切れ者・マコトナワラタナが大混戦を制する…醍醐S

11月24日(月)、5回京都7日目11Rで醍醐ステークス(芝1200m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の3番人気・マコトナワラタナ(牝5、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.9(良)。

2着にはアタマ差で1番人気・ダンスディレクター(牡4、栗東・笹田厩舎)、3着にはアタマ差で5番人気・シゲルカガ(牡3、栗東・谷厩舎)が続いて入線した。

人気のダンスディレクターとアットウィルは出遅れて後方からのスタート。押しながらハナを切ったのはシゲルカガ。ネロ、テイエムタイホー、シゲルアセロラ、ジャベリンが追走。マコトナワラタナは中団のインで、ダンスディレクターはそこから3馬身ほど後方より機をうかがう。
シゲルカガが先頭で直線に入り、内ラチ沿いからネロが追撃。ダンスディレクターも馬群を縫って前へ迫り、更に真ん中から勢いが付いたマコトナワラタナが襲いかかる。4頭が激しく競り合って一団でゴールへ。大混戦を制したのはダンスディレクターをアタマ差で抑えたマコトナワラタナだった。

勝ったマコトナワラタナは祖母に秋華賞を勝ったブゼンキャンドルを持つ血統で、準オープンの身ながら過去にオープン特別を2勝している実力馬。近走は惜しい競馬が続いていたが、得意の京都で嬉しい1年半ぶりの勝利となった。
なお、このレースで鞍上の川田将雅騎手はJRA通算800勝を達成している。

馬主は株式会社ディアマント、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+9つの宝石をほどこしたスリランカの御守」。

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マコトナワラタナ
(牝5、栗東・鮫島厩舎)
父:ファルブラヴ
母:マコトキンラン
母父:サンデーサイレンス
通算成績:28戦5勝

マコトナワラタナ

マコトナワラタナ

マコトナワラタナ

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