内から脚伸ばしナリタスターワンが差し切りV…東京新馬

10月18日(土)、4回東京4日目3Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の2番人気・ナリタスターワン(牡2、栗東・高橋亮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.1(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・ブラウンゴッデス(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・マリオーロ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。

クラウンシトラスがハナを主張し、ブラウンゴッデスが2番手を追走。さらにファイアリシンゾウ、カニングウーマンなどが続く。道中ではブラウンゴッデスが先頭に立ち、馬群は縦長の展開に。直線を向いてもブラウンゴッデスが渋太い粘りを見せ、押し切りを図る。しかし、中団で脚をタメていたナリタスターワンが内ラチ沿いから脚を伸ばし、ゴール手前でブラウンゴッデスを一気に交わし去って優勝。

勝ったナリタスターワンは半姉に秋華賞3着、重賞2着4回のプロヴィナージュがいる血統。一昨年のセレクトセールで1785万円で取り引きされていた。
馬主は株式会社オースミ、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+1つの星」。

1着 ナリタスターワン(福永騎手)
「いい馬だよ。ゲートは遅かったが、乗りやすかった。手応えどおりに伸びてくれたよ」

(高橋亮調教師)
「体型もありますが、余裕残しで送り出しました。いい走りでしたね。スタートはもっさりでも、ジョッキーがうまく乗ってくれました。終いもいい脚。距離は1、2ハロン延びてもやれるでしょう」

2着 ブラウンゴッデス(蛯名騎手)
「まだ緩く、右手前だとぎこちないけど、フットワークはいい。軽い馬場が向くよ。これからしっかりしてくる」

3着 マリオーロ(戸崎騎手)
「スタート自体は良かったのですが、寄られて位置取りを悪くしました。直線はしっかり伸びています」

6着 ファイアリシンゾウ(浜中騎手)
「まだ物見をしたり、馬が若いですよ。これから変わります」

9着 カンヌ(柴田大騎手)
「なかなか進んでいかなくて。最後はよく伸びているのですが」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ナリタスターワン
(牡2、栗東・高橋亮厩舎)
父:ショウナンカンプ
母:ボーンスター
母父:サンデーサイレンス

ナリタスターワン

ナリタスターワン

ナリタスターワン


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