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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

ローズS

セントライト記念

  • 9/17()夕方発行
    東京スポーツ(ローズSの予想を掲載)
  • 9/18()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (中山10R~12R)
  • 9/19()13:00頃~
    ラジオ日本「月曜競馬実況中継」午後の部後半
    (中山7R~12R)

サリエラ

牝3
[美]国枝厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
サロミナ
母父:Lomitas
通算成績 2戦2勝[2-0-0-0]
前走時馬体重 422kg
詳細
寸評

420キロ台の馬体重が示すように、見た目に細身なシルエット。ただ小柄な馬ではあるものの、付くべきところに筋肉は付いている。きょうだいの中では全姉のサラキア、サロニカに近いフォルム。背中が短めで、腹周りはシャープに引き締まっており、筋肉の柔軟性も抜群。父ディープインパクト同様に仙骨が傾斜して、飛節も中間的な造りで後肢が綺麗に伸びる。鋭く切れる脚を長く使える点が本馬の長所といえるだろう。今回は3ヶ月半ぶりの実戦。前走との比較はできないものの、コンパクトな馬で仕上がりは早い。筋肉の張りも上々。

パーソナルハイ

牝3
[栗]矢作厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
パーソナルダイアリー
母父:City Zip
通算成績 9戦1勝[1-3-0-5]
前走時馬体重 462kg
詳細
寸評

筋肉質でパワフルなタイプ。骨格のバランスが整っていて、牝馬らしい素軽さを兼備。後肢の下腿部には膨らみがあり、大腿筋膜周辺も発達。後躯の筋肉をうまく活用することで、スタートから素早くダッシュを決めることができる。前脚をスラっと見せ、ストライドの大きい馬ではあるものの、飛節は「くの字」に折れた曲飛型。2000mのほうがより力を発揮できそう。蹄底には十分な厚みがあり、繋ぎも立っている。多少渋った馬場でも対応は可能。オークス以来の実戦でも薄っすらと肋骨が浮いていて、ムダ肉なくシャープに仕上がっている。

メモリーレゾン

牝3
[栗]長谷川厩舎

レース適性星
仕上がり星
オルフェーヴル
メモリーパフィア
母父:ノボジャック
通算成績 5戦3勝[3-1-0-1]
前走時馬体重 450kg
詳細
寸評

筋肉の付き方がなだらかで、しなやかさが勝ったフォルム。胴周りには程よい伸びがある。やや前脚が短い面は見られるものの、同世代で現状の肉付きなら、2000mくらいまで対応できそう。今後筋肉量が増えてきた場合、適性距離が短くなっていく可能性はある。背中に伸縮性があって、後肢の飛節は緩やかにカーブしてバネが利く。デビューからの5戦でいずれもメンバー上位の上がりをマークしているように、優れた瞬発力が持ち味。繋ぎは長めでも、蹄底に厚みがあるので馬場悪化もOKなタイプ。3ヶ月ぶりの実戦でも太め感はなく、血管が浮き出るほど馬体の張りもイイ。

ラリュエル

牝3
[栗]矢作厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 430kg
詳細
寸評

430キロ前後の小柄な馬ではあるものの、後躯の筋肉は十分に発達しており、スピード能力を感じさせる。飛節の折りが深い「曲飛」でピッチが速く、素軽いタイプで安定した先行力がある。その一方で、父譲りの「長躯短背」で背中には柔軟性が感じられ、追ってから鋭い決め手を繰り出せそうな造り。前走は逃げて勝利を収めているものの、センスがいい馬なので、控える競馬でも力は出せるはず。毛艶は黒光りして、体調の良さが伝わってくる。筋肉の張りも上々で、1週前の時点で好仕上がりといえるデキ。

ルージュリナージュ

牝3
[美]宗像厩舎

レース適性星
仕上がり星
スピルバーグ
パンツァネッラ
母父:ルーラーシップ
通算成績 6戦2勝[2-1-1-2]
前走時馬体重 432kg
詳細
寸評

骨格に対して胴が長く、馬体重以上に大きく見せる。脚はさほど長くなく、ピッチが速くて加速力はあるものの、胴周りの主張が強いので、本質的には広いコースが合っている。デビューから体重はそこまで変わっていないが、トモには膨らみがあって力強い。繋ぎが長く、蹄は薄い。綺麗な馬場でこそ真価を発揮するタイプ。キ甲は徐々に伸びていて、もう少し成長の余地がありそう。現状でも肩周りや前腕、後肢の下腿部に血管が浮いているように、十分力を発揮できる状態に整っている。

