【ローレル賞】ララベル差し切り勝ち!南関2歳女王へ名乗り

11月5日(水)、川崎競馬場で行われた南関東重賞・第14回 ローレル賞(S3)(2歳牝 定量 1着賞金1000万円 ダート1600m)は、真島大輔騎手騎乗の4番人気・ララベル(牝2、大井・荒山勝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:44.2(良)

2着にはクビ差で7番人気・ゼッタイリョウイキ(牝2、川崎・林隆之厩舎)、3着には1馬身差で8番人気・リボンスティック(牝2、川崎・山田質厩舎)が続いた。上位3頭には12月31日に大井で行われる東京2歳優駿牝馬(S1)への優先出走権が与えられる。

ネガティヴが積極的にハナに立ち、ミラクルフラワー、ゼッタイリョウイキが追随。ララベルは中団の内から徐々にポジションを押し上げ3コーナーを回る。
直線半ばまで先頭を守り抜いたネガティヴが力尽き、間を割ってララベルが先頭へ。最後は内で食い下がるゼッタイリョウイキを僅かに凌いで優勝。3着には外々を回って追い上げたリボンスティックが食い込んだ。

勝ったララベルは3戦目での重賞勝利。過去2戦はいずれも1200m戦への出走だったが、今回は一気の距離延長を見事に克服。全姉には同厩舎に所属し、南関東オープン戦線で活躍を続けるショコラヴェリーヌがいる血統で、先々も非常に楽しみな一頭。馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。

【真島大輔騎手のコメント】
「(2年ぶりのローレル賞制覇に)嬉しいですね。ただ、勝てる馬を乗せてもらっているので、もっと勝っていないといけませんね。取りこぼさないように技術を磨いていきたいです。
スタート後は砂をかぶる感じで嫌がっていましたが、1コーナーに入るときは集中していたので、後は我慢のレースを心がけました。結果が出て嬉しいです。本当に素晴らしい根性を持った馬で、普通なら怯むところですが、逆に抜け出してくれました。
南関東は本当にみんな一生懸命乗っていますので、そういうところを楽しんでいただけたらなと思っています。これからも応援よろしくお願いします」

ララベル
(牝2、大井・荒山勝厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ブリージーウッズ
母父:ティンバーカントリー
通算成績:3戦2勝
重賞勝利:
14年ローレル賞(S3)

ララベル

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