【日本ダービー】世代の頂点はどの馬に!適性・仕上がり抜群のイチオシ馬体に注目!
2023/5/26(金)
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※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!
- 5/27(土)夕方発行
東京スポーツ(日本ダービーの予想を掲載) - 5/27(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R) - 5/28(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R)
サトノグランツ
牡3
[栗]友道厩舎
父 | サトノダイヤモンド |
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母 | チェリーコレクト 母父:Oratorio |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
父譲りの背中が長い体型。比較的シャープに映る体つきで、筋肉の質感からは柔軟性を感じさせる。飛節は中間的な角度で、四肢は長め。中長距離適性が高く、2400mや3000m級レースにも対応できそう。一瞬の切れよりも、持続力勝負に向いているタイプ。まだ成長の余地を残しつつも、下腿部に血管が浮き、大腿筋膜の膨らみも十分。現時点でも後躯の充実は目を引くモノがある。差し毛の関係で腹周りは白く映るが、毛艶には光沢があって中2週でもデキ落ちは無さそう。
シーズンリッチ
牡3
[美]久保田厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | エバーシャルマン 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-0-3] |
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前走時馬体重 | 492kg |
全体に肉付きのいいタイプで、クビさしは太く力強さを感じさせるフォルム。後躯のボリューム感もたくましく、キングマンボ系の特徴が馬体に表れている。母の父が胴長に出やすいハーツクライということもあって、胴周りは窮屈に映らない。やや前脚が短いため2400mへの延長は課題も、リズム良く運べれば。毛艶が良く、パワフルな立ち姿でありながら肋骨はわずかに浮いている。ココ目標にキッチリと仕上げられている印象。
スキルヴィング
牡3
[美]木村厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | ロスヴァイセ 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 4戦3勝[3-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 524kg |
バランスの整った好馬体の持ち主。520キロを超える大型馬だが、筋肉の付き方はなだらかで、柔軟性に富んでいる。ゆえに重苦しいところがなく、鋭く切れる末脚を発揮することができる。レースぶり、馬体のシルエットは父キタサンブラックよりも母の父、シンボリクリスエスに似ている印象。まだ緩い面を残しており、古馬になればさらにたくましい体へと成長するはず。後肢の下腿部には血管が浮いているように、現状でも筋肉の張り具合は申し分ない。中3週での参戦でも状態面に不安はなさそうで、態勢は整った。
ソールオリエンス
牡3
[美]手塚厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | スキア 母父:Motivator |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 462kg |
母父モティヴェイターの影響で腹袋はやや大きいが、クビさしは細く、肋骨も感じ取れるようにムダ肉は少ないタイプ。長躯短背のフォルムで、筋肉も柔らかく、追ってから破壊力のある末脚を繰り出せる点も頷ける。2400mへの距離延長は問題なさそう。京成杯→皐月賞→日本ダービーと一戦ごとに馬体の幅に厚みが増し、短期間での成長が著しい。高速決着への対応は課題も、たくましさを増した体つきならば十分にこなせていい。休み明けを激走した反動も感じさせず、毛艶は光沢があって見た目にも体調の良さが伝わってくる。
タスティエーラ
牡3
[美]堀厩舎
父 | サトノクラウン |
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母 | パルティトゥーラ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 478kg |
父サトノクラウン同様に腹袋はやや大きめ。素軽さの中にも重厚感を秘め、皐月賞では早め先頭から2着に粘りこんだ。現状は切れ味勝負よりも、持続力を活かしたほうが良さは出そう。ややスタミナ型で胴周りは窮屈に見せず、距離は延びても対応できるタイプ。時計の掛かる展開のほうが向いている印象も、父は高速決着の中で3着に好走。底力を要求される競馬になれば、再度の好走があっても。体重は減少傾向にあるが、馬体が細くなった印象はなく、筋肉の張りはキープ。春4戦目でも力を出せるデキにある。
