皆様、こんにちは!桜満開は一瞬で、あっという間に葉桜へと変わりました。この一瞬の綺麗さと儚さを美と感じ、国の花としてたくさん植えている日本は素晴らしいなと感じています。いや、そこだけは素晴らしいの間違いかもしれませんが(笑)。また来年咲き誇ることを楽しみにしています。

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阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第1弾桜花賞を振り返りましょう。勝利したのは雷神モレイラ!またもや世界レベルの技を見せてくれました。2着だった岩田望君とのやり合いは震えるほど素晴らしい戦いでした。桜花賞本番までにこの2人は色々な所を通りながらレースをし、内の馬場の厳しさやどこが最低ラインになっているかを判断していました。

本番でモレイラがスタート直後選んだのは内。直線で外に出せる技術があるからこそ勝ちにこだわる進路取りでした。2つ目のポイントとなったのは4コーナーの手前です。アルマヴェローチェと望来君はいつもより1、2完歩早めに仕掛けました。ここには内にいたモレイラとエンブロイダリーを入れ込むという計算があったと思います。そうして選んだラインは最高だったと思います。

しかし、モレイラはそれでも内を捌き、最低ラインとしていた外まで導くと最後は叩き合いを制しました。両騎手の最高のかけ引きと技術がぶつかり合ったレース。まだまだ逆転がありますし、オークスも楽しみな一戦になりそうです。

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今週は皐月賞が中山競馬場で行われます。この世代のキングと個人的に呼んでいるクロワデュノールが出てきます。同コースのホープフルSを制しており期待しています。しかし、簡単に勝たせるわけにはいけないとライバル達も力をつけて挑みます。

対抗に抜擢したいのはサトノシャイニング。その他にも才能豊かなマスカレードボールや仕掛け所が楽しみなファウストラーゼンなどもいます。絶対王者でも競馬に絶対はありません。牡馬クラシック第1弾の勝者はどの人馬か。最高のやり合いを楽しみましょう!