巻き返しの舞台

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ヴィクトリアマイルで5着だったニシノマナムスメ(牝4、栗東・河内厩舎)は安田記念へ向かうことになった。
「状態は今までの中で一番良かったんだが、雨馬場と10キロ増が微妙に応えたかな。でも馬体減りしなくなったのは体質が強くなった証拠だから、まだ良くなると思うよ」と宮坂厩務員。
河内調教師にとっては思い出の父、母から生まれた逸材。簡単にGⅠ制覇を諦めることはできない。

また、1番人気に支持された京王杯SCで3着に敗れたスズカフェニックス(牡6、栗東・橋田厩舎)も安田記念での巻き返しに意欲を燃やす。
「最後はこの馬も良く伸びているんだが、これだけ上がりが速いとここまで追い上げるのが精一杯だった」と橋田師。
消化不良のレースが続いているだけに、今度こそ痛快な差し切り勝ちを見せたいところだろう。