【天皇賞・春】古馬ステイヤーNo.1決定戦!11頭の精鋭馬体&イチオシ・特注馬を掲載!
2025/5/2(金)
※イチオシ馬&特注馬は5/2(金)に更新します!
- 5/2(土)夕方発行
東京スポーツ(天皇賞・春の予想を掲載) - 5/2(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京7~9Rパドック解説)
ジャスティンパレス
牡6
[栗]杉山厩舎


父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 19戦5勝[5-2-2-10] |
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前走時馬体重 | 474kg |
ディープインパクト産駒らしい、長躯短背のフォルム。筋肉の質感に柔軟性があり、後肢の飛節は関節が伸びる直飛寄りの構造。ストライドの大きな走りをする馬なので、基本的には広いコースが合う。元来コンパクトな造りの馬で、心肺機能が高い上にスタミナを消費しづらく、中長距離適性が高い。3000m級のレースでは崩れておらず、距離延長は好材料だ。大阪杯時よりも全体にパンプアップした印象で、馬体の張りは良化している。上昇気配が漂う。
ジャンカズマ
牡7
[美]西田厩舎


父 | ハービンジャー |
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母 | モンローブロンド 母父:アドマイヤベガ |
通算成績 | 33戦4勝[4-5-1-23] |
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前走時馬体重 | 492kg |
腹袋が大きい体型で、全体に肉付きがいいタイプ。骨格のバランスに対して前肢はさほど長くはないが、後肢の飛節は「直飛」の構造で、背中周りにはゆとりがある。筋肉の質感も柔らかく、ストライドを伸ばしたダイナミックな走りで長丁場に対応している。切れるイメージは無いため、ダイヤモンドSのようにしぶとさ・持続力を活かした戦法でこそのタイプ。下腿部には血管が浮き上がり、毛艶にも光沢がある。好調をキープしている印象。
シュヴァリエローズ
牡7
[栗]清水久厩舎


父 | ディープインパクト |
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母 | ヴィアンローズ 母父:Sevres Rose |
通算成績 | 32戦5勝[5-5-2-20] |
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前走時馬体重 | 466kg |
長躯短背で斜尻直飛、ディープインパクト産駒らしい馬体構造。しなやかなムダ肉の少ないフォルムで、スタミナを消費しづらいイメージ。昨年春以降、距離を延ばしてパフォーマンスを上げてきた。坂を二度登り体力勝負になる京都芝3200mも十分に対応できそう。前後の連動性に優れ、水準以上の決め手を秘めている点も魅力。7歳馬でも馬体に衰えは無く、大敗後になるが肌ツヤの良さが目立っており、体調が良さそう。力を出せる状態に仕上がっている。
ショウナンラプンタ
牡4
[栗]高野厩舎


父 | キズナ |
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母 | フリアアステカ 母父:Zensational |
通算成績 | 10戦2勝[2-2-1-5] |
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前走時馬体重 | 542kg |
骨量・筋肉量が豊富なかなりの大型馬。脚長ではあるものの、肉付きがいいたくましい体つきゆえ、純粋なステイヤーといった印象はあまり受けない。高低差4mほどの坂がある京都でスタミナの消費を抑えて、最後の直線に余力を持った状態で回って来られるかがポイント。常に良く見せる馬ではあるが、日経新春杯→阪神大賞典→天皇賞(春)と使うたびに筋肉の張りが良化している。銭型模様が浮いているように、代謝の良さも窺えて、いい状態でレースを迎えられそう。
ハヤテノフクノスケ
牡4
[栗]中村厩舎


父 | ウインバリアシオン |
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母 | サクラインスパイア 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 11戦4勝[4-2-0-5] |
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前走時馬体重 | 540kg |
前走時540キロとかなりの大型馬だが、骨格そのものが大きく体つきはシャープに映る。胸の縦幅が深く、心肺機能は高い。一完歩が大きい持続型で、長くいい脚を繰り出せる点が本馬の長所。脚の回転が速く、瞬発力を秘めていた父ウインバリアシオンとはタイプが異なるが、大柄でも長丁場をこなしていたのは父と同じ。近2走で体重が24キロ増えているが、腹周りは余分な肉が付いておらず太め感は皆無。成長が窺えると同時に、仕上がりも良好。
プラダリア
牡6
[栗]池添学厩舎


