古馬・3歳馬次走報

トピックス

●牝馬のハンデ重賞(GⅢ)、マーメイドS(阪神・芝2000m)は9番人気の伏兵・コスモプラチナが逃げ切り初重賞制覇を飾った。
「スンナリとマイぺースで運べたのが大きい。落ち着きもあって仕上がりも良かったから」と担当助手はニッコリ。次走はサマー2000シリーズの小倉記念(8月2日、小倉・芝2000m)が有力。ボーナス5000万円獲得へ、重賞をゲットした熟女が更に加速を増す。

●交流重賞(GⅢ)の北海道スプリントC(門別・ダ1000m)をレコードで制したヴァンクルタテヤマ
「カイ喰いの細い馬だから20日前に入厩させたのが良かったと思う。それにしても強かったね」と今月22日付けで正式に管理することになった武田師。現在はミニ放牧へ出しており次走については未定。

安達太良S(福島・ダ1700m)はスタートを決めたポートラヴがそのまま逃げ切り1分44秒9のタイムで押し切った。
「前走が出遅れて後手後手の競馬。スムーズに走れば変わると思っていたし、ジョッキー(柴山)も巧く乗ってくれた」と南井師は鞍上の好プレーを褒める。次走はKBC杯(7月26日、小倉・ダ1700m)、マリーンS(7月19日、札幌・ダ1700m)などを視野に入れて調整する見込み。

出石特別(阪神・ダ1200m)はケタ違いの末脚でテスタマッタが連勝。特にこの2戦はダートで底を見せぬ強さを発揮した。
「3歳馬でこれだけ戦えるんですから能力は高いですね。このあとはジャパンダートダービー(7月8日、大井・ダ2000m)を考えています」と村山師。またダート界に新星の予感。


コスモプラチナ
(牝6、栗東・宮厩舎)
父:ステイゴールド
母:グレースマリヤ
母父:グルームダンサー

ヴァンクルタテヤマ
(牡7、栗東・武田厩舎)
父:フォーティナイナー
母:フラワータテヤマ
母父:ブライアンズタイム

ポートラヴ
(牡5、栗東・南井厩舎)
父:フォーティナイナー
母:サラトガビューティ
母父:アジュディケーティング

テスタマッタ
(牡3、栗東・村山厩舎)
父:Tapit
母:Difficult
母父:Concern