※札幌記念のイチオシ馬はYouTube動画で公開します!

札幌記念

北九州記念

  • 8/21()夕方発行
    東京スポーツ(札幌記念の予想を掲載)
  •     
  • 8/21()13:15頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
    (新潟7R~9R)
  • 8/22()14:45頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (新潟10R~12R)

ステイフーリッシュ

牡6
[栗]矢作厩舎

レース適性星
仕上がり星
ステイゴールド
カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
通算成績 24戦2勝[2-5-7-10]
前走時馬体重 470kg
詳細
寸評

胴周りに伸びがあり、背中と腹側のラインが平行に近い。持続力タイプの馬体構造で、長く脚を使うロングスパート勝負に向いている。札幌記念はインコースでタメて、瞬発力を活かすタイプが強い。早めの動きだしでどこまで粘れるか。蹄に厚みがあり、繋ぎも立ち気味。やや時計の掛かる傾向にある洋芝も十分対応できるだろう。雨が降っても問題なし。今回は半年ぶりのレースでも、太め感なく仕上がっている。馬体の張りはまだ良化の余地を残しているが、動ける態勢に整っていると見ていいだろう。

トーラスジェミニ

牡5
[美]小桧山厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングズベスト
エリモエトワール
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 29戦8勝[8-0-1-20]
前走時馬体重 466kg
詳細
寸評

キングマンボ系らしい豊かなトモが特徴的。力強いキックで大きな推進力を生み出すことが可能なスピードタイプ。胸の深さもあり、心肺機能も高い。今年の札幌は変則開催で、例年の札幌記念の時期よりも馬場は使い込まれていない。綺麗な馬場コンディションはこの馬にとってプラスに働くはずだ。コンスタントにレースを使われているが全く消耗する気配がなく、毛艶はピカピカ。馬体の張り感も申し分ない。肋骨が薄っすらと浮き上がり、理想的なボディコンディションをキープできている。充実一途といった印象だ。

特注馬

アイスバブル

牡6
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
ウィンターコスモス
母父:キングカメハメハ
通算成績 25戦4勝[4-6-1-14]
前走時馬体重 458kg
詳細
寸評

最新の写真は20年新潟記念出走時
バランスの整ったシルエット。父ディープインパクト同様に飛節は真っ直ぐに伸びている「直飛」で、長く脚を使える持続力が武器。札幌競馬場ならばコーナーから徐々に加速していく競馬も可能だ。筋肉の付き方は比較的なだらかでムダ肉も少なく、スタミナをロスすることなく走ることができそう。2500m重賞でも好走しているように、中長距離への適性を感じさせると同時に、素軽さを示している。決め手勝負になっても十分に対応できそう。

やーしゅん
真っ直ぐに伸びた「直飛」は持続力が要求される札幌競馬場にマッチしそうですね。牡馬の中では筋肉の付き方がなだらかで、しなやかさも秘めているタイプ。決め手勝負も対応可能でしょう。函館記念での末脚には見どころがあり、ココも展開がハマれば上位食い込みがあっていいはずです。

アウィルアウェイ

牝5
[栗]高野厩舎

レース適性星
仕上がり星
ジャスタウェイ
ウィルパワー
母父:キングカメハメハ
通算成績 18戦4勝[4-1-4-9]
前走時馬体重 490kg
詳細
寸評

四肢が短く、重心の低いスプリンター体型。筋肉量が非常に豊富で、特に後躯は横幅が広く発達が目立つ。父ジャスタウェイ-その父ハーツクライと続く胴長の血統が影響して、胴周りの造りには伸びが感じられる。持続力を要する展開に強く、前が速くなって消耗戦になるほど、長く脚を使える本馬の末脚が活きてくる。牝馬ながらパワータイプのため、極端な高速決着よりは少し時計が掛かるくらいの馬場が良さそう。毛艶は前走時のほうが良く見えたものの、今回も下腿部には血管が浮き上がり、十分な張り感を示している。

シゲルピンクルビー

牝3
[栗]渡辺厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
通算成績 5戦2勝[2-0-0-3]
前走時馬体重 462kg
詳細
寸評

飛節が「くの字」に折れた「曲飛」の構造で、回転力に優れた造り。後肢の構造に加えて、背中が短く、伸縮性に長けた体型は姉シゲルピンクダイヤと同様のパーツ構造。姉よりも胴周りにまとまりがあって、筋肉量も豊富。牝馬らしい素軽さもあり、瞬発力を活かした競馬が合う体型。短距離志向が強いため、1200mへの適性は十分に感じさせる。キ甲には伸びがあり、完成度は比較的高め。馬体のボリューム感に関しては、桜花賞時のほうが良く見えた。デビュー戦から馬体重が減ってきているため、そろそろ増えてきてほしいところ。

