【チャンピオンズC】ダート戦は馬体がカギ!先週も好走したイチオシ馬・特注馬は⁉
2021/12/3(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 12/4(土)夕方発行
東京スポーツ(チャンピオンズCの予想を掲載) - 12/5(日)14:40頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10R~12R)
エアスピネル
牡8
[栗]笹田厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | エアメサイア 母父:サンデーサイレンス |
通算成績 | 28戦4勝[4-7-5-12] |
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前走時馬体重 | 482kg |
正方形に近いシルエットで、距離はやはりマイルがベスト。1800mは1ハロン長い印象があるものの、レース運び次第で対応できそう。際立った切れる脚があるタイプではないものの、胴周りにはまとまりがあり、タメが利けばしっかりと脚を使える。フェブラリーSでは馬群の内目で我慢して、最後外に持ち出されて伸びてきた。インで溜められる点はチャンピオンズCにおいて大きなアドバンテージといえる。年齢的に大きな変わり身まではどうかも、8歳秋ながら筋肉量を維持できており、馬体の張りも上々。十分に力を発揮できそうだ。
オーヴェルニュ
牡5
[栗]西村厩舎
父 | スマートファルコン |
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母 | ギュイエンヌ 母父:タニノギムレット |
通算成績 | 23戦8勝[8-3-0-12] |
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前走時馬体重 | 480kg |
背中は長めで、胴自体もゆったりと見せている。飛節も「直飛」寄りの造りで、総合的に見て持続力勝負に強いタイプだ。筋肉量が豊富で馬体重以上にボリューム感、迫力がある。ただし、重苦しい面は一切感じられず、パワフルな馬体の中にも軽快さが垣間見える。中京ダ1900mで行われた平安Sでは重馬場の中でレコード勝ち。1200mでの勝ち星もあるように、スピード能力は十分だ。前走の時点で太め感なく仕上がっていたので、大きな変わり身まではどうかも、引き続き引き締まった体つきを披露。大敗後でもダメージはなさそうだ。
カフェファラオ
牡4
[美]堀厩舎
父 | American Pharoah |
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母 | Mary’s Follies 母父:More Than Ready |
通算成績 | 9戦5勝[5-0-0-4] |
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前走時馬体重 | 524kg |
ダートのトップホースの中でも際立つ豊富な筋肉量。骨量も豊かで立ち姿は非常に迫力がある。3歳時はやや筋肉に緩さがあったものの、古馬になって余分な肉が削げ、馬体にメリハリが出てきた。ほぼ完成されたと見ていいだろう。胸の深さがあり、心肺機能は高い。飛節は「くの字」に折れている曲飛で、ゲートの出こそ速くないものの、二の脚は利くタイプ。大型馬ながら追ってからの反応速度も悪くなく、スムーズな競馬ができればコーナー4つの舞台でもやれていい。休み明けの分、ややふっくらとした体つきではあるものの、馬体の張りは近走でも一番。体調は良さそう。
クリンチャー
牡7
[栗]宮本厩舎
父 | ディープスカイ |
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母 | ザフェイツ 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 30戦6勝[6-5-4-15] |
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前走時馬体重 | 494kg |
腹袋の大きい体型で、肩周りやトモの筋肉量も豊富。重心もどっしりとしており、全体に重厚感があるパワータイプで、底力を要するダートの中距離が合っている。中京ダ1800mは比較的スピードが出やすいコースで、切れる脚が使えるような一定レベルの軽さが必要。先行して早めに動き、粘りこむような競馬ができれば。3歳時から一線級で活躍している馬だが、7歳秋になっても馬体の衰えは感じられない。みやこS出走前の立ち姿がかなり良く見えたので、大きな上積みまではどうかも、馬体の張りは上々で状態面はキープできている。
サンライズホープ
牡4
[栗]羽月厩舎
父 | マジェスティックウォリアー |
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母 | オーパスクイーン 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 14戦6勝[6-2-0-6] |
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前走時馬体重 | 540kg |
