トピックスTopics
【有馬記念】生粋の淀巧者トーセンラー ラストランへ攻めの姿勢貫く
2014/12/24(水)
24日、有馬記念(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。トーセンラー(牡6、栗東・藤原英厩舎)は武豊騎手を背に朝一番の坂路に登場。一杯に追われた終いの鋭さは健在で、4F53.6-38.2-24.5-12.4秒をマーク。併走相手を務めたヘミングウェイを相手に先着を果たしている。「動きはそう変わらないかな。でも、厩舎からは『今回は攻めている』と聞いています」と名手の口ぶりは至って滑らか。若駒の頃から「走りがディープインパクトに似ている」と評し続け、自身のG1通算100勝目をもたらしてくれた愛馬のラストランに向けて、静かに闘志を燃やしている様子。
一度は袂を分かちながらも、再びタッグを組みG1制覇まで登り詰めた人馬だが、このコンビでは初の中山参戦。それでも「距離はベストとはいえないけど、中山コース自体は問題ない。あとは相手関係が鍵になるね」とパートナーへの厚い信頼を示した。
放牧先で東日本大震災に遭い、一度は大きく体調を崩したこともあったトーセンラーが、G1馬としての誇りを胸に引退レースへ。淀を愛し、淀に愛された個性派ホースが、遠く離れた中山の地で特大の一発を狙っている。
朝一番に追い切られたトーセンラー(写真中央)
1週前はコースでの追い切り
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/1/19(日) 【京成杯】伏兵ニシノエージェントがハイペースの削りあいを制す!
- 2025/1/19(日) 【日経新春杯】尾張から王座へ続く道!ロードデルレイが重賞初制覇!
- 2025/1/20(月) 【3歳馬情報】最終週の中山と中京に良血馬が集う!
- 2025/1/19(日) 【日経新春杯】1日3勝の固め打ち!「最新トレンド」から狙える人気薄の1頭
- 2025/1/19(日) 【京成杯】3年続けて連対中!昨年ダノンデサイルも勝った「最強枠」をGETした注目馬
- 2025/1/17(金) また悲しい事故が起きてしまいました…【高田潤コラム】
- 2025/1/17(金) 2025年の重賞初勝利!京成杯はパーティハーンと初コンビ!【戸崎圭太コラム】
- 2025/1/17(金) ついに世界デビュー!サウジアラビア遠征決定のウラ側!【永島まなみ騎手コラム】