かる。持続力に優れた後肢と高い心肺機能を活かした、マクリ気味に進出する競馬が得意。胴は詰まり気味なので完歩自体のピッチはそれなりに速く、小回りコースのコーナリングも問題なし。小倉ダ1700mでも勝利した実績があり、コースへの適性は高いはず。今回は7ヶ月ぶりの実戦となるが、毛艶は光沢があって体調の良さが伝わってくる。ただ休み明けの分、腹周りはふっくらと見せており、絞れる余地がありそう。当日のパドックも要チェック。

サンライズホープ

牡4
[栗]羽月厩舎

レース適性星
仕上がり星
マジェスティックウォリアー
オーパスクイーン
母父:スペシャルウィーク
通算成績 12戦5勝[5-2-0-5]
前走時馬体重 538kg
詳細
寸評

マジェスティックウォリアー産駒らしい筋肉質で骨量も豊かな迫力あるボディ。肩周りから胸前にかけての発達が顕著で、実にパワフル。トモも横幅が広く、膨らむように発達していて、大きな推進力を生み出せそう。背中と腹側のラインが平行に近く、十分な長さがあって持続力勝負に向いていそう。直飛で後肢も伸び切ることから、早めに先頭に立って押し切るような競馬が理想的。今回の課題は1700mの距離。歩かせてみると柔らかさ、良い意味での緩さがあって1800m以上の距離が合っているだけに、小回りのスピード勝負にどこまで対応できるか。大型馬ながら馬体は太め感無く仕上がっており、状態はかなり良さそう。

スマートダンディー

牡7
[栗]石橋厩舎

レース適性星
仕上がり星
エンパイアメーカー
スマートオーシャン
母父:Mr. Greeley
通算成績 28戦8勝[8-5-3-12]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

胴が前後に詰まった短距離志向の強い馬体。筋肉量も豊富で、シルエットが正方形に近く、距離はマイル以下が合っている印象。今回は1700mへの延長となるが、道中しっかりとタメを利かせられるかがカギになりそうだ。背中が短く、腹側のラインが長く見える瞬発力タイプの構造で、基本的には末を伸ばす競馬が合っているタイプ。一方でトモの発達も目立ち、脚質のイメージ以上にテンのダッシュ力も秘めているため、中団で流れに乗って終いに脚を使える点がこの馬の長所。7歳でも馬体面に衰えは感じさせず、引き締まった体つきで張り感は抜群。

ナムラカメタロー

牡5
[美]稲垣厩舎

レース適性星
仕上がり星
ヨハネスブルグ
ナムラチアーズ
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 19戦7勝[7-1-2-9]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

500キロを超える大型馬ながら、素軽さを感じさせる馬体。歩様も柔らか味があり、力強さと軽快さが両立している点が本馬の長所といえる。ダートで5勝を挙げているが、繋ぎは寝ていてクッションが利きそうで、蹄もやや薄い造り。初勝利は芝で挙げており、ダートであれば脚抜きの良い、スピードが出るような馬場が合っているのではないだろうか。飛節は折りの深い「曲飛」の造りをしており、比較的小脚が使えるタイプ。小回りでも上手な立ち回りができそう。過去との比較はできないが、アップで見ると肋骨が薄っすらと浮き上がっており、理想的なコンディションに仕上がっている。

ワイドファラオ

牡5
[栗]辻野厩舎

レース適性星
仕上がり星
ヘニーヒューズ
ワイドサファイア
母父:アグネスタキオン
通算成績 18戦4勝[4-3-1-10]
前走時馬体重 514kg
詳細
寸評

筋肉量が豊富な一方で素軽さを秘めており、芝のマイル重賞を制しているように高いスピード能力を感じさせる。背と腹側のラインが平行で、先行してこそ持ち前の速力・持続力が活きてくるだろう。距離は1400~1600mが合っている印象。曲飛で小回りコースへの適性は高いため、1700mでも上手く立ち回ることができれば好走可能だろう。フェブラリーS出走時よりも腹周りにボリューム感があるものの、決して太くは映らない。後肢の下腿部に血管が浮き上がっているように、馬体の張りも良好。仕上がりに関してはメンバー中でも上位。

イチオシ馬

ダノンスプレンダー

牡5
[栗]安田隆厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
メジロスプレンダー
母父:シンボリクリスエス
通算成績 13戦5勝[5-2-3-3]
前走時馬体重 510kg
詳細
寸評

骨格に対して胴が長く見えるシルエット。父ロードカナロアよりも母父のシンボリクリスエスが強く出ている印象で、ダートの中距離で活躍している点も納得できる。後躯にはまだ成長の余地がありつつも、豊富な容量があり肉付きは十分。現状の完成度から考えると、乾いた良馬場のほうが力を出せそうだ。胴からは持続力、「くの字」に折れている曲飛からは機動力を生み出すことができそうで、初の小回り小倉コースもこなせるのではないだろうか。過去との直接比較こそできないものの、腹周りは1週前の時点でスッキリと引き締まっており、動ける態勢に整っている。毛艶や馬体の張りも現状のベストといえそうだ。

やーしゅん
大型馬でも曲飛で意外と器用な小脚が使えるタイプ。後躯からは父譲りのスピードを受け継ぎつつ、全体の骨格は母父シンボリクリスエス似。小回りも十分にこなせる馬体構造です。腹周りもスッキリ引き締まっており、好仕上がりといえるでしょう。
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