【船橋記念】鮮やか!ナイキマドリードが4連覇を達成

1月14日(水)、船橋競馬場で行われた南関東重賞・第59回 船橋記念(S3)(4歳上 別定 1着賞金1000万円 ダート1000m)は、川島正太郎騎手騎乗の2番人気・ナイキマドリード(牡9、船橋・川島一厩舎)が優勝。勝ちタイムは59.0(良)。

2着にはクビ差で1番人気・マスターエクレール(牝6、船橋・川島一厩舎)、3着には3馬身差で9番人気・ピエールタイガー(牡7、大井・荒山勝厩舎)が続いた。

好枠からダッシュを利かせた人気のマスターエクレールがハナに立ち、モレサンドニ、ナイキマドリード、ウィキマジック、ケイアイヘルメスらが差がなく続く。
電撃戦らしく、瞬く間に直線に入ると逃げたマスターエクレールが51キロの軽量を利して押し切りをはかるが、好位で脚を溜めていたナイキマドリードが外からグイグイ伸びて先頭へ。マスターエクレールも内から懸命に差し返すもクビ差振り切って4連覇を達成。人気を分けた川島正一厩舎のワンツーフィニッシュとなった。
なお、3番人気のケイアイヘルメスは直線入り口で落馬、競走中止となっている。

勝ったナイキマドリードは昨年の習志野きらっとスプリント以来となる勝利で、南関東重賞9勝目。ここ3走は8、9、11着と大きな着順が続いていたが、得意の舞台で鮮やかな復活。船橋記念4連覇の大偉業を達成した。馬主は小野誠治氏、生産者は日高の下河辺牧場。
ナイキマドリードと2着のマスターエクレールには2月25日(水)に大井競馬場で行われるフジノウェーブ記念の優先出走権が与えられた。

【川島正太郎騎手のコメント】
「4連覇がかかっていたので、ちょっとプレッシャーもあったのですが、勝ったナイキマドリードを褒めたいと思います。

前走後に状態がグッと良くなって、勝てるんじゃないかと思えるくらいの手応えを持てる調教の雰囲気だったので、内心、自信を持って乗りました。これだけ前に行けたのも状態がいいからですし、力のあるところを見せてくれたと思います。 4年続けて船橋開催最初の重賞レースを勝たせていただいたのですが、オーナーのおかげですし、天国の親父(川島正行調教師)に届いているといいなと思います。

今日は寒い中、船橋競馬場に足を運んで下さったファンの皆様ありがとうございます。今日勝たせていただいたのも、オーナーをはじめ、先生、毎日世話をしている厩務員さん、応援して下さるファンの皆さんのおかげです。そして何よりも一番頑張ったナイキマドリードを皆さんで称えてあげて下さい。本当に今日はありがとうございました」

ナイキマドリード
(牡9、船橋・川島一厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:スイートテイスト
母父:Salt Lake
通算成績:54戦17勝
重賞勝ち鞍:
12~15年船橋記念(S3)
14年習志野きらっとスプリント(S3)
11~12年ゴールドカップ(S3)
11年さきたま杯(Jpn3)
10年オーバルスプリント(S3)

ナイキマドリード

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