【オークス】3歳牝馬の頂点は距離適性が重要!適性バツグンのイチオシ馬・特注馬は!?
2022/5/20(金)
[PR]桜花賞で◎3人気から万券的中!オークスの予想買い目を無料公開…【競馬JAPAN】
※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 5/21(土)夕方発行
東京スポーツ(オークスの予想を掲載) - 5/21(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R) - 5/22(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
ウォーターナビレラ
牝3
[栗]武幸厩舎
父 | シルバーステート |
---|---|
母 | シャイニングサヤカ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 6戦3勝[3-1-1-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 464kg |
父シルバーステート譲りの、筋肉質な体つきが目に留まる好馬体。骨格のバランスも整っていて、優れた心肺機能を秘めた深い胸が目立つ。ストライドが大きく、また胴周りの造りにも伸びがあるものの、肉付きが良くパワフルなので、やはりマイルの高速決着がベストの条件と見ている。3歳牝馬同士でも、オークスは距離適性が重要。持ち前のスピードを活かしてどこまで。前走で目一杯に仕上げられていたので、大きな上積みこそ感じられないものの、引き続き馬体の張りや毛艶はいい状態をキープできている。
エリカヴィータ
牝3
[美]国枝厩舎
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | マルシアーノ 母父:フジキセキ |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 442kg |
全体に余分な肉が付いていない、シャープな馬体。スタミナを消費しづらいタイプで、2400mへの距離延長はプラスに働きそう。極端な道悪はどうかも、高速決着よりは多少、時計は掛かったほうが良さそう。当日の馬場状態はカギ。馬体は父や母とはそこまで似ていない。血統から遡って最も影響を感じるのが、キングカメハメハの母であるマンファス。キングカメハメハを除き、産駒には小柄、細身な馬が多く、本馬はその傾向に当てはまる。マンファス産駒でフローラS2着の、レースパイロットと似た印象。もともとの体型もあるが、体つきを見る限り1週前の時点で少し細く映る。当日の気配も要チェック。
スターズオンアース
牝3
[美]高柳瑞厩舎
父 | ドゥラメンテ |
---|---|
母 | サザンスターズ 母父:Smart Strike |
通算成績 | 6戦2勝[2-3-1-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 470kg |
前後にまとまりのある、バランスのいい馬体。様々な舞台で安定して好走している点も納得できる。父系譲りの豊かなトモを有しており、大腿筋膜の発達が目立つ。後肢の下腿部には血管が浮き上がっていて、膨らみを感じさせる。現時点でキ甲も伸びが見られるように、完成度は高そう。胴詰まり、そして筋肉質なフォルムである点を考えると、本質的な距離はマイルから2000mくらいが合っている印象。繋ぎはある程度立ち気味で、蹄も標準的。道悪でも力は発揮できそう。立ち写真の直接比較こそできないが、激走後でも馬体はしっかりとキープ。筋肉の張りも上々だ。
スタニングローズ
牝3
[栗]高野厩舎
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | ローザブランカ 母父:クロフネ |
通算成績 | 7戦3勝[3-1-1-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 474kg |
父キングカメハメハ譲りで肉付きのいい馬体が特徴的。特にトモは横幅も広く、大腿筋膜周辺を中心に、発達が目立っている。飛節は緩やかにカーブしており、バネ感十分。追ってからしっかりと速い脚を使えそう。背中は短めで、胴自体も詰まり気味。2歳時よりも若干、伸びは感じられるものの、シルエットは前後にまとまりがあるため、距離はマイル前後がベストと見ている。今回は2400mへの延長がカギ。昨夏の新潟2歳S以来の立ち写真となるが、余分な肉が削げて、全体にシャープになった。よりアスリートらしい体型へと変化している。毛艶・筋肉の張りも申し分のない好仕上がり。
ナミュール
牝3
[栗]高野厩舎
父 | ハービンジャー |
---|---|
母 | サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 426kg |
背中が短く、腹側のラインが長く見える「長躯短背」の体型。小柄な馬ではあるものの、身体を大きくしなやかに使うことができる。柔軟な筋肉が本馬の最大の長所で、鋭く切れる瞬発力は世代屈指。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。キックした際に、後肢は綺麗に伸びる。胴周りのシルエットを見るとマイラータイプに映るものの、体型的に素軽さが勝っているタイプなので、スタミナは意外と消費しづらいタイプ。オークスは末脚性能が問われるレースなので、終いに懸ける競馬をすれば、距離も克服可能。毛艶や馬体の張りは桜花賞よりも見栄えがする。大敗のダメージは一切感じられない。
ニシノラブウインク
牝3
[美]小手川厩舎
父 | エピファネイア |
---|---|
母 | ニシノシルエット 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 7戦1勝[1-3-2-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 462kg |
父エピファネイア、その父シンボリクリスエスの胴長因子が馬体に表れた、伸びのある馬体。皮膚を薄く見せており、水準以上の筋肉量がありながら、ムダ肉の少ないスッキリとした体つき。450~460キロ台で出走しているように、素軽さが感じられる。マイルから1800mを使ってきているが、2400mへの延長も十分に対応できそう。飛節も緩やかにカーブしていて、長く脚を使えそうな造り。持続力を問われる展開で注目。まだ伸びしろを感じさせながらも、馬体の張りは素晴らしく、毛艶もかなりイイ。現状のベストといえる状態で出走できそう。
