【金鯱賞】良血開花!ラストインパクト差し切りで重賞連勝!

12月6日(土)、4回中京1日目11Rで第50回金鯱賞(GⅡ)(芝2000m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・ラストインパクト(牡4、栗東・松田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.8(良)。

2着には1馬身半差で4番人気・サトノノブレス(牡4、栗東・池江寿厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・エアソミュール(牡5、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

先行馬が揃ったメンバー構成も、カレンブラックヒルが押してハナへ。2番手にパッションダンス、好位にはエアソミュール。続いてラストインパクト、サトノノブレスら。1000m通過は59秒8と平均ペースで流れたが、4角からサトノノブレスがマクっていって進出。
直線を向いてもサトノノブレスはラブリーデイと併せるように、抜け出しを図ったが、内からエアソミュール、外からラストインパクトも追撃。中でも追い出しを図っていたラストインパクトの末脚が際立ち、外から一気に差し切ってみせた。
脚部不安から5ヶ月半ぶりの実戦を迎えたウインバリアシオン(牡6、栗東・松永昌厩舎)は、534キロの馬体重(昨年3着時は538キロ)で出走。終始、後方の位置どりで見せ場なく15着に終わっている。

勝ったラストインパクトはおじに3冠馬ナリタブライアン、G1・3勝馬ビワハヤヒデがいる血統。クラシックでは菊花賞に駒を進めるのがやっとだったが、今年に入って、これで重賞3勝と一気に本格化。今後は天皇賞(春)以来のG1挑戦が期待される。

馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「究極的な+父名の一部」。管理する松田博資調教師はこれが節目のJRA通算70勝目。自身の管理下だったスペリオルパールの子で嬉しい重賞Vとなった。

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ラストインパクト
(牡4、栗東・松田博厩舎)
父:ディープインパクト
母:スペリオルパール
母父:ティンバーカントリー
通算成績:18戦7勝
重賞勝利:
14年金鯱賞(G2)
14年京都大賞典(G2)
14年小倉大賞典(G3)

ラストインパクト

ラストインパクト

ラストインパクト

ラストインパクト


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