直線抜け出しスモーダリングが差し切りV…東京新馬

【東京新聞杯】重賞トレンドジャッジ

提供：重賞トレンドジャッジ
11月9日(日)、5回東京2日目4Rで2歳新馬(ダ1300m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・スモーダリング(牝2、美浦・高柳厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.3(良)。

2着には2馬身半差で2番人気・タイキオールブルー(牡2、栗東・西園厩舎)、3着には1馬身差で10番人気・ニシノバランス(牝2、美浦・松永康厩舎)が続いて入線した。

ヌーベルバーグパリが好スタートからハナに立ち、ディアクリューソスが並んで追走。さらにタイキオールブルー、ティアップサンダーなどが続く。ノラネコは後方で一頭遅れて追走。道中ではペースが緩み、先行勢が固まったまま4コーナーを回る。楽な手応えで直線を向いたヌーベルバーグパリが後続との差を広げ、逃げ切りを図る。しかし、中団前目で脚をタメていたスモーダリングが、残り200mで外に出されると末脚爆発。一気に他馬を交わし去り、後続を突き放して快勝した。

勝ったスモーダリングは調教から鋭い末脚を繰り出しており、今日は1番人気に支持されていた。鞍上の戸崎騎手は3レースに続く連勝で今日2勝目、今週5勝目。
馬主はＨ．Ｈ．シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「燻り」。

1着 スモーダリング(戸崎騎手)
「初戦からセンスの良さを発揮してくれました。直線でも手応えは十分にあり、追い出しを待つ余裕がありましたよ。まだ良くなるでしょうね。ダート向きですが、距離はマイルくらいに延びても大丈夫です」

2着 タイキオールブルー(内田博騎手)
「素直で真面目な馬。最後は相手の決め手にやられたけど、この馬だって止まってはいない。すぐに順番が来るよ」

3着 ニシノバランス(武士沢騎手)
「初戦からしっかり走りました。力がありますよ。この内容なら、チャンスも近いはずです」

6着 ティアップサンダー(石川騎手)
「緊張して周りの馬を気にしていました。ハミを取ったり、抜いたり、遊び遊び走っていましたよ。競馬を覚えてくれば、走ってくると思います」

9着 ディアクリューソス(吉田豊騎手)
「スタートが良く、道中もいい感触。なのに、追ってからが案外だった。使って変わってほしいね」

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スモーダリング
(牝2、美浦・高柳厩舎)
父：パイロ
母：アクアリスト
母父：Coronado’s Quest

スモーダリング

スモーダリング

スモーダリング

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