パーソナルハイ
牝3
[栗]矢作厩舎
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | パーソナルダイアリー 母父:City Zip |
通算成績 | 8戦1勝[1-3-0-4] |
---|---|
前走時馬体重 | 456kg |
長躯短背で程よくまとまりがあり、バランスがいい。飛節は折りの深い「曲飛」タイプで、後肢はバネが利くと同時に、回転力にも優れている。肉付きのいい、トモの筋肉をフルに発揮して、テンのダッシュ力に繋げることができる。胴周りの体型的には2400mはやや長い印象こそあるものの、脚はスラっと見せていて、ストライドも広い。雄大な走りをマイペースで刻めれば粘りこみがあっても。肋骨が薄っすらと浮き上がっているように、体つきも引き締まっている。桜花賞→フローラSとタイトなローテーションでも毛艶はピカピカで、疲れは感じさせない。
ピンハイ
牝3
[栗]田中克厩舎
父 | ミッキーアイル |
---|---|
母 | レイテッド 母父:ジャングルポケット |
通算成績 | 3戦1勝[1-1-0-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 406kg |
小顔でバランスの整った、シャープな体つき。立ち姿は桜花賞時よりも若干ふっくらとして映るものの、素軽いフォルムで見た目にも末脚が切れそうな体型。胴周りは窮屈に見せず、同世代同士の戦いならば、2400mの距離も十分に対応できるだろう。小柄な馬ではあるものの、肩周りにしっかり筋肉が付いていて、トモの張り感も十分。桜花賞でも差のない5着に入っており、潜在能力は侮れない。コンパクトな馬格を考慮すると、超高速決着よりは多少時計の掛かる馬場のほうが良さそう。前走も毛艶・馬体の張りを非常に良く見せていたが、今回もいい状態をキープできている。
プレサージュリフト
牝3
[美]木村厩舎
父 | ハービンジャー |
---|---|
母 | シュプリームギフト 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 460kg |
父ハービンジャー同様に、胴周りに伸びがある体型。前脚もスラっと見せていて、跳びが大きいタイプの追い込み馬。飛節も中間的な造りで、長く脚を使えそう。母は短距離で活躍しているが、体型的に距離延長は問題なし。広い東京コースも合っており、レース適性は高そうだ。オークスでは差し・追い込みタイプが有利な点も好材料。桜花賞も銭型模様が浮き上がっていたように、代謝の良さが目立っていた。今回は大きな変化こそ無いものの、引き続き毛艶に光沢があって体調は良さそう。筋肉の張りも上々だ。
ライラック
牝3
[美]相沢厩舎
父 | オルフェーヴル |
---|---|
母 | ヴィーヴァブーケ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 426kg |
出走時420~430キロ台の馬体重が示すように、シャープで細身に映る馬体。スピード勝負よりも持久力比べが合っている印象が強く、フェアリーSではマイル戦で勝利を挙げているが、本質的には中距離のほうが向いていそう。2400mへの距離延長は好材料と見る。飛節の折りは深く、しなやかな馬体で切れる末脚を繰り出すことができる。コンパクトな馬ではあるが、トモの筋肉はしっかりと中身が詰まっていて、力強さも兼備。今回は桜花賞時よりも腹周りは細く映り、肋骨がハッキリと浮いている。筋肉の張り感はいいので、この状態をキープできれば。
サークルオブライフ
牝3
[美]国枝厩舎
父 | エピファネイア |
---|---|
母 | シーブリーズライフ 母父:アドマイヤジャパン |
通算成績 | 6戦3勝[3-0-2-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 482kg |
父エピファネイアの特徴が随所に感じられる、持続力に優れた馬体の持ち主。腹周りはふっくらとしていて、立ち姿は迫力十分。牝馬らしいしなやかな面もあり、総合力に優れたタイプといえそう。筋肉量が多いのでコロンとして映るが、胴伸びがあり、脚も十分な長さがある。2400mへの距離延長も問題ないだろう。ややシルエットが緩く映った2歳時とは一変、体つきは引き締まり、今回は桜花賞時よりも馬体の張りも増してきている。毛艶も抜群で、銭型模様が浮き上がっているほど。過去一番のデキと言っても過言ではない。
ルージュエヴァイユ
牝3
[美]黒岩厩舎
父 | ジャスタウェイ |
---|---|
母 | ナッシングバットドリームズ 母父:Frankel |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 444kg |
※最新の立ち写真は22年フローラS
背中が長めで、胴に伸びが感じられる馬体。父ジャスタウェイ-ハーツクライと続くサイアーライン特有の体型で、トニービンの因子が強く表れている。馬体のシルエットは広々とした東京コース向きで、細身でしなやかな体つき。スタミナを消費しづらい印象があり、2400mへの距離延長も問題なさそう。同時に持続力に長けていて、長くいい脚を繰り出せそう。飛節はカーブ系の「曲飛」で、バネ感がたっぷり。フローラSも最後の伸び脚は際立っていた。差し馬が有利なオークスでは脚質的にも注目の1頭。
※競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。
前脚をスラっと長く見せる体型。胴周りに関しても「長躯短背」で理想的なバランス、肩の角度はやや傾斜しており、胸も深い。優れた心肺機能を秘めており、2400mへの距離延長も問題なさそう。腹袋は父スクリーンヒーローに似て、ややふっくらとした造り。底力を要求されるような、消耗戦は得意なタイプといえそう。飛節は緩やかにカーブしており、バネの要領で鋭い脚も繰り出すことができる。過去との比較はできないが、馬体の張りはまだ良くなりそう。ただし、毛艶は光沢があるように、体調面はかなり良く見せており、力は十分に発揮できそうだ。