【秋華賞】さあ牝馬三冠最終戦!3年連続好走のイチオシ馬は要注目!
2022/10/14(金)
[PR]有馬記念まで全重賞無料公開キャンペーン実施中!【競馬JAPAN】
※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 10/15(土)夕方発行
東京スポーツ(秋華賞の予想を掲載) - 10/15(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R) - 10/16(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
エグランタイン
牝3
[栗]笹田厩舎
父 | キズナ |
---|---|
母 | ラトナプラ 母父:Distorted Humor |
通算成績 | 8戦2勝[2-1-1-4] |
---|---|
前走時馬体重 | 448kg |
シャープなフォルムの中距離馬体型。小柄ではあるものの骨格のバランスは良く、体格に対して水準以上の筋肉が付いているため、小さく見せない。肩の角度があり、肩関節から体を大きく使って走ることができる。背中にも伸びがあるので、切れよりも持続力を活かした競馬が合うイメージ。前走は中団からの競馬となったが、比較的先行力のある馬なので、前目の位置で流れに乗れる点は好材料。筋肉の張り、ボリューム感などまだ良化余地が見受けられるものの、夏競馬を使って来たこともあり、馬体は引き締まっている。
エリオトローピオ
牝3
[美]深山厩舎
父 | ゴールドシップ |
---|---|
母 | マイネジャーダ 母父:Jade Robbery |
通算成績 | 7戦3勝[3-0-0-4] |
---|---|
前走時馬体重 | 402kg |
400キロ台で出走している小柄な馬で、見た目にも細身な馬体。小さい馬ではあるものの、背中には伸びがあり、切れよりも持続力を活かした競馬のほうが合っているイメージ。肩はやや立ち気味で、飛節の折りも深い。前走はコーナーのキツい福島コースで最内を突いて勝利。脚の回転がかなり速いピッチ走法なので、小回りコースは得意なタイプ。馬体のサイズ的に、スピード勝負よりも時計が掛かったほうが良さそう。脚元の造りを見ても、馬場悪化は問題なし。筋肉の張りはもっと良くなりそうだが、コンパクトな分休み明けでも太め感はなし。
エリカヴィータ
牝3
[美]国枝厩舎
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | マルシアーノ 母父:フジキセキ |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 440kg |
脚長で胴伸びがあり、ムダ肉も少ないシャープな馬体。中長距離適性を感じさせ、スタミナが問われる展開でこそ真価を発揮するタイプ。蹄底にも程よく厚みがあって、パワーの要る馬場もこなせそう。オークス出走時は肋骨がハッキリ浮き上がって見えるくらい細身な体つきであったが、今回はしっかりと間隔を取って調整されたこともあり、前走比でふっくらとして映る。理想的なフォルムになっただけで、太め感はないので休み明けからいきなり力を出せるはず。当日馬体重が増えていても問題ないだろう。
サウンドビバーチェ
牝3
[栗]高柳大厩舎
父 | ドゥラメンテ |
---|---|
母 | スクービドゥー 母父:Johan Cruyff |
通算成績 | 7戦2勝[2-2-0-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 488kg |
肉付きが良く、全体にボリューム感のある馬体。腹袋も大きめで、重厚感がある。前脚はやや短めで、重心自体も低い。前重心でスピードの乗りがいい一方、距離には限界がありそう。2000mの紫苑Sでも2着に踏ん張っているが、本質はマイル以下が合っているタイプと見た。中距離であれば、速い時計の出る条件のほうが良さそう。前走との直接比較こそできないが、後肢の下腿部には血管がハッキリ浮いていて、筋肉の張りはかなりイイ。毛艶も銭型模様が浮き上がり、代謝の良さも馬体に表れている。
スターズオンアース
牝3
[美]高柳瑞厩舎
父 | ドゥラメンテ |
---|---|
母 | サザンスターズ 母父:Smart Strike |
通算成績 | 7戦3勝[3-3-1-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 464kg |
前後にまとまりのある、均整のとれたバランスいい馬体。骨格に対して理想的な筋肉量で、トモの大腿筋膜周辺は膨らむように発達。父系譲りのスピード能力を感じさせる。キ甲も伸びていて、骨格の完成度も高い。やや背中が短めなフォルムではあるものの、高速決着となった1600mの桜花賞、2400mのオークスを制しており、総合力の高さで幅広いレンジをこなす。2000m、内回りコースも問題ないだろう。今回は骨折休養明けの一戦となるが、オークス時よりも若干の緩みは感じる。筋肉の張りはまだ良くなりそう。ただし太くはないので、当週の一追いでグンと引き締まって来ても不思議ない。
スタニングローズ
牝3
[栗]高野厩舎
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | ローザブランカ 母父:クロフネ |
通算成績 | 9戦4勝[4-2-1-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 488kg |
父譲りで肉付きのいい馬体が特徴的。トモは横広で、大腿筋膜周辺を中心に発達が目立つ。飛節は緩やかにカーブしており、バネ感十分。追ってからしっかりと速い脚を使えるタイプだ。成長と共に胴伸びも感じられるようになってきたが、やや前後に詰まった体型でまとまっている。本質はマイル寄りのスピードホースと見ているが、オークス2着、紫苑S勝ちと中距離でも結果を出している辺り、潜在能力は世代でも上位といえそう。コロンとした印象の強かった2歳時よりも、いい意味でシャープになり、中距離を走る上ではこのくらいの体つきがいい。毛艶も非常に良く、体調面に不安なし。
ストーリア
牝3
[栗]杉山厩舎
父 | リオンディーズ |
---|---|
