【有馬記念】豪華メンバー揃ったグランプリ!2週連続的中のイチオシ馬は要チェック!
2023/12/22(金)
※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!
- 12/23(土)夕方発行
東京スポーツ(有馬記念の予想を掲載) - 12/23(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(中山7~10R) - 12/24(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11~12R)
アイアンバローズ
牡6
[栗]上村厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 27戦5勝[5-5-3-14] |
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前走時馬体重 | 504kg |
ウインマリリン
牝6
[美]手塚厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | コスモチェーロ 母父:Fusaichi Pegasus |
通算成績 | 21戦6勝[6-2-1-12] |
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前走時馬体重 | 484kg |
背中周りにゆとりのある体型で、持続力勝負・消耗戦が得意。腹周りには程よい重厚感があり、力強さを感じさせる。上がりが掛かりやすい、中山芝2500mは合っている舞台で、21年の日経賞を制しているようにコース実績は既に証明済み。年齢的な上積みはどうかも、筋肉量は落ちていない。冬毛が伸びやすい馬で、時季的に毛艶は見栄えがしないものの、ふっくらと見せて気配は悪くない。
ジャスティンパレス
牡4
[栗]杉山厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 12戦5勝[5-2-2-3] |
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前走時馬体重 | 468kg |
長躯短背のフォルムで、体型は父似。背中に伸縮性があり、溜める競馬が合っている。後肢はバネが利き、飛節は綺麗に伸びる。フットワークは大きく、ある程度広いコースのほうが向いている印象も、距離延長は好材料。超高速決着の天皇賞(秋)でも2着と好走したように、馬自身は充実期を迎えている。日当たりの関係もあるが、毛艶は黒光りしていて代謝の良さが窺える。休み明けの前走を使った上積みもありそう。
スターズオンアース
牝4
[美]高柳瑞厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | サザンスターズ 母父:Smart Strike |
通算成績 | 11戦3勝[3-4-4-0] |
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前走時馬体重 | 496kg |
骨格のバランスが良く、舞台を選ばずに力を発揮できるタイプ。父はキングマンボ系のドゥラメンテで、筋肉量は豊富。体型的にベストは2000mの印象も、心肺機能の高さで克服できるか。筋肉の質感には柔軟性があって、牝馬特有のキレ、軽さも秘めている。下腿部に浮いた血管などを見る限り、一頓挫明けの前走よりも馬体の張りは良化。腹周りは少しずつ冬毛が伸び始めているが、毛艶そのものは良好で、力を出せるデキ。
スルーセブンシーズ
牝5
[美]尾関厩舎
父 | ドリームジャーニー |
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母 | マイティースルー 母父:クロフネ |
通算成績 | 13戦4勝[4-3-2-4] |
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前走時馬体重 | 446kg |
500キロ超の大型牝馬だった母とは対照的に、本馬は440~450キロ台とコンパクト。小柄だった父ドリームジャーニーの影響を受けている。頭部が小さく、クビさしや腹周りはシャープで余分な肉が付いていない。中長距離への適性は高く、2500mへの距離延長は問題なし。前脚の繋ぎはやや短め。渋った馬場での好走歴もあり、雨が降ればこの馬にとって味方に働きそうだ。冬毛が伸びてトリミングされているものの、馬体にメリハリがあって張りは上々。海外遠征明けでも、体調は良さそうだ。
ソールオリエンス
牡3
[美]手塚厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | スキア 母父:Motivator |
通算成績 | 6戦3勝[3-2-1-0] |
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前走時馬体重 | 464kg |
母父モティヴェイターの影響で腹袋はやや大きいが、クビさしは細い。肋骨もわずかに浮いているように、余分な肉は付いていない。長躯短背のフォルムで、筋肉の質感はしなやか。脚質的に器用さを欠く面があり、小回りコースがどうかも、コーナーから徐々に加速して勢いを付けられれば対応はできる。2500mの距離は合っている印象。前走時からの劇的な変化こそ感じないが、馬体の張りツヤはキープできている。
タイトルホルダー
牡5
[美]栗田徹厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | メーヴェ 母父:Motivator |
通算成績 | 18戦7勝[7-3-0-8] |
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前走時馬体重 | 476kg |
胸が深く、心臓や肺など、心肺機能に関連する内臓が発達している。腹袋は大きく、クビ周りもパワフルで、力強さと重厚感のあるフォルム。後肢の飛節は「曲飛」で回転の速いフットワークが特徴、スタートダッシュは安定して速い。消耗戦に強く、中山芝2500mへの舞台替わりは大幅プラス。G1を連勝した昨春と比較して馬体の張りはやや物足りなさが残るものの、毛艶に光沢があって体調そのものはかなり良さそう。引退レースを迎えるが、現状の力を出せる状態にある。
ディープボンド
牡6
[栗]大久龍厩舎
父 | キズナ |
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母 | ゼフィランサス 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 25戦5勝[5-5-2-13] |
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前走時馬体重 | 494kg |
腹袋が大きく、重厚感のある体型。年齢を重ねてよりふっくらと見せるようになり、パワー型の印象が強くなってきている。いい頃と比べると、少し緩さが目立つ。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造で、優れた持続力と中長距離への適性を示す。上がりの掛かる展開、底力を要する競馬が合うタイプ。当レースで2着の実績があるように、コース適性は問題なし。冬場になると毛艶が落ちやすく見栄えはしないが、体つきはたくましい。デキはいい意味で平行線といった印象。
