有終の美ならず悔しい2着 アイスフォーリス「まだまだやれるが」

●3月15日(日) 2回中山6日目11R 第33回 中山牝馬ステークス(G3)(芝1800m)

2着 アイスフォーリス(三浦騎手)
「勝ったと思ったよ。道中は馬場の良いところを選んで、リズム良くレースを進められた。いい手応えだったし、直線できれいに前も開いたのに。悔しいね」

(相沢郁調教師)
「仕方ないですね。直線で前が開き、これなら勝てると思ったのですが。まだまだやれますが、これで繁殖に上がります。2歳の夏から本当によくがんばってくれました。子供に期待したいですね」

3着 パワースポット(大野騎手)
「外枠でしたが、折り合え、スムーズな競馬ができました。馬群を縫うかたちが合っていますが、伸びるところへ持ち出しました。ただ、3コーナーで振られましたからね。ロスが大きかった。馬はすごく良くなっていますよ」

4着 ケイティバローズ(武士沢騎手)
「終い勝負にかけました。勝ち馬の後ろで脚をためられ、よく伸びています」

5着 シャトーブランシュ(戸崎騎手)
「乗りやすい馬ですよ。でも、3コーナーでふわっとしたのが悔やまれます。直線は伸びているのですが」

6着 グレイスフラワー(柴田善騎手)
「休み明けとしてはいい競馬。これから力を付けてくる」

7着 エバーブロッサム(石橋脩騎手)
「返し馬のフットワークが良化していました。だいぶ走る気が戻ってきましたね。前走は押して前へ行きましたが、自分のペースでためて進めることができました。早めに仕掛けたほうがいいタイプですので、最後は苦しくなりましたが、復調気配を感じます」

8着 オメガハートロック(丸田騎手)
「ゲートの出も良化し、ゆったり追走できました。差のないところまで伸びています。これから良くなると思いますよ」

9着 マイネグレヴィル(柴田大騎手)
「天気予報どおりなら。雨が降って、力の要る馬場になってほしかった。でも、いい競馬はできていますし、よくがんばっていますよ」

10着 ブランネージュ(藤岡佑騎手)
「スタートも良く、自分のペースを守って追走。ただ、ちょっと気持ちが入りすぎていました。勝負どころでの手応えがひと息だったし、直線も伸びませんでしたね。久々の影響でしょう」

11着 ミナレット(石川騎手)
「厳しい競馬になりました。坂を上るあたりまでがんばって食い下がりましたし、もっと楽に逃げられたら、この相手でもやれると思います」

14着 サクラプレジール(尾関知人調教師)
「新馬、フラワーCを連勝したころの状態が戻らず、ジョッキーも硬さを感じたとのことで、思い切った競馬を選択したようです。この流れでは仕方ないですね」

アイスフォーリス

悲願のタイトルには手が届かなかったが、最後まで高いパフォーマンスをみせたアイスフォーリス