母 | フェリス 母父:ジャングルポケット |
通算成績 | 6戦3勝[3-2-1-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 494kg |
やや胴長のシルエットで、良質な持続力を秘めた馬体構造。飛節の角度は緩やかにカーブしており、トモは父リオンディーズ譲りで、横幅が広い。筋肉量も豊富で、実にパワフル。力強いキックで、大きな推進力を生み出せそうだ。直線の坂も苦にしないだろう。繋ぎは短めで、立ち気味。近2走は稍重馬場で勝利を収めているように、脚元の構造からも道悪適性は高そう。大きな馬ではあるものの素軽さに秀でたタイプ。腹周りにも薄っすらとラインが浮き上がっていて、体つきは締まっている。筋肉の張りも上々。
ナミュール
牝3
[栗]高野厩舎
父 | ハービンジャー |
---|---|
母 | サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 6戦3勝[3-0-1-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 426kg |
背中が短く、腹側のラインが長く見える「長躯短背」の体型。柔軟性に秀でており、身体を大きくしなやかに使うことができる点が本馬の長所。飛節の角度は垂直に近く、キックした際に、後肢は綺麗に伸びる。本質的には広いコースのほうが合っているイメージ。胴周りのシルエットはマイル志向が強いものの、軽さがある馬なので、同世代同士なら距離の不安はしなくていい。注目すべきは馬体全体の厚み・ボリューム感。春より背が伸びたこともあるが、筋肉量も増しており、ひと夏越して明らかにパワーアップ。成長力を感じさせる。銭型模様も浮いていて、体調面もかなり良さそう。馬体増でも割り引く必要は一切ない。
プレサージュリフト
牝3
[美]木村厩舎
父 | ハービンジャー |
---|---|
母 | シュプリームギフト 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 468kg |
父ハービンジャー同様に、胴周りに伸びがある体型。前脚もスラっと見せていて、跳びが大きいタイプの追い込み馬。母は短距離で活躍していたが、本馬は体型的に中距離志向が強い。皮膚を薄く見せているように、筋肉の張りも良く、潜在能力はかなりのモノを秘めている印象。トモよりも前駆のほうが発達している分、スタートしてからのダッシュ力はひと息も、エンジンが掛かればいい脚を長く繰り出せる。脚質的には広いコースのほうが持ち味を生かせそう。休み明けながら太め感なく引き締まっていて、毛艶もいい。オークス以来の実戦でも力は発揮できるだろう。
メモリーレゾン
牝3
[栗]長谷川厩舎
父 | オルフェーヴル |
---|---|
母 | メモリーパフィア 母父:ノボジャック |
通算成績 | 6戦3勝[3-1-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 448kg |
筋肉の付き方がなだらかで、しなやかさが勝ったフォルム。胴周りには程よい伸びがある。やや前脚が短い面は見られるものの、同世代で現状の体つきなら、2000mは立ち回りひとつでこなせるはず。今後、成長と共に筋肉量が増えれば、マイル以下にシフトしていく可能性も。背中に伸縮性があって、後肢の飛節は緩やかにカーブしてバネが利く。溜めが利けば鋭い脚を繰り出すことができる、瞬発力タイプの馬体だ。繋ぎは長めでも、蹄底に厚みがあるので馬場悪化もOK。下腿部の血管は前走よりもハッキリと浮いていて、使ってデキは上向き。
アートハウス
牝3
[栗]中内田厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
---|---|
母 | パールコード 母父:ヴィクトワールピサ |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 476kg |
骨格のバランスが整っている「長躯短背」の理想的なフォルム。四肢はスラっと見せているが、後肢の飛節は緩やかにカーブした「曲飛」でバネ感も十分。馬体のシルエットは母パールコードと良く似ているものの、本馬のほうがより末脚は切れるイメージ。肩の角度にもゆとりがあり、胸も深い。心肺機能の高さが窺え、2000~2400mが合っているタイプ。ローズS出走時でキッチリと仕上がっていたので、劇的な変化までは感じないものの、毛艶や筋肉の張りは高い次元でキープできている。いい状態で本番を迎えることができそう。
ライラック
牝3
[美]相沢厩舎
父 | オルフェーヴル |
---|---|
母 | ヴィーヴァブーケ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 6戦2勝[2-0-1-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 434kg |
シャープで細身に映る馬体。スピード勝負よりも持久力比べが合っている印象が強く、マイル重賞勝ち馬ではあるものの、本質的には中距離のほうが向いているフォルム。切れよりも持続力に優れている印象がある。スタミナを要する、上がりの掛かる条件が合っているイメージで、内回りコースで一気にマクリ切るような競馬が理想的だろう。ムダ肉のない馬体ではあるものの、トモの筋肉にはスジが浮いていて、春よりも体つきは良化。薄っすらと肋骨が浮いていて、1週前の時点で理想的なボディコンディションに仕上がっている。
※競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。
父シルバーステート譲りで全体に肉付きが良く、筋肉質な馬体。骨格のバランスも整っていて、胸の縦幅も十分。心肺機能の高さが窺える。前脚の長さの割に、走行時のストライドは大きめ。伸びのある胴が影響していると考えられる。パワフルな体型、スピード能力を考慮すると、やはりベストの舞台はマイル戦か。先行力のある馬で、切れよりも持続力が武器なので、内回りコースは悪く無さそう。立ち回りと展開ひとつ。春の時点で引き締まった体になっていたため、大きな変化こそ感じられないものの、2ヶ月半と間隔が開いた中でもスッキリとしたフォルムに仕上がっている。