イチオシ馬

アートハウス

牝3
[栗]中内田厩舎

レース適性星
仕上がり星
スクリーンヒーロー
パールコード
母父:ヴィクトワールピサ
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 476kg
詳細
寸評

骨格のバランスが整っていて、背中はやや短く、腹周りは後躯に向かって引き締まった「長躯短背」の理想的なフォルム。飛節はカーブ系の「曲飛」でバネ感がある。シルエットは母と似ているが、アートハウスのほうが切れる脚を秘めている印象。肩の角度にもゆとりがあって、心臓や肺の容量は大きい。高い心肺機能を秘めていると見ていいだろう。ひと夏越しての一戦となるが、オークス時よりも毛艶・筋肉の張りは良化。体型に大きな変化は見られないものの、リフレッシュ効果は十分で体調は上向いている。

やーしゅん
オークス以来4か月ぶりの実戦となりますが、ムダ肉なく引き締まっており、前走時より毛艶、筋肉の張りも良化しています。バランスのいいフォルムで自在性は高く、心肺機能も高いので道悪=スタミナを消費する展開でも問題なく力を発揮できるはず。ポテンシャルの高さを再度示してほしいところです。

オニャンコポン

牡3
[美]小島茂厩舎

レース適性星
仕上がり星
エイシンフラッシュ
シャリオドール
母父:ヴィクトワールピサ
通算成績 6戦3勝[3-0-0-3]
前走時馬体重 468kg
詳細
寸評

背中は短めでありながら、胴周りに窮屈な印象はない。いわゆる「長躯短背」の理想的なバランス。歩様もしなやかで柔軟性を秘め、鋭い末脚を繰り出すことができる。素軽い造りの馬だが、意外と腹周りには重厚感もある。底力勝負、持続力が問われる流れになっても力は出せそう。中距離なら舞台を問わないタイプに映る。トモのボリューム感は春のほうが迫力を感じるものの、半腱半膜様筋にはスジが浮いていて、筋肉の張りは上々。一度使って上向く余地を残しつつ、ダービー以来でも動ける態勢に整った。

ガイアフォース

牡3
[栗]杉山厩舎

レース適性星
仕上がり星
キタサンブラック
ナターレ
母父:クロフネ
通算成績 4戦2勝[2-2-0-0]
前走時馬体重 490kg
詳細
寸評

母ナターレはダートで9勝。本馬も蹄底には厚みがあって、繋ぎは立ち気味。筋肉量の質感も柔軟性よりパワーが勝っているタイプで、非常に力強い。大きな反発力を生み出せるからこそ、芝の高速決着でスピードを維持することができるのだろう。胴周りには伸びがあり、切れよりも持続力に秀でていることが窺える。クビさしはシャープで、肋骨が浮き上がっているように、全体にムダ肉が少ない馬体。1ハロンの延長も問題なく対応できるはず。2ヶ月半と少し間隔は開いたが、皮膚を薄く見せるほど馬体はパンと張っていて、ココ目標にキッチリと仕上がっている。

ショウナンマグマ

牡3
[美]尾関厩舎

レース適性星
仕上がり星
ザファクター
レッドメアラス
母父:ステイゴールド
通算成績 8戦2勝[2-1-0-5]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

骨量・筋肉量共に豊富な大型馬。見た目にパワー型で、力強さが前面に出たフォルムだ。トモの横幅が広く、豊かなスピード能力を感じさせる。前走のラジオNIKKEI賞では逃げて2着と好走。胴周りには伸びもあって持続力を秘め、積極的な競馬でこそ持ち味を発揮するタイプと見ていいだろう。腹袋は大きく、切れは感じないが底力勝負には強い。もともと後肢が長い馬ではあるものの、キ甲周辺を見る限り、まだ背は伸びそう。成長の余地を残している。前走との直接比較はできないが、毛艶・馬体の張りは良好で、状態面に不安は感じられない。

セイウンハーデス

牡3
[栗]橋口慎厩舎

レース適性星
仕上がり星
シルバーステート
ハイノリッジ
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 6戦2勝[2-1-0-3]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

父シルバーステート譲りの筋肉質なボリューム感ある馬体。蹄は薄く、繋ぎは長めでクッションが利きそう。スピードの出る綺麗な馬場が合っている印象だ。後肢の下腿部は丸みを帯びて膨らみがあり、強いキックで推進力を生み出すことができる。1400mの新馬戦を勝利したように、今回のメンバーの中でもスピード能力は上位。胴は詰まり気味なので、2000mでの勝ち星こそあるものの、本質はマイラー質が強いタイプと見ている。毛艶は黒光りしていて、見た目に代謝の良さが伝わってくる。ダービー時よりも立ち姿に迫力が出てきた。

