【関屋記念】重賞ウイナー多数出走!適性・状態は馬体で見抜く!小倉記念も診断
2022/8/12(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
関屋記念
小倉記念
- 8/13(土)夕方発行
東京スポーツ(関屋記念の予想を掲載) - 8/14(土)13:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟7R~9R) - 8/14(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟10R~12R)
イルーシヴパンサー
牡4
[美]久保田厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | イルーシヴキャット 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 10戦5勝[5-2-0-3] |
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前走時馬体重 | 476kg |
エアファンディタ
牡5
[栗]池添学厩舎
父 | Hat Trick |
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母 | Nokaze 母父:Empire Maker |
通算成績 | 16戦5勝[5-3-0-8] |
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前走時馬体重 | 458kg |
マイルCS・香港マイルを制した父よりも馬体のサイズはコンパクト。ただし筋肉量はかなり多く、馬体重の数字以上に力強さを感じさせる、パワフルな体つきだ。バネの利きそうなカーブした飛節と、胴詰まりの体型は典型的な瞬発力タイプの特徴。トモの横幅が薄い分、序盤の位置取りは中団~後方になりやすいものの、しっかりとタメを利かせることで、鋭い末脚を繰り出すことができる。直線の長い新潟外回りコースは追込脚質のこの馬にとってマッチする舞台といえそうだ。毛艶の光具合は前回ほどではないものの、馬体の張りはキープできている。
ゴールデンシロップ
牡4
[美]木村厩舎
父 | Havana Gold |
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母 | Muscovado 母父:Mr. Greeley |
通算成績 | 7戦4勝[4-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 532kg |
骨格のバランスが整っていて、筋肉量も豊富。父系譲りで肉付きのいいタイプでも重たすぎることはなく、スピード勝負にも十分対応できそう。胴周りの長さも理想的で、後肢にはバネ感も秘める。追ってからいい脚を使えるので、広い新潟外回りコースは合うだろう。胸の深さもあって、心肺機能の高さも感じさせる。繋ぎはやや短めで、馬場が渋っても問題なく力を発揮できるタイプ。筋肉の張り具合は抜群で、腹周りは薄っすらと銭型模様が浮き上がっている。3連勝の勢いが示すように、身体面で充実期を迎えている印象だ。
ザダル
牡6
[美]大竹厩舎
父 | トーセンラー |
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母 | シーザシー 母父:Lemon Drop Kid |
通算成績 | 15戦6勝[6-0-2-7] |
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前走時馬体重 | 504kg |
やや背中を長く見せるシルエット。長くいい脚を繰り出せそうな、持続型のフォルム。後肢は程よいカーブを描き、バネ感があって切れも十分。実際に1800mの重賞を制しているように、今回のメンバーでは中距離志向の強さが馬体からも伝わってくる。広いコースは得意としているので、持ち前の末脚を発揮できれば好勝負できそう。マイル戦では時計が速すぎないほうがいいイメージなので、当日の馬場傾向は注意。体つきはいい意味でふっくらと見せていて、力強さを感じさせる。いつもと同様に毛艶は上々で、相変わらずいいデキをキープ。
スカイグルーヴ
牝5
[美]木村厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | アドマイヤセプター 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 10戦2勝[2-4-0-4] |
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前走時馬体重 | 462kg |
骨格の大きさに対して、四肢・胴周りが長い。近走は1200~1400mを使われているが、体型的にはマイル~2000m辺りが合っているイメージ。距離延長は問題なく、広いコースも合う。スパッと切れる脚を使うよりは持続型寄りの馬で、決め手勝負でどこまでパフォーマンスを上げられるか。3歳時以来の立ち姿で、当時よりも馬体重は20キロ以上増えている。筋肉量は明らかに増えていて、体つきにメリハリが出てきた。キ甲もグンと伸び、ほぼ完成形に近いフォルムと見ていいだろう。筋肉の輪郭がハッキリと浮いていて、馬体は引き締まっている。いい状態でレースを迎えられそうだ。
ダノンザキッド
牡4
[栗]安田隆厩舎
父 | ジャスタウェイ |
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母 | エピックラヴ 母父:Dansili |
通算成績 | 9戦3勝[3-0-2-4] |
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前走時馬体重 | 526kg |
父ジャスタウェイ似のゆったりとした胴周りで、長く良い脚を繰り出せる、持続力に優れた体型。ホープフルSの勝ち馬ではあるものの、跳びが大きいため本質的には広いコースのほうが合っている。骨格から中距離志向の強さが窺える一方で、2~3歳時よりも肉付きが良くなって、マイラー色が濃くなってきた。マイル戦での高速決着は課題も、潜在能力の高さでリカバリーしたいところ。前回の立ち姿は少しふっくらとしていたが、今回は肋骨が感じ取れるように、前走よりもスッキリとした馬体に仕上がっている。筋肉の張り感もアップしていて、デキは上向き。
ウインカーネリアン
牡5
[美]鹿戸雄厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | コスモクリスタル 母父:マイネルラヴ |
通算成績 | 17戦6勝[6-3-0-8] |
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前走時馬体重 | 510kg |
全体に肉付きが良く、重心がどっしりとして重厚感のある立ち姿。父スクリーンヒーローと同様に腹構えもしっかりとしていて、地力勝負に向いた形。3歳時よりもクビさしが太く、たくましくなって、よりパワフルな印象に。トモのボリューム感も増して、後肢の下腿部には血管がハッキリと浮いている。胴周りにも程よくまとまりがあって、好位から速い脚を繰り出せるのが本馬の長所。1800m戦でも勝利を挙げているが、現状の体つきではマイル戦がベスト。皮膚を薄く見せるほど筋肉の張りが良く、毛艶も光沢があって見た目に体調の良さが伝わってくる。充実一途といったイメージ。
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イルーシヴパンサー 胴長タイプが多いハーツクライ産駒の中でも、本馬は胴にまとまりがあるタイプ。背中が短めで、筋肉の柔軟性にも富んでいる。飛節の形状もバネ感があって、優れた瞬発力を感じさせる。後肢が長いためやや腰高には映るものの、この馬自身のバランスとしては整っている。関屋記念は長い直線を使っての叩き合い、瞬発力が求められる展開になりやすい。切れ味勝負が身上の本馬にとって、向いている舞台といえそうだ。レース間隔が開いても問題ないタイプで、今回も馬体はムダ肉無く引き締まっている。1週前の時点で目一杯に仕上げているイメージこそないものの、十分に力を出せる状態にありそうだ。