【オールカマー】ムスカテール 久々勝利へ気合「早めに入厩させた」

【有馬記念】年末の大一番、カギを握るのはグランプリ適性！

提供：重賞トレンドジャッジ
この記事をシェアする
24日、オールカマー(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ムスカテール(牡6、栗東・友道厩舎)は初コンビとなる北村友一騎手が3週連続で跨る入念な調整内容。最終追い切りは坂路で行われ、4F54.4－39.3－25.4－12.7秒をマーク。2歳馬を2馬身ほどの差で先導し、終始手応えで圧倒。そのまま先着とオープン馬の貫禄を示している。

「いつもより早めに入厩させてもらったんです。ええ、乗り込み量はいつもの1.5倍。いい仕上がりでいけそうですよ」と山田調教助手は秋緒戦から一発を狙う構え。

昨年は目黒記念をレコードで制するなど左回りで良績を挙げてきたムスカテールだが、以降は芝で結果を残せていない。「最近は少しゲートが遅いところがあるからね」と敗因を分析。「内回りコースだし、スタートを決めて、いい位置で流れに乗っていきたいです。力はある馬なんだから」と巻き返しに燃えている。