【中山牝馬S】重賞連勝狙うケイアイエレガントら17頭が登録

3月15日(日)、2回中山6日目に行われる第33回中山牝馬S(G3)(4歳上牝 国際 指定 ハンデ 芝1800m)の特別登録馬17頭が発表された。

前走の京都牝馬Sで逃げ切り勝ちを収めたケイアイエレガントが中心になる。前走までの前3戦ではハナを主張しきれずに2番手に控える競馬をしてきたが結果は出ず。しかし、ハナを取り切った前走は本来の力を発揮し、重賞2勝目を挙げた。今回も主導権をと握れるかが勝利へのカギとなる。昨年の同レースで2着しているように舞台も悪くない。重賞2連勝は十分に射程圏内だ。

愛知杯3着からの参戦となるスイートサルサは重賞初制覇を狙う。重馬場となった前走は後方からの競馬でメンバー2番目の上がりを見せ、3着に食い込んだ。2013年のフェアリーS以降、使われてきたコースは全て左回りと約2年振りの右回り克服が勝利への絶対条件。課題を乗り越え初タイトル奪取なるか。

アイスフォーリスは悲願の重賞制覇を目指す。クラブ規定により、3月での引退が決まっており、今回が最後のレースとなる。前走の中山金杯で強豪牡馬を相手に5着しているように力の衰えは見られない。引退レースに自ら華を添え、今後の繁殖生活に箔を付けたいところだ。

昨年のオークス3着馬・バウンスシャッセが苦しんでいる。オークス以降の4戦は一度も掲示板に入れず、苦汁をなめてきた。今年初戦となる今回のレースは仕切り直しの一戦。中山コースはフラワーCを制しているように得意舞台。ここで復活を遂げ、牝馬路線で存在感を示したい。

他にも重賞で2着2回の実績があるマイネグレヴィルやフェアリーSでの勝ち鞍があるオメガハートロック、昨年の牝馬三冠路線で結果を残してきたブランネージュといった4歳勢、牝馬同士なら力を示しているシャトーブランシュ、芝替わりは課題もダートでは上位の力を持つソーミラキュラスといった5歳馬など、力量差のないメンバーが揃った。混戦の様相を呈しているが、ここを抜け出しヴィクトリアマイルに向けて弾みをつけるのはどの馬か。登録馬は以下の通り。

アイスフォーリス
ウイングドウィール
エバーブロッサム
オメガハートロック
グレイスフラワー
ケイアイエレガント
ケイティバローズ
サクラプレジール
シャトーブランシュ
スイートサルサ

ソーミラキュラス
バウンスシャッセ
パワースポット
ブランネージュ
フレイムコード
マイネグレヴィル
ミナレット

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。