ベジャール

牡3
[美]田中博厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
エスジーブルーム
母父:アフリート
通算成績 5戦1勝[1-2-0-2]
前走時馬体重 564kg
詳細
寸評

雄大な骨格に、父モーリス譲りの筋肉量を兼ね備えた、迫力のある馬体。560キロ超の大型馬ではあるものの、背中にはまとまりがあって、胴自体は詰まり気味。頭部も小さめで、バランスがいい。柔軟性があり、体を伸縮させて切れる脚を使えるタイプだ。跳びが大きいので、本質的には広いコースが合う。蹄底にはやや厚みがあり、繋ぎの角度・長さを見ても、雨馬場は無難にこなせそう。毛艶は前走時のほうが良く見えるが、体つきは今回のほうが引き締まり、少しずつ緩さが抜けてきた点は好印象。

ラーグルフ

牡3
[美]宗像厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
アバンドーネ
母父:ファルブラヴ
通算成績 7戦3勝[3-0-1-3]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

豊富な筋肉量と、まとまりのある胴周り。背中は短めで、腹周りも後躯に向かって引き締まっている。ファルブラヴの血が入っている分、全体にパワフルな印象があり、本質的にはパワー型。ただし、肋骨が薄っすら浮いているように重苦しさは皆無。新潟コースでの上がり勝負にも対応できており、鋭い決め手を秘めている。胸の縦幅があって心肺機能も高く、肩の角度もやや傾斜。跳びも大きく、長く脚を使う展開も問題なし。多少、野暮ったい印象のあった春先と比較して、スッキリとしたフォルムへと変化。完成度も高まって来ている。

ローシャムパーク

牡3
[美]田中博厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハービンジャー
レネットグルーヴ
母父:キングカメハメハ
通算成績 4戦2勝[2-2-0-0]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

骨格のバランスが整った好馬体。四肢をスラっと見せ、余分な肉が付いていないフォルムで中長距離適性は高い。胸の縦幅もあって、心肺機能も優れている。胴周りにゆとりがあって跳びも大きく、持続力が問われる展開・舞台に向いている印象。蹄底にはやや厚みがあり、繋ぎは立ち気味。馬場は渋ってもこなせそうだ。春は後躯が少し甘く映る面も見られたが、ひと夏越して筋肉のボリューム感が増し、パワーアップ。休み明けでも太め感はなく、ほぼ成長分と見ていいだろう。力を出せる状態に仕上がった。

イチオシ馬

アスクビクターモア

牡3
[美]田村厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
カルティカ
母父:Rainbow Quest
通算成績 7戦3勝[3-0-3-1]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

背中が長く映る胴長の体型。背と腹のラインが平行に近く、ディープインパクト産駒の中では比較的少ない、持続型に出ているタイプ。後肢は父とそっくりで、仙骨が傾斜した「斜尻」、飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」で、理想的な造り。四肢や繋ぎは長く、跳びが大きい。中山で3勝を挙げているが、馬体的には広いコースも悪くない。今回は休み明けの分、目一杯に絞り込んで来た印象こそないものの、肋骨がわずかに感じ取れて、太め感はなし。筋肉の張りもなかなかで、秋初戦としては及第点以上の仕上がりといえそう。

やーしゅん
セントライト記念は外回りコースで行われるため、胴長で繋ぎの長い、跳びの大きな持続型の好走が目立ちます。本馬は安定した先行力と長くいい脚を繰り出せる点が最大の長所で、馬体傾向も合致。秋初戦でも力を出せる態勢に整っており、ダービー3着の実力からも勝ち負けは濃厚と見ました。
特注馬

ボーンディスウェイ

牡3
[美]牧厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
ウィンドハック
母父:Platini
通算成績 8戦2勝[2-1-2-3]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

最新の写真は22年ラジオNIKKEI賞
父ハーツクライ譲りの胴長体型で、持続力に優れている。やや前脚が短い面こそあるものの、ストライドは決して小さくなく、胸が深いので心肺機能も高そう。2200mへの距離延長も十分に対応できそうだ。腹袋は大きめで、全体に肉付きがいいパワフルな馬体の持ち主。上がりが掛かる展開でこそ真価を発揮するタイプだけに、持続力勝負になりやすい中山外回りコースも合っていそう。晩成気味の血統ながら後躯の発達も目立ち、安定した先行力も魅力。

やーしゅん
胴長のフォルムで優れた持続力を感じさせる馬体。ラジオNIKKEI賞は内を通った馬と先行馬が上位を独占する中、3~4コーナーで外を回った分、ロスの多い競馬に。潜在能力は高く、スムーズな立ち回りができれば巻き返しも可能と見ています。
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