【新潟2歳S】1週前 ブリクスト「距離が延びても大丈夫」

8月31日(日)に行われる新潟2歳S(G3)を予定しているブリクスト(牡2、栗東・吉田厩舎)は、17日にCWコースで追い切られ、今週は軽めの調整に留めた。

「短期放牧を挟みましたが、帰厩後も順調に乗り込めています。良い状態でレースに持っていけそうですよ」と近況を語ってくれたのは村井調教助手。今後は23日に追い切りを行い、レースへ向けて備えていく予定だ。

デビュー前から坂路で水準の時計をマークするなど、仕上がりの良さも評価されて1番人気に支持された新馬戦。ゲートでは後手を踏むと、徐々にポジションを進出。4角での手応えはもう一つだったが、直線では長く脚をつかって、差し切り勝ちを決めた。

「スタートは今イチでしたが、二の脚が良かったし、馬群に入れて我慢もできていました。最後は外に出して良い脚を使ってくれたし、初戦としたら良い内容で勝ち上がってくれたように、距離が延びても大丈夫そうですよね」

促しつつの追走だった新馬戦の走りからも、距離延長は対応可能な見込み。昨年も中京で勝ち星を挙げて挑んだ同じチチカステナンゴ産駒のピークトラムが、3着に食い込んでいるレース。適性の高さで好勝負を演じたい。