大外一気!7番人気ワキノヒビキが連勝を飾る…ダリア賞

14年8月9日(土)、2回新潟3日目9Rでダリア賞(芝1400m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の7番人気・ワキノヒビキ(牡2、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.3(稍重)。

2着には2馬身半差で12番人気・ナイアガラモンロー(牝2、美浦・堀井厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・コスモピーコック(牝2、栗東・中村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスペチアーレ(牝2、美浦・矢野英厩舎)は5着に敗れた。

横一線のスタートからリバークルーズがハナへ。ナイアガラモンロー、エリーティアラ、コスモピーコックが続き、ワキノヒビキは中団やや後ろで待機。
直線に入り、リバークルーズを外からナイアガラモンローが捉え、内からコスモピーコックも前を窺ったが、大外からワキノヒビキがそれらをまとめて差し切り優勝。人気を集めたスペチアーレは中団のインでレースを進めたが、直線では伸びを欠いた。

勝ったワキノヒビキはデビュー戦こそ不良馬場に泣き14着と惨敗したものの、2戦目となった未勝利戦はキッチリと勝利。今回は7番人気と評価は高くなかったが、直線では一頭だけ上がり34秒台の末脚を発揮。これで2連勝となった。

馬主は脇山 良之氏、生産者は新ひだかの広田牧場。馬名の意味由来は「冠名+響き」。

1着 ワキノキセキ(北村宏騎手)
「すごく良い馬ですね。折り合いもつきました。少しモタれるところがありますが、今日は外枠からスムーズな競馬が出来ました。モタれるところがネックですが、そこが改善されてくれば更に良いですね」

2着 ナイアガラモンロー(柴田善騎手)
「今日は少しソエを気にしていた感じで、走りのバランスがあまり良くありませんでした。それでこれだけやれるのですから力がありますね。この後はひと息入れる予定のようですし、次は更に良い仕上がり思います」

3着 コスモピーコック(戸崎圭騎手)
「新馬戦のときと比べてデキも良かったですし、反応も良かったです。こういう形の競馬も出来ますね」

4着 コウソクコーナー(内田博騎手)
「頑張って走るタイプなので、競馬を使いながら慣れてくれば更に良いと思います。今日も流れに乗れましたし、最後もよく盛り返しています。良い馬なので距離がもつような乗り方をしましたが、この先マイルくらいまでこなしてくれるようになると良いですね」

5着 スペチアーレ(大野騎手)
「レース前は落ち着いていましたが、かえってそれが競馬で裏目に出てしまった感じで、スッと反応できませんでした。能力はあるので、精神面のコントロールが出来るようになってくると良いですね」

ダリア賞の結果・払戻金はコチラ⇒

ワキノヒビキ
(牡2、栗東・清水久厩舎)
父:オンファイア
母:ワキノバクシン
母父:サクラバクシンオー
通算成績:3戦2勝

ワキノヒビキ

ワキノヒビキ

ワキノヒビキ

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