2番手から突き抜けたソリッドアクシスがV…中山新馬

12月7日(日)、4回中山2日目5Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気・ソリッドアクシス(牡2、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.7(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・フェイフェイ(牝2、栗東・牧浦厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・ファインダッシュ(牡2、美浦・的場厩舎)が続いて入線した。

ブルメリアが好スタートからハナへ。ソリッドアクシス、フェイフェイが2番手争いを展開。前3頭が飛ばしていき後方との差を広げる。4コーナーを抜けると、ソリッドアクシスがブルメリアを交わし、先頭に立つ。それに併せてフェイフェイも付いて行こうとするが、スピードの違いは明白。ソリッドアクシスが1馬身半差をつける快勝となった。フェイフェイも粘りきって2着は確保。ファインダッシュは最後に伸びてきたが、ポジション差が響き3着まで。

勝ったソリッドアクシスは両親ともにアメリカ生まれ。父Flashy BullはスティーヴンフォスターH(G1)での優勝経験がある。体調を整えるために再入厩を果たしての待望のデビューが実った。馬主は株式会社ノルマンディーサラブレッドレーシング、生産者は米のLanternHillFarmLLC。馬名の意味由来は「強固な軸」。

1着 ソリッドアクシス(後藤騎手)
「人気通りの結果を出せてホッとしています。良いスピードがありますし、しっかりした競馬をしてくれたという印象です。他馬がきたときも上手く対処してくれましたし、レースを経験したことがあるかのようなセンスの良さを見せてくれました。芝部分の走りも良かったですし、芝でもやれるかもしれません。これから体が増えてパワーアップしてくれば更に楽しみです」

2着 フェイフェイ(丸山騎手)
「真面目なところのある馬です。次もテンションが上がらずにいければ良いですね」

3着 ファインダッシュ(的場騎手)
「初めてのレースで、芝の切れ目を気にしたり戸惑いながら走っていましたが、しっかり反応してくれましたし、終いは良い脚を使ってくれました。競馬を覚えてくればやれると思います」

4着 プルメリア(木幡初騎手)
「初めて乗せてもらったので手探りでしたが、スタートを決めたのでそのままハナに行きました。まだ全体的に馬がしっかりしていないので最後は交わされてしまいましたが、力を付けてしっかりしてくればやれると思います」

5着 ディアルフト(柴山騎手)
「スタートで少し寄られてしまいましたが、ダートに入ってからはエンジンがかかった感じで走れました。砂を被ってフワフワするところがありましたが、終いは伸びていますし次に繋がる競馬は出来たと思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ソリッドアクシス
(牡2、美浦・国枝厩舎)
父:Flashy Bull
母:Sister Quick
母父:Ide

ソリッドアクシス

ソリッドアクシス

ソリッドアクシス

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。