ファストフォース

牡5
[栗]西村厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
ラッシュライフ
母父:サクラバクシンオー
通算成績 11戦3勝[3-2-0-6]
前走時馬体重 518kg
詳細
寸評

ロードカナロア産駒らしい豊富な筋肉量の持ち主で、特に父譲りの横幅が広い、膨らむように発達したトモが目を引く。CBC賞ではレコード決着に対応したように、スピード能力が問われる条件でこそ馬体の特性が活きてくる。ベタ蹄で時計の出る良馬場がベスト。夏の小倉は平均して時計が速く、今年は開催を休んでいた期間もあり、馬場コンディションがいい。前走同様に高速馬場になれば注目の1頭だ。背中には銭型模様が浮き上がっており、代謝の良さが伝わってくる。過去写真と直接の比較はできないが、見栄えのするいい状態に仕上がっている。

モズスーパーフレア

牝6
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
Speightstown
Christies Treasure
母父:Belong to Me
通算成績 25戦7勝[7-3-1-14]
前走時馬体重 498kg
詳細
寸評

前脚が短く重心が前傾しているため、スピードの乗りが良く、テンのダッシュ力に優れている。詰まり気味の胴周りに、豊富な筋肉量はスピードに特化したスプリンターの特徴といえるだろう。重馬場の高松宮記念を制しているが、本質的には高速決着でこそ良さが出るタイプ。夏の小倉芝への適性は高いはずだ。6歳夏を迎えて、さすがにトモの張りなどを見ると全盛期を過ぎた感があるものの、極端な衰えは感じさせず、半腱半膜様筋には明瞭なスジが浮き上がっている。冬場は毛艶が冴えないタイプだが、夏場とあっていつも通り毛艶が良く、休み明けでも仕上がりは上々。

ヨカヨカ

牝3
[栗]谷厩舎

レース適性星
仕上がり星
スクワートルスクワート
ハニーダンサー
母父:Danehill Dancer
通算成績 9戦3勝[3-2-0-4]
前走時馬体重 454kg
詳細
寸評

前脚が短めで、重心がやや前傾している。スピードの乗りが良いタイプで、1600mでも健闘しているものの、体型的には短距離色が強い。古馬相手の1200m戦でもスピード慣れしてくれば活躍できるはず。比較的完成度の高い馬ではあるものの、CBC賞の前辺りから馬体にメリハリが出てきており、この馬なりに成長している。全体に牝馬らしいシャープな雰囲気があるため、欲を言えばもう少しボリューム感が出てきてもいい。前走時の仕上がりが良かったので大きな変わり身こそ無いものの、引き続き馬体は引き締まっており、力を出せる状態に整った。

レッドアンシェル

牡7
[栗]庄野厩舎

レース適性星
仕上がり星
マンハッタンカフェ
スタイルリスティック
母父:Storm Cat
通算成績 22戦6勝[6-2-5-9]
前走時馬体重 480kg
詳細
寸評

胴詰まりの体型で、ピッチが利いて瞬間的に速い脚を繰り出せる造り。前駆のボリューム感が素晴らしく、胸前から肩周りにかけて立派な筋肉が付いていて、迫力がある。本質的には良馬場でスピードを活かす条件よりも、一雨降って時計が掛かるくらいの馬場が良さそう。昨年の北九州記念を制しているが、その時も稍重馬場だった。前走はよもやのシンガリ負けも、トモにはボリューム感があって中身も詰まっており、デキは悪くなかったと見ている。今回は休み明けの分、良化の余地を感じるものの、腹周りには太め感はなく、動ける状態にはありそう。

イチオシ馬

ジャンダルム

牡6
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
Kitten’s Joy
Believe
母父:Sunday Silence
通算成績 21戦5勝[5-1-3-12]
前走時馬体重 502kg
詳細
寸評

母はスプリント女王のビリーヴだが、本馬は胴周りに十分な伸びがあって、窮屈に見せない体型。ある程度の距離は融通が利くタイプで、2000mでも好走したことがある点も頷ける。2歳時から一線級で活躍している馬ではあるものの、若い頃と比べて馬体にはメリハリが感じられ、6歳となった今季も衰えは一切感じられない。後躯のボリューム感もあり、下腿部には血管が網目場に浮き上がっている。蹄は薄く、繋ぎの角度も寝ているタイプで、スピード勝負にも対応可能。久々の出走でも腹周りは引き締まっており、毛艶も上々。いきなり力を発揮できそう。

やーしゅん
6歳馬でも衰えは一切感じさせず、充実した馬体を見せています。ボリューム感のある後躯に加えて蹄が薄く、繋ぎの角度が寝ているタイプで、スピードが要求される小倉芝1200mへの適性も高そうです。
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