マジェスティックウォリアー産駒らしい筋肉質で骨量も豊かな迫力あるボディ。骨格自体の大きさもさることながら、四肢を長く見せており、跳びが大きい。胴周りに目を向けると、背中と腹側のラインが平行に近く、十分な長さがあって持続力に優れている印象。飛節も真っ直ぐに伸びた「直飛」で、強気に押し切るようなスタイルが理想的だ。スムーズに先行することができれば、G1の大舞台でもチャンスアリ。前走との直接比較こそできないものの、毛艶が良く、背中には薄っすらと銭型が浮き上がっている。馬体も太め感がなく、1週前の時点で仕上がりは上々。
ダノンファラオ
牡4
[栗]矢作厩舎
父 | American Pharoah |
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母 | クリスプ 母父:El Corredor |
通算成績 | 17戦5勝[5-3-1-8] |
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前走時馬体重 | 520kg |
前走時の馬体重が540キロとかなりの大型馬でありながら、全体にまとまりがあって骨格のバランスは整っている。やや前脚が短めに映るほど胸が深く、心肺機能が高い。腹袋が大きく重厚感があるため、決して反応の速いタイプではないものの、上がりが掛かるような展開でもバテずにしぶとく伸びてこられる点が本馬の長所だ。チャンピオンズCは先行馬が有利で、勝ち時計も速い。スピード決着への対応がカギといえそう。今回が初の立ち写真で過去との比較はできないが、筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっており、馬体の張りは良好。力を出せる状態と見て良さそうだ。
テーオーケインズ
牡4
[栗]高柳大厩舎
父 | シニスターミニスター |
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母 | マキシムカフェ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 14戦7勝[7-2-2-3] |
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前走時馬体重 | 494kg |
骨格のバランスが良く、全体にムダ肉の少ないシャープな馬体。パワー、力強さよりも素軽さが勝っている印象で、スピードを要する条件は合っていそう。今春には脚抜きのいい馬場状態で優れたパフォーマンスを披露しており、今回も締まった馬場なら注目。また、中京コース自体水準以上のスピードが必要なので、本質的に向いている舞台といえるだろう。飛節は折りの深い「曲飛」で、帝王賞ではインコースを突く競馬で勝利。器用な面がある点は好材料。前走比較こそできないものの、1週前の時点で馬体は引き締まっていて、順調に仕上がっている印象だ。
チュウワウィザード
牡6
[栗]大久龍厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | チュウワブロッサム 母父:デュランダル |
通算成績 | 22戦10勝[10-4-5-3] |
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前走時馬体重 | 486kg |
均整の取れた好馬体で、ダートを主戦場としている馬の中ではかなり素軽いタイプ。スタミナを消費しづらそうな体型で、中距離以上で安定した成績を残している点も納得。父キングカメハメハ譲りの横幅が広い、肉付きの良いトモを有しており、スピードを要する条件にも対応。過去2年の立ち姿と比較しても、中身が詰まって張り感が増してきている。バランスの良さは競馬センスの高さにも直結し、自在性がある点は強みといえるだろう。全体に筋肉の輪郭が明瞭でメリハリがあり、充実している様子が伝わってくる。前走との直接比較こそできないが、腹周りにも薄っすらとラインが浮き上がっていて、ココ目標に万全といった雰囲気。
メイショウハリオ
牡4
[栗]岡田厩舎
父 | パイロ |
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母 | メイショウオウヒ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 13戦5勝[5-2-1-5] |
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前走時馬体重 | 510kg |
背中が短めで、腹周りは後躯に向かって引き締まっている。500キロ超の大型馬ながら胴は詰まり気味で、ピッチの速い歩きが特徴的。決して反応の速いタイプではないが、みやこSでは馬群を割って伸びてきたように、狭いところを通って伸びてこられる瞬発力がある。また飛節は角度が垂直に近い「直飛」で、エンジンが掛かってからの持続力も秀逸。内でしっかりとタメが利けば、G1の大舞台でも侮れない。日当たりの関係もあるとはいえ、毛艶は写真のある出走メンバーで一番といっていいほどの光沢があり、筋肉の張り具合も申し分ない。状態面の良さが伝わってくる。
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父ケイムホーム譲りの詰まった胴周り。大型馬ながらピッチは速く、高いスピード能力を秘めている。背中と腹側のラインは平行に近い造りで、長く脚を使ってこそ持ち味が活きてきそう。飛節も真っ直ぐに伸びた「直飛」で、こちらも持続力に秀でた形だ。コース適性の高さは既に示しているものの、今年に入ってからは差しのスタイルに脚質変換。中京ダ1800mは先行有利、差し馬ならインを突ける器用なタイプが合っているので、今回はポジション取りがカギになりそう。7歳馬でも衰えは一切感じさせない、パワフルな立ち姿。筋肉の張りや毛艶も上々で、腹周りも太め感なく仕上がっている。