【新潟記念】厩舎悲願の芝重賞Vへ!カルドブレッサ視界良好

3日、新潟記念(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。カルドブレッサ(牡6、栗東・吉田厩舎)は助手が跨ってCWコースをグングン加速。6F79.4-65.1-51.5-38.5-12.3秒で馬場の大外を豪快に伸び切る文句なしの動きを披露。ラスト1Fは文字どおり『切れる』脚色で、見た目にも具合の良さが伝わってきた。

「前走後はここを目標に調整。先週もいい動きをしていましたが、今週も動きましたね。乗り手は“そんなに(速い時計が)出てる感じじゃなかった”と言っていましたよ。感覚よりも動けてるのもデキがいい証拠だと思います」と村井調教助手もその仕上がりに太鼓判を押す。

前走のエプソムカップは12着に大敗も、大外枠、スローペースに泣かされてのもので、年明けの中山金杯ではオーシャンブルーに0秒1差2着。今回と同コースで行われた2走前の新潟大賞典では勝ったユールシンギングから0秒3差の4着と、いつ重賞に手が届いてもおかしくない力を秘めている。

「展開がうまく噛み合えばやれて不思議ないですよ」と言葉こそ控えめだが、その目は厩舎悲願の芝重賞タイトルへ向け、まさに『本気』だ。