【中山金杯】年明け最初の重賞レース!京都金杯の馬体診断も掲載
2024/1/5(金)
※イチオシ馬&特注馬は1/5(金)に更新します!
中山金杯
京都金杯
- 1/6(土)夕方発行
東京スポーツ(フェアリーSの予想を掲載) - 1/6(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12R)
アラタ
牡7
[美]和田勇厩舎
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | サンシャイン 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 22戦6勝[6-1-3-12] |
---|---|
前走時馬体重 | 470kg |
キングカメハメハ産駒らしい、横幅の広いトモが特徴的。クビから肩周り、前駆の発達も目立ち、全体に力強いフォルム。長躯短背で骨格のバランスが良く、ガッシリとした馬体ながら筋肉の質感は柔らかい。ややパワー型に寄っていて、高速決着よりはタフな馬場のほうが合っている印象。いつも良く見せるタイプではあるものの、体つきにはメリハリがあり、冬場でも毛艶はピカピカ。体調面に関して不安はない。
カテドラル
牡8
[栗]池添学厩舎
父 | ハーツクライ |
---|---|
母 | アビラ 母父:Rock of Gibraltar |
通算成績 | 31戦4勝[4-6-1-20] |
---|---|
前走時馬体重 | 492kg |
背中が短く、まとまりを感じさせるフォルム。飛節の角度は折りの深い「曲飛」の構造で、脚の回転が速いため、馬群を割るような競馬も苦にしない。年齢を重ねてよりガッシリとした造りになってきたこともあり、現状は小回りコースのほうが末脚はハマりやすい。明け8歳になり、いい頃と比較してやや馬体のボリューム感・筋肉の張り具合は物足りなさを感じるようになってきた。冬毛は伸びているが肌ツヤ良好、体調そのものはいい。
ゴールデンハインド
牝4
[美]武市厩舎
父 | ゴールドシップ |
---|---|
母 | オレゴンレディ 母父:Shamardal |
通算成績 | 8戦2勝[2-2-0-4] |
---|---|
前走時馬体重 | 492kg |
胴周りに伸びが感じられる体型。関節の可動域は広く、筋肉の質感・フットワークもしなやかで柔軟性がある。胴長に出ている分、切れよりも持続力に長けている。後躯も十分に発達しており、テンのダッシュは速い。安定した先行力を活かす形でどこまで踏ん張れるか。今回はオークス以来の休み明け。ムダ肉の付きづらいタイプで、太め感はないものの、筋肉の張り具合に関しては良化の余地を残している。
エピファニー
牡5
[美]宮田厩舎
父 | エピファネイア |
---|---|
母 | ルールブリタニア 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 12戦5勝[5-1-2-4] |
---|---|
前走時馬体重 | 512kg |
※最新の写真は23年AJCC時
500キロ超の大型馬ながら、筋肉の質感はしなやか。立ち姿は素軽い。長躯短背で腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。トモの横幅が広く、前脚はやや短めで、重心が前傾している。総合的に見て、スピード能力に優れている印象があり、高速馬場への適性は高い。距離が長かったAJCCを除き、中山では崩れておらず、内回りで好位を立ち回ることができればチャンス。
サトノエルドール
牡8
[美]国枝厩舎
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | ミゼリコルデ 母父:Fasliyev |
通算成績 | 35戦5勝[5-4-6-20] |
---|---|
前走時馬体重 | 472kg |
ディープインパクト産駒らしい、長躯短背でまとまりのあるフォルム。8歳馬でも筋肉量はキープできており、前駆・後躯ともに肉付きがいい。同時に父産駒らしい柔軟性を感じさせ、体を柔らかく、大きく使った歩様が特徴的。年齢的な衰えは感じさせない。前走時のパドックでは冬場の休み明けながら肌ツヤを良く見せて、リフレッシュ効果が見受けられた。体調面に関しては立て直され、上向いている印象。
※馬体フォーカス内の記事・写真・映像などに関して、一切の引用、無断複製、転載を禁じます。
※出走回避
腹袋がやや大きく、ボリューム感のある立ち姿。以前よりも体つきに迫力が出て、完成度が高まっている。背中は短めで、胴は詰まり気味。飛節の折りは深い「曲飛」の構造で、父トーセンラーと骨格の造りは似ている。中距離向きのフォルムで、前走の3600mは距離が長すぎた印象。2000mへの短縮は好材料。後肢の下腿部に血管が浮いていて、馬体の張りは上々。毛艶にも光沢がある。もう少し絞れそうな雰囲気も、仕上がりは悪くない。