
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
推測2cmの攻防
2026/5/6(水)
皆様、こんにちは。暑い、寒いを繰り返すおかしな天候ではありますが、我が家では冷やし中華を始めました!オリジナルのポン酢でタレを作ったり、そこにマヨネーズやラー油を入れて冷やし坦々麺風にしたりと楽しんでいます。我が家の風物詩冷やし中華、読者の皆様にも食べてもらいたいくらいオススメです(笑)。

それでは京都の風物詩天皇賞(春)を振り返りましょう。勝利したのは北村友一君とクロワデュノールのコンビでした。スタートから1周目の3~4コーナーでは少し行きたがる素振りを見せましたが、上手く北村君がなだめ落ち着いたのを見て勝利を確信しました。ベストの距離でない中、最後はヴェルテンベルクに迫られるも推測2cmの差で制した価値はとてつもなく大きいものでした。
主要距離G1を勝つスピードや瞬発力に加え、スタミナや合わないレースでも適応できるところを証明できたのですから。これで春古馬3冠リーチとなり次走の選択が悩ましくなりました。海外か宝塚記念か秋に備えるのかと考え得るローテは多いだけに陣営の選択を楽しみにしています。

東京競馬場連続G1の始まりです。今週は NHKマイルカップが行われます。3歳マイル王にはどの馬が選ばれるか、非常に楽しみです。まずは2歳マイル王のカヴァレリッツォが1番人気になると思います。今年勢いがある西村淳君が一気にここも制し、更なる高みにいくのか楽しみにしています。
その他にも絶好調ツムツムとオルネーロ、レーンに替わるロデオドライブや距離延長に少し不安あるダイヤモンドノット、アドマイヤクワッズの逆襲など非常に難しいレースになりそうです。GWの締めくくりに是非、東京競馬場へお越しください!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。