ドゥラエレーデ
牡3
[栗]池添学厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | マルケッサ 母父:オルフェーヴル |
通算成績 | 6戦2勝[2-2-0-2] |
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前走時馬体重 | 508kg |
クビは短めで太く、前駆の筋肉や腹袋の発達も目立つ。パワフルな体つきに加えて、繋ぎは立ち気味。UAEダービーで2着と好走しているように、馬体構造からもダート適性の高さが窺える。体型的に2400mはやや長い印象も、胸の縦幅は深く、心肺機能は非常に高い。渋太さを活かす先行策でどこまで粘れるか。前走との直接比較こそできないものの、肋骨がわずかに感じ取れ、太め感はない。1週前に長めからビシッと追われており、馬体はさらに締まってきそう。
トップナイフ
牡3
[栗]昆厩舎
父 | デクラレーションオブウォー |
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母 | ビーウインド 母父:スピニングワールド |
通算成績 | 9戦2勝[2-3-1-3] |
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前走時馬体重 | 488kg |
父デクラレーションオブウォー譲りの、筋肉量豊富でパワフルな馬体。胴周りにはまとまりがあって、パワータイプでもバランスが整っていて、動かしても重たくは見せない。キ甲が伸びて骨格の完成度も高まってきた。飛節は「曲飛」の構造で、本質的には小回りで立ち回りの巧さを活かしたほうがいいタイプ。距離は2000m辺りがベストの印象。毛艶が黒光りしており、近2走と比較しても馬体の張りは一番良く見える。キャリア9戦とコンスタントに使ってきている馬だが、状態面に関しては上積みがありそう。
ノッキングポイント
牡3
[美]木村厩舎
父 | モーリス |
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母 | チェッキーノ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 484kg |
父モーリスよりも筋肉の付き方はしなやか。長躯短背でまとまりのある体型をしており、後肢の飛節も緩やかにカーブ、バネ感がある。父はパワー型だが、本馬は切れを活かした競馬が得意で、決め手勝負になれば侮れない。ただし骨格的に1600mから2000mが適している印象があり、距離延長は課題。筋肉の張りは非常に良く見せていて、肩周りや後肢の下腿部に血管がハッキリと浮いている。1週前の時点で理想的なコンディションに仕上がった。
ハーツコンチェルト
牡3
[美]武井厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ナスノシベリウス 母父:Unbridled’s Song |
通算成績 | 5戦1勝[1-1-1-2] |
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前走時馬体重 | 498kg |
父ハーツクライの影響で、背中周りには伸びが感じられる。後肢の飛節は緩やかにカーブ、長さも十分。腹周りもスッキリと引き締まっており、中長距離への適性は高そう。デビューからの2戦では上がり33秒台の末脚を繰り出しているが、体型的にはやや持続型。広い東京コースは合っているので、持ち前の持続力を活かせるかがカギ。前走との比較はできないが、肌ツヤの良さは目を引く。成長の余地を残しつつも、筋肉の張りは現状のベストと言っていい。
パクスオトマニカ
牡3
[美]久保田厩舎
父 | ヴィクトワールピサ |
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母 | ディープラヴ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 6戦3勝[3-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 476kg |
前駆の発達が目立ち、歩様は少し硬く映るように柔らかいタイプではないが、筋肉の輪郭は明瞭に浮き上がっている。大腿筋膜には膨らみが感じられ、力強いキックでスタートダッシュが速い。安定した先行力を秘めていて、走行時のピッチは速く、スピードを活かして粘りこむ形でこそ持ち味が活きる。今回は一気に相手が強くなるため、マイペースを刻めるかが焦点に。肋骨がハッキリと浮いて見えるように、少し細く映るが、元が細身なタイプ。毛艶は良好で、馬体がキープできれば力は出せる。
ファントムシーフ
牡3
[栗]西村厩舎
父 | ハービンジャー |
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母 | ルパン2 母父:Medaglia d’Oro |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
