トピックスTopics
【1回阪神】ハイエストシルバー…小平奈由木の注目新馬レポート
2015/3/10(火)
ハイエストシルバー(牡3、栗東・岡田厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:ハイエストホワイト
母父:アグネスタキオン
2年連続で年度代表馬に選出されたシンボリクリスエスの産駒。昨年もリーディングサイアー争いで4位に食い込んでいる。サクセスブロッケン(フェブラリーSなどG1級を3勝)、ストロングリターン(安田記念)、アルフレード(朝日杯FS)らに続き、最高傑作となるエピファネイア(菊花賞、ジャパンC)が登場。この世代も優秀な繁殖を集めているだけに、新たなスターの誕生が楽しみでならない。
母ハイエストホワイト(その父アグネスタキオン)は1勝のみに終わったが、その兄姉にブラックカフェ(6勝)、マドモアゼルドパリ(6勝)、全妹にもハシッテホシーノ(3勝、フローラSを3着)がいる。祖母がG1・オークトゥリーターフチャンピオンシップSを制したアドマイス。現1勝のヴァルコイネンは同馬の半兄にあたる。社台サラブレッドクラブの募集総額は2000万円だった。
外傷や骨瘤などのトラブルを乗り越え、秋口には社台ファームでの乗り込みも軌道に乗る。12月24日、栗東に入厩。3回目の受験となった2月4日のゲート試験に合格すると、いったんグリーンウッド・トレーニングで心身を整え直す。2月19日の帰厩後はコンスタントにタイムをマーク。先週の坂路では余裕残しで53秒5、ラストも12秒2と、上々の動きを披露した。いきなりエンジン全開となろう。
3月14日(土)、阪神のダート1800mでデビュー。秋山真一郎騎手が手綱を取る。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/12/24(水) 【名古屋大賞典】笑顔満点!アビーリングルックが尾張の地で重賞初制覇
- 2025/12/24(水) 【中山大障害】走るたびに成長を続けるフェーレンベルク、タフな大障害へ挑む!
- 2025/12/24(水) 【中山大障害】無尽蔵なスタミナ誇るエコロデュエルが大一番で全てを出し切る!
- 2025/12/22(月) 【2歳馬情報】牝馬クラシック2冠馬を母に持つ良血馬などがデビュー!
- 2025/12/21(日) 【有馬記念】出走馬格付けバトル!国民的ビッグレースで頂点に立つのは!?
- 2025/12/21(日) 【朝日杯FS】前走の悔しさを晴らす!カヴァレリッツォが2歳王者に輝く!
- 2025/12/21(日) 【有馬記念】出走想定最新版!2025年ラストを飾るのはどの人馬か!
- 2025/12/21(日) 【朝日杯FS】日米ダートG1制覇!今もっとも熱い“覚醒の男”に「ドル箱」データ!





