大一番を終えて

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中山グランドジャンプで2着となったメルシーエイタイム(牡6、栗東・武宏厩舎)は近日中に放牧に出されることになった。
「道悪で着地のミスはあったけど、勝った馬が強かったよ。立て直して暮れの中山大障害では雪辱を果たしたい」と武宏師は意欲十分に話していた。

また、同レースで3着のテイエムエース(牡5、栗東・鹿戸明厩舎)はこのあと少しレース間隔を開けるが、放牧には出さず、6月14日、東京競馬場で行われる東京ハイジャンプへ向かう。
「強い馬を相手に健闘してくれた。あれでオープンでもやれることがわかったし、楽しみが出てきた」と田宮助手も満足気な表情を見せていた。

一方、1番人気に支持されたものの、5着に敗れたエイシンニーザン(牡6、栗東・坂口則厩舎)は放牧で休養に入る。
「確かに馬場も悪かったが、消極的な競馬だったし、今回に関して言えばコース適性・経験の差も出た感じがする」と岩本厩務員。
幸い馬は元気なだけに今後再戦する時は改めて期待したい。