赤丸急上昇!

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アンタレスSで重賞初制覇を飾ったワンダースピード(牡6、栗東・羽月厩舎)は、次走東海Sで重賞連勝を目論む。
「メンバーが揃っていたのでどうかと思ったけど、予想以上に強い競馬をしてくれた。使うたびにグングン力を付けてくれている」と羽月師も笑顔。
続けて「今年はまだ2勝と勝ち鞍が少ないだけに、これを契機に勝ち星を伸ばしていきたいな」と看板馬の活躍で弾みを付けたい胸のうちを語ってくれた。

また、メトロポリタンSで菊花賞2着以来の復帰戦を勝利で飾ったアルナスライン(牡4、栗東・松元茂厩舎)。
「休み明けでも仕上がりは良かったから期待はしていたが、予想以上に強い競馬だった。終わって見ればここでは力が違ったということだろうね」と松元茂師は満面の笑み。
次走は馬の状態を見てからになるが、目黒記念あたりが有力とのこと。
大舞台をハッキリと視界に捉える快走を見せた本馬。次走も目が離せない。

3歳馬にも楽しみな素材が2頭。
まずは先週の滝桜賞で逃げ切り勝ちを収めたトーホウオルビス(牡3、栗東・谷厩舎)。
「時計も速かったし、自分の型に持ち込むと強いね。良く走ってくれたよ」と川端助手。
終始絡まれずマイペースで運べたことも勝因のひとつだろうが、逆に言えば「勝ちパターン」がハッキリしたということ。
このあと予定しているユニコーンSでも逃走劇が見られそうだ。

橘Sで無傷の3連勝を飾ったのはスプリングソング(牡3、栗東・鶴留厩舎)。
この後は中1週でNHKマイルCに向かうとのこと。
「他馬に迷惑をかけてしまったけど、能力はホント高い。相手は強くなるけど、次はスムーズに走らせたいと思う」と池添騎手はGⅠ奪取に意欲を見せていた。