【府中牝馬S】3度目の正直となるか スイートサルサ

14日、土曜東京11レース・府中牝馬S(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、新潟記念8着のスイートサルサ(牝5、美浦・菊川厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.0-52.4-38.4-12.8秒をマークした。

【菊川正達調教師のコメント】
「前走も走れる状態でしたが、前残りで展開が向きませんでした。最終追い切りは、単走で馬なりでサラッとやりました。レースを使って型通りに良化していますし、このレースを秋の一番の目標と考えて調整してきて、万全の態勢で向かえます。

年を重ねるごとに馬が精神的に大人になってきて、ガマンが出来るようになってきました。福島で重賞を勝っていますが、今回の東京1800はベストの条件だと思っています。このレースには3年連続での出走となりますし、3度目の正直で良い結果を出せればと思っています」

スイートサルサ

▲万全の態勢で3度目の挑戦を迎えるスイートサルサ(写真は14日撮影)



前走、朱鷺S9着のミナレット(牝5、美浦・大和田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.3-52.3-38.3-13.1秒をマークした。

【大和田成調教師のコメント】
「今回は、若干急仕上げ気味なところはあるかもしれません。東京の1800は少し長いかもしれませんが、先行して力を発揮するタイプですし、好位で折り合いを上手くつけて進めたいですね。ゲートが課題なので、スタートを五分に切れるかどうかだと思います」

ミナレット

▲再び波乱を巻き起こすかミナレット(写真は14日撮影)



前走、マーメイドS3着のパワースポット(牝7、美浦・菊沢厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F55.4-40.4-25.7-12.7秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「日曜日に併せ馬で稽古をしたので、水曜はサラッと整える程度の内容でした。夏場は使わず、ここを目標に調整してきました。体つきも良いですし、馬は元気一杯です。レースの形が決まっているタイプですし、あとは展開がハマるかどうかでしょう」

パワースポット

▲ここを目標に好仕上がりのパワースポット(写真は14日撮影)


前走、洛陽S8着のゴールデンナンバー(牝6、美浦・萩原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.3-39.0-12.4秒をマークした。

【萩原清調教師のコメント】
「追い切りの時計は予定通りでした。転厩初戦で以前との比較は出来ませんが、馬体はまずまずの状態です。1800がどうかですけど、良い状態で出走できそうですし先に繋がる競馬をしてもらいたいと思っています」