父 | ディープインパクト |
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母 | シャッセロール 母父:クロフネ |
通算成績 | 20戦4勝[4-2-2-12] |
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前走時馬体重 | 474kg |
腹周りをふっくらと見せる、ボリューム感ある体型。背中に伸びのあるバランスから、持続力を活かした競馬が合っているタイプ。筋肉量も豊富で、安定して先行、好位を立ち回ることのできる機動力を秘めており、下り坂を使える京都の外回りはベストの舞台。馬格自体はコンパクトで、立ち回りひとつで3200mは対応可能。全体に丸みを帯びていた京都記念時とは異なり、肋骨が感じ取れるほどシャープな仕上げ。毛艶も良化しており、気配は上向きか。
ブローザホーン
牡6
[栗]吉岡厩舎


父 | エピファネイア |
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母 | オートクレール 母父:デュランダル |
通算成績 | 25戦7勝[7-3-5-10] |
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前走時馬体重 | 434kg |
牡馬としてはかなりコンパクトだが、四肢が長くて骨格のバランスがいい。斜尻で後肢の飛節は緩くカーブしており、良質な瞬発力を秘めている。馬体のサイズからスタミナを消費しづらい点が本馬の長所ゆえ、坂を二度登る京都芝3200mは本馬の特性を最大限に発揮できる舞台といえそう。腹袋は大きく、蹄は大きいが繋ぎが短く立っていて、道悪なら相対的に有利といえそう。良化が感じられた阪神大賞典から更に筋肉の張りがアップ。良い頃の馬体に戻ってきた。
ワープスピード
牡6
[美]高木登厩舎


父 | ドレフォン |
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母 | ディープラヴ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 26戦4勝[4-4-4-14] |
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前走時馬体重 | 506kg |
短距離、ダートで活躍馬の多いドレフォン産駒だが、本馬は母方の血が色濃く出て、胴に伸びがある。後肢の飛節も真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。ストライドの大きい走りが特徴で、腹周りもムダ肉が少なく、体型的に中長距離適性は高い。持続力にも優れている。馬体重は500キロ前後と馬格が大きいため、京都よりスピードとパワーを求められる阪神向きの印象。阪神大賞典時よりも筋肉の張りは一段階パワーアップ。使いつつパンプアップしている。

ヘデントール
牡4
[美]木村厩舎


父 | ルーラーシップ |
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母 | コルコバード 母父:ステイゴールド |
通算成績 | 8戦5勝[5-2-0-1] |
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前走時馬体重 | 482kg |
父ルーラーシップ譲りで背中周りに伸びがある。クビに長さがあって後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。四肢もスラっと見せて重苦しさはなく、斜尻で前躯に対してやや後躯は薄く映る。序盤の行き脚が付きづらいことと、大きすぎない馬格でスタミナを消費しづらいため、京都の長丁場は合っていそう。エンジンが掛かればいい脚を長く繰り出せる。昨秋の菊花賞時と比較して、若干ではあるが体つきにメリハリが出て、筋肉の張りが良化。成長が感じられる好仕上がり。


ビザンチンドリーム
牡4
[栗]坂口智厩舎


父 | エピファネイア |
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母 | ジャポニカーラ 母父:ジャングルポケット |
通算成績 | 8戦3勝[3-0-0-5] |
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前走時馬体重 | 460kg |
牡馬の中では比較的コンパクトなサイズ。脚長で背を高く見せて、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造、ストライドの大きな走りをする。広いコースが合いそうで、ゆったりと加速できそうな京都外回りは得意の舞台。余分な肉が付きづらい体型ゆえ、長距離適性はかなり高い。2走前のAJCC出走前と比較して、トモの張りは格段に良化。血管と筋肉のスジが浮き上がっている。時季的なモノもあるが毛艶も光沢が戻っており、海外遠征明けでも仕上がりに不安は無い。

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長距離重賞の勝ち馬としては、かなり大柄。クビさしが太く、肩周りの筋肉が隆起している。その一方、腹周りはスッキリと引き締まっていて、背中も長め。四肢をスラっと見せ、後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造で、ストライドが大きい。母父マンハッタンカフェ由来のしなやかさを感じさせる。1週前の時点で肋骨が浮いて見えるほどシャープに引き締まっていて、長丁場を走るにあたって絞り込んできたか。筋肉の張り、毛艶も上々。ココ目標にお釣りナシの仕上げに映る。