ドウデュース
牡4
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication |
通算成績 | 11戦5勝[5-1-1-4] |
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前走時馬体重 | 504kg |
前駆、後躯の発達が際立つパワフルな馬体。ボリュームアップが著しく、ハーツクライ産駒らしい成長力を感じさせる。体型は胴長に見せる父とは似ておらず、前後に詰まったフォルムで、ピッチの速い走りが特徴的。一瞬の加速、瞬発力が最大の武器。マイルから中距離がベストに感じさせる体型で、今回は2500mへの延長がカギ。秋3走目となるが、依然として馬体の張りツヤは上々。状態は高いレベルでキープできている。
ヒートオンビート
牡6
[栗]友道厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | マルセリーナ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 26戦5勝[5-8-5-8] |
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前走時馬体重 | 476kg |
後肢が長く、やや腰高に映るシルエット。腹周りはシャープで素軽い造り。心肺機能も高く、典型的な中長距離タイプ。繋ぎの角度は立ち気味であるものの、十分な長さがあって、良馬場でこそ父キングカメハメハ譲りのスピードが活きてくる。アタマの高いフォームで、坂のあるコースよりも本来は平坦向きの印象。馬体重は変わらないが、6歳秋を迎えて、いよいよ本格化。毛艶はピカピカで、筋肉の張りもかなり良い。デキは前走から更に上向いているように見える。
プラダリア
牡4
[栗]池添学厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シャッセロール 母父:クロフネ |
通算成績 | 13戦3勝[3-2-2-6] |
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前走時馬体重 | 470kg |
背中をやや長く見せる体型で、飛節の角度は中間的な造りでバネが利き、水準以上の切れ味と持続力を秘めている。中長距離への高い適性を感じさせ、先行力もありトリッキーな中山芝2500mでも力は出せそうだ。相手関係がカギも、コース適性は低くない。比較的、蹄には厚みがあって、荒れた馬場や渋った馬場もこなすタイプ。ややふっくらと見せた新潟記念、絞れた京都大賞典と比較して、さらに馬体の張りはアップしてきた印象。4歳秋を迎えて本格化してきた感があり、毛艶の光沢も目立っている。メンバー中でも1,2を争うデキの良さ。
ホウオウエミーズ
牝6
[美]池上和厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | エミーズスマイル 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 29戦6勝[6-5-2-16] |
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前走時馬体重 | 450kg |
父譲りで丸みのある体つき。全体に肉付きがいいタイプ。特に肩周りの発達が目立ち、前駆の掻き込みは力強い。繋ぎの角度も立ち気味で、道悪での実績も豊富。雨が降って時計が掛かるようなら、浮上の目も。まとまりのある体型で、2500mは少し長い。ロスなく運んでどこまでやれるか。冬時期とあって冬毛が伸び始めており、少し皮膚は厚ぼったく見える。毛艶そのものは悪くなく、太め感もないが、馬体の張りに関しては以前の立ち写真のほうが良く見せた。
ライラック
牝4
[美]相沢厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | ヴィーヴァブーケ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 13戦2勝[2-1-2-8] |
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前走時馬体重 | 442kg |
以前は細身な面が目立っていたが、年齢を重ねて馬体はボリュームアップ。この秋に体重を増やして、本格化してきた印象。全体にムダ肉の少ない体型で、骨格のバランスに対し、胴周りにも伸びが感じられるフォルム。2500mへの距離延長はプラスに働きそう。相手は強くなるが、うまくレースの流れに乗れれば一発あっても。この時期の牝馬としては毛艶が良く、G1レースの後でも馬体が緩んだ感じはない。大きな上積みこそないが、前走と変わらない状態を維持できている。
タスティエーラ
牡3
[美]堀厩舎
父 | サトノクラウン |
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母 | パルティトゥーラ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 6戦3勝[3-2-0-1] |
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前走時馬体重 | 480kg |
背中が長く、胴周りをゆったりと見せる体型。春よりも余分な肉が削げて、完成度が更に高まってきた。切れよりも持続力を活かしたほうがいいタイプで、トモの肉付きが良く、機動力に長けている。シャープな造りの馬体からは中長距離への高い適性を感じさせる。小回りの中山コースも問題なし。皮膚を薄く見せるほど張り感があり、休み明けの菊花賞を使って馬体のコンディションは明らかに良化している。毛艶もピカピカで、状態の良さが窺える好仕上がり。
ハーパー
牝3
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | セレスタ 母父:Jump Start |
通算成績 | 7戦2勝[2-2-2-1] |
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前走時馬体重 | 484kg |
後肢はやや長く、父ハーツクライ譲りで胴周りには伸びがある。マイル重賞の勝ち馬ではあるものの、本来は中距離以上が合っている体型。ストライドが大きく、本来は広いコース向きの印象も、2500mへの距離延長は十分に対応できそう。立ち回り自体は上手なタイプで、うまく流れに乗ることができれば。肩周りから腹周りにかけて、若干冬毛が伸び始めているものの、毛艶自体には光沢があり、秋3戦目でもデキ落ちは感じさせない。トモの張りも良く、上々の仕上がり。
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500キロ超の馬格がありながら、スッキリとしたフォルムで長距離適性が高い。骨格のバランスが整っていて、四肢は長くストライドの大きな走りが特徴的。持ち前のスタミナを活かした競馬でどこまで踏ん張れるか。後肢の下腿部には血管が浮いて、筋肉の張りは上々。中2週のローテでも疲れは感じさせない。冬場でも毛艶は落ちておらず、高いレベルで状態は安定している印象。