父似で背中に伸びが感じられる、胴長の体型。後肢の飛節は緩やかにカーブして、四肢もスラっと長く見せている。ストライドが大きい馬なので、広い東京コースに替わるのはプラス。やや持続型に出ている印象があるので、好位から抜け出す競馬がベターか。腹袋をふっくらと見せていて、重厚感のあるタイプ。前走は落鉄がありながら3着に好走、繋ぎはやや短くグリップ力が高そうで、馬場は渋っても問題ない。共同通信杯→皐月賞→ダービーと一戦ごとに筋肉の張りは良化、皮膚の薄さが感じられるようになってきた。中間の負荷、動きを見ても状態面はさらに上向いている印象。
ホウオウビスケッツ
牡3
[美]奥村武厩舎
父 | マインドユアビスケッツ |
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母 | ホウオウサブリナ 母父:ルーラーシップ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
父と骨格面はあまり似ておらず、本馬は前肢が長くスラっと見せる立ち姿。背中にも長さがあって、2000m辺りの距離がベスト。2400mはやや距離が長い印象も、持ち前のスピード・持続力を活かす展開になれば残り目も。軽さがある一方で、蹄や繋ぎはやや立ち気味、時計を要する馬場も本来はこなせるタイプ。皐月賞は展開が厳しく17着に敗れたが、筋肉の張りはかなり良く見せていて、大敗後もデキはキープできている印象。毛艶にも光沢があり、デキは高値安定。
メタルスピード
牡3
[美]斎藤誠厩舎
父 | シルバーステート |
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母 | マイビビアーヌ 母父:Shamardal |
通算成績 | 8戦2勝[2-0-3-3] |
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前走時馬体重 | 504kg |
シルバーステート産駒らしい筋肉質なフォルムで、体型的には2000m辺りがベストの印象。ただしバランスは整っていて、キ甲にも十分に伸びが感じられるように、完成度は低くない。直飛で広いコースへ替わる点は悪くないが、パワー型で長くいい脚を繰り出す、持続力が持ち味。ダービーは鋭い決め手が問われるので、立ち回りの巧さを活かしてどこまで食い込めるか。1週前の時点で腹周りはシャープに引き締まり、態勢は整っている印象。毛艶・筋肉の張りも上々、体調の良さが窺える。
シャザーン
牡3
[栗]友道厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | クイーンズリング 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 500kg |
父同様に筋肉量が豊富で、パワフルな体つき。トモの大腿筋膜・下腿部は膨らむように発達しており、高速決着になっても問題なく対応はできそう。後肢の飛節は地面に対して真っ直ぐ伸びており、元より後肢を長く見せるタイプ。長躯短背のフォルムで伸縮性を秘め、瞬発力勝負は得意。ストライドの大きな走りが特徴で、広い東京コースに替わる点は好材料といえそうだ。少しボリューム感があった皐月賞時と比較して、帯径(おびみち)のラインがシャープに見え、馬体はグンと引き締まった。筋肉の張りも良化、抜群のデキでレースを迎えられそう。
ベラジオオペラ
牡3
[栗]上村厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | エアルーティーン 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 4戦3勝[3-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 496kg |
全体に余分な肉が付いていない、シャープで素軽い馬体。重馬場のスプリングSを制しているが、本来は良馬場のほうが合っている印象。肩関節の可動域が広く、長躯短背で胴周りにも伸縮性・柔軟性を感じさせる。父は短距離馬だが、この馬は中距離向きの印象で、2400mも守備範囲。父系譲りでトモの横幅は広く、まだ緩さが残っているが肉付きは上々。後肢はバネ感があり、瞬発力勝負にも対応できる。筋肉の張りや毛艶を見る限り、皐月賞で大敗したダメージは感じさせず、仕上がり良好。
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前後にまとまりのある、バランスの整った骨格。水準以上の筋肉量を備えながらも、立ち姿は素軽い。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」の構造。父ラブリーデイ同様に後躯の横幅は広く、スピード・機動力に優れている。決め手勝負はどうかも、立ち回りは上手なタイプだ。春3戦目ということもあり、近走の中では腹周りを最もシャープに見せていて、肋骨がわずかに感じ取れるほど。1週前の時点でムダ肉はほとんど付いておらず、馬体は引き締まっている。