一筋の光明

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北海道新ひだか町の北海道市場で行われた北海道市場セレクションセールは、23日、2日目として当歳部門のセリが行われた。結果としては、今年4月のJRAブリーズアップセールから続くセリ市場の低調ぶりに歯止めは掛からず。
目玉と目されていたディープインパクト産駒の2頭がいずれも売却希望価格に届かず「主取り」となり、全体の売却率も約32%に止まった。

その中で、最高価格で取引されたのは、「タカノセクレタリーの08(父キングヘイロー)」。06年のオークス、秋華賞を制したカワカミプリンセスの全弟にあたる良血馬である。
落札したのは、先週のセレクトセールでもウオッカやタニノギムレットのきょうだいを購買したダーレージャパン。
「ヨーロッパを含めて今年見てきた当歳の中でもトップクラス」という高い評価を与えてのお買い物だった。
厳しい状況下でも熱い視線が注がれた本馬。その走りを見るのが今